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床ずれ防止 マットのレンタルと購入の費用は?

購入?レンタル?床ずれ防止マット

床ずれ防止マットの必要性

長時間動かない寝たきりの人は、体の同じ位置が圧迫され血行不良となり、床ずれができやすくなります。この床ずれとは皮膚にできるただれや水ぶくれなどの症状で、潰瘍にまで悪化して、時には手術が必要になることも。

床ずれは、なってしまうと治るのに長い時間がかかります。ですので作らないことが肝心で、まめに体の位置を動かす、ずらすといったケアを介護をする人が考えてあげるべき。防止のため、床ずれ防止マットも役立てましょう。

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引用元:kaigo-takuhai.com

床ずれの防止には肌の保湿も重要なので、赤みを帯びている皮膚の箇所があったら保湿剤を塗ったり、炎症を抑える塗り薬を塗布してあげたいもの。フィルム状の傷口を覆うシートを患部に貼るのも、肌の保護に役立ちます。

床ずれ防止マットはどうして床ずれを防止できるの?

床ずれ防止マットを使用するメリットは、体の一点に圧力がかかることを防ぐことです。マットの広い面で支えたり、パッドが膨らんだり縮んだりすることにより、体があたる場所を変えるという仕組みで床ずれを防止します。

とはいえそれだけでは防止しきれない面もあるので、やはり体の向きを変えてあげることも必要です。自分で寝返りがうてない人は特に床ずれの危険性が高まるので、兆候がないか常にチェックしてあげましょう。

介護保険なしでのレンタルと購入の価格はどのぐらい?

ところで床ずれ防止マットの価格は、どのぐらいするものなのでしょうか。介護保険を使わないで購入するとなると、機能が高いものでは10万円前後の予算を見ておいた方が良さそうです。

ではレンタルの場合はどうかというと、介護保険を使わない場合5~7千円程度をみておけば良いでしょう。介護保険を使わないとレンタル料金はかなり高くなるので、その場合は購入を視野に入れても良いかもしれません。

床ずれ防止マット利用に介護保険は使えるの?

介護保険で床ずれ防止マットをレンタル、購入するには

床ずれ防止マットを導入するにあたり、できれば介護保険を利用してリーズナブルに使いたいもの。介護保険の利用は可能ですが、購入は出来ず基本的にレンタルのみとなります。

これは床ずれ防止マットが介護保険での購入対象になっていないためで、購入するとなると全額自己負担となります。しかし合わなかった場合に交換することを考えると、まずはレンタルで導入してみるのが良さそうです。

また、介護保険の利用とは別に、自治体の助成制度を利用できることがあります。これは自治体によって制度が異なり、対象となる福祉用具の種類も異なるので、お住まいの自治体にお問い合わせを。

介護保険を使うなら、認定の条件はどの程度から?

介護保険を利用して床ずれ防止マットを使う場合、介護認定には要介護2以上という条件があります。つまり要支援1・2と要介護1の人は、レンタルは実費負担となるわけです。

ただしこの条件にあてはまらなくても、日常的に自力で寝返りがうてないと判断された場合、例外的に介護保険の利用が認められることもあります。給付が考えられる状態であれば、ケアマネージャーに相談してみて下さい。

レンタルと購入、どちらが良いの?

床ずれ防止マットはレンタルと購入どちらが良いのでしょうか。汚れることも多い上に、大きなものなので家庭でのクリーニングが難しい用具です。となるとメンテナンスの点からは、レンタルの方が楽だと言えるでしょう。

しかも介護保険を利用できるのはレンタルのみですので、導入の際のハードルもレンタルの方が低くなります。初めて床ずれ防止マットを使うのであれば、具合を試せて交換も可能な、レンタルをお勧めします。

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使う前に知っておこう!床ずれ防止マットのあれこれ

床ずれ防止マットにはどんな種類があるの?

床ずれ防止マットには、大きく分けて圧力切替型と体圧分散式の2種類があります。圧力切替型は空気の入ったパッドが複数内蔵されているもので、それが膨らんだり縮んだりして、体にあたる部分が変化するという仕組みです。

それにより体に圧がかかる部分も変わるので、自分で寝返りをうてない人に適しています。ただし床ずれ防止マット以外にエアポンプを設置することになるので、それを置くスペースがあるか部屋をチェックしておきましょう。

体圧分散式は広い面で体を支えるもので、自分で寝返りがうてる人に適しています。素材は空気を入れるもの、ジェル状のもの、低反発ウレタンフォームなど様々なタイプがあるので、使用する人にあった素材を選びましょう。

種類によって異なる床ずれ防止マットの価格と注意点

介護保険利用による床ずれ防止マットのレンタル料金は、種類により異なります。例えば圧力切替型だと800円程度からレンタルが可能。体圧分散式だと500円程度からあり、高くても1千円程度で済む点はうれしいですね。

それぞれの方式には、注意すべき点もあります。例えば、圧力切替型は空気が十分入っていないと使う人の体が沈み、骨がベッドにあたってそこが炎症を起こす「底づき」状態になり、かえって床ずれを誘発してしまいます。

空気を入れ過ぎても体が動きにくくなるので、適切な圧力を絶えずチェックしましょう。介護する人がマットの下に手を入れ、腰など圧力がかかりやすい部分で指が2.5cm程度曲がるかどうか、確認すると良いでしょう。

体圧分散式の注意点は、ジェル状だとずれやすく、低反発ウレタンフォームだと使っているうちにへたりが出てくる点です。経年劣化が起こっていないか、チェックを怠らないようにしたいものです。

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引用元:oasis-shop.net

床ずれ防止マットはどこで実物を見られるの?

床ずれ防止マットを使う前に、種類による使用感を確認するためにも実物を見てみたいという人も多いかと思います。商品を見るには、メーカーのショールームを訪れる方法がありますが、大都市でないと店舗がないことも。

あとは近間にある、介護器具をレンタルしている業者の事務所や店舗で見せてもらうという方法があります。この方が実際レンタルが可能な種類を見ることができるので、現実的だと言えるでしょう。

こうしたレンタル業者の紹介は、ケアマネージャーを通して依頼します。床ずれ防止マットの利用を考えているなら、迅速な手配のために早めに介護認定を受けておくべき。お近くの居宅介護支援事業所に、ぜひ問い合わせを。

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【この記事の監修者】

中村 静江(なかむら しずえ) /訪問看護ステーションとんぼ