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介護保険制度とは

介護保険制度

介護保険とは何か

介護保険とは、介護が必要な高齢者の治療や介護などにかかる費用を社会全体で支援する保険制度のことです。市区町村が保険者となって運営を行い、40歳以上の人が加入者、つまり被保険者となっています。

介護保険制度の成り立ち

日本で介護保険制度が誕生したのは2000年4月1日。以前からあった社会福祉制度では、高齢者介護を配偶者や家族だけで支えきれない状況が危惧されていました。

そこで、社会全体で支えていこうという考えのもと、抜本的な改革に向けて議論が始まったのです。制度導入にあたっては、1995年から介護保険制度を導入していたドイツをモデルにしたといわれています。

ただし、新しい保険料の負担について世論の反発を考慮し、半年間は徴収を行いませんでした。10月からようやく半額を徴収し始め、2001年10月になって全額徴収が開始。これは制度の維持のため、3年ごとに見直しされています。

介護保険サービスはどのようにして利用するか

介護保険サービスを利用できるのは、65歳以上の方もしくは、40~64歳までで加齢が原因と思われる「特定疾病(16種類)」の方です。また、市区町村の窓口や地域包括センターに申請をして、介護が必要だという認定「要支援・要介護認定」を受ける必要があります。
>>要介護認定、認定調査の手続きと流れ
>>要介護・要支援とは – 要介護1~5、要支援1・2の違い

要支援・要介護認定をうけると、ケアマネジャーがケアプランを作成し、ようやく介護保険を利用したさまざまな介護サービスを受けることが可能となります。
>>ケアプランとは

介護保険で受けられるサービス

介護保険サービスは、ケアプランに基づき、自己負担額1割(一定の収入以上だと2割)で利用できます。

介護保険が適用されるサービスには、大きく分けて以下の6つがあります。
>>介護保険制度で受けることが出来る介護サービス

  • 自宅で受けるサービス
  • 通所により受けるサービス
  • 短期入所により受けるサービス
  • 施設入居により受けるサービス
  • 介護用具の購入補助や貸与
  • ケアマネジメント

ケアプランの作成など、ケアマネジャーによるケアマネジメントも介護保険の対象ですが、自己負担なく無料で受けることが可能です。
>>居宅介護支援(ケアマネジメント)とは 特徴と活用方法
>>ケアマネジャー(介護支援専門員)とは

介護保険で利用できる1ヵ月の上限額(支給限度額)は決まっており、それは認定された要支援・要介護度、そして地域によって異なります。
>>介護保険の負担割合と負担限度額

介護保険料を負担しているのは誰?被保険者は?

介護保険料を負担しているのは、40歳以上の国民です。そして被保険者は、第1号被保険者と第2号被保険者に分かれます。

第1号被保険者

第1号被保険者は、65歳以上の人すべてです。

保険料は多段階設定となっており、年金から天引きされることがほとんどとなります。金額は各市町村によって異なりますが、収入が低く、生活が著しく困難な場合は減免されることもあります。原因を問わず、寝たきりや認知症など介護支援が必要と認定されれば、サービスを受けることが可能です。

第2号被保険者

これに対して第2号被保険者は、40歳以上65歳未満の医療保険加入者です。

特定疾病が原因で介護支援が必要と認定された場合に、サービスを利用できます。特定疾病とは、初老期における認知症や脳血管疾患、末期がんなど、老化が原因とされる病気のこと。現在のところ、16種類の病気が指定されています。

それぞれの介護保険料の徴収方法や算定方法などは下記を参考にしてください。
>>介護保険制度で徴収される介護保険料