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脳血管性認知症とは

脳血管性認知症とは

認知症の中でも患者が多く、「三大認知症」の1つである脳血管性認知症について解説します。

原因と進行

脳の血管障害が原因となり、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など、脳の血管の病気によって引き起こされます。

この脳梗塞や脳出血、くも膜下出血は重大な病気です。しかし、それらによって脳の血管が詰まったり、出血したりすると、脳の細胞に酸素が行き渡らなくなります。すると脳の神経細胞が死んでしまい、認知症を発症するのです。

脳血管性認知症は、女性より男性の方が多く見られます。徐々に進行する認知症とは異なり、よくなったり悪くなったりといった状態を繰り返しながら進行するものです。

また、脳の血管の病気が引き金となる場合が多いことから、脳梗塞が起きる度に症状が悪化していくこともあります。

脳血管性認知症の症状と特徴

症状1. まだら認知症を発症しやすい

脳血管性認知症の特徴として、まだら認知症になりやすいことが挙げられます。脳梗塞や出血などによって細胞が壊れてしまえば、その部位は機能が低下するでしょう。しかし正常に働いている細胞はまったく問題なく、判断力の低下も見られません。
>>まだら認知症とは

症状2. 意欲の高低が交互に現れることも特徴的

また、ボーッとしていて意欲のわかない状態と、はっきりとして行動できているときがあります。このような症状が1日の中で交互に現れるため、「介護している家族が分かってやれていないだけだ」などと勘ぐられてしまうこともあるようです。

症状3. 感情のコントロールが出来なくなる

脳血管性認知症を発症すると感情がコントロールできず、すぐに泣いたり怒ったりするようになります。中には悲しくなくても泣いてしまったり、機嫌が良さそうだと思って声をかけると急に怒り出したり、あるいは感情失禁が起こりやすくなるケースもあるでしょう。また、うつ傾向になって、能面のような表情になってしまうこともあります。
>>認知症の症状 “怒り”と“激昂”-原因と対策4つ

症状4. 上下左右の感覚がなくなったり、言葉が出なくなる

さらに脳血管障害による症状が現れます。服の前後や上下を認識できなくなったり、言葉がなかなか出てこなくなったりするといった具合です。お箸や歯ブラシの使い方が分からなくなってしまうこともあるでしょう。
>>認知症の「失行」とは 症状と対処法

脳血管性認知症への対応方法

周囲の理解が重要

脳血管性認知症を発症すると、初期段階では自分が認知症だと気づいている場合があります。このとき、突然できないことが増えても本人にはどうしようもなく、周囲が理解して対応することが大切です。

急にできたり、できなくなることがあるので、十分に理解を

朝やったらできたのに、午後にはできなくなっていた-。

脳血管性認知症では、こうしたことがよくあります。介護者は「本当は分かっているのに、甘えているのではないか」などと思いがちですが、脳血管性認知症は脳の血流の状態によって、できるときとできないときがあるのです。その点を十分に理解し、介助するようにしてください。

脳血管性認知症の予防と改善策

脳疾患にならないよう、生活習慣に気をつける

脳血管性認知症の予防策としては、まず脳梗塞などの疾患にならないようにすること。脳梗塞や脳出血などは生活習慣病が原因とされるものが多く、生活習慣を見直すことが必要です。高血圧や糖尿病などの気になる結果がある人は、特に注意して脳梗塞などを引き起こさないようにしましょう。
>>認知症を予防する7つの生活習慣

リハビリで脳を活性化させ、症状の進行を緩やかに

もし脳血管性認知症を発症してしまったらリハビリによって脳を活性化させます。これにより、症状の進行を緩やかにできるでしょう。各個人に合ったリハビリを行い、楽しむことが大切です。この「楽しむ」ということで、脳の活性化へと繋がっていきます。
>>認知症と脳のトレーニング