デイサービスとは
デイサービスはお年寄りを昼間の時間に預かり、入浴・体調管理・食事・レクリエーションなどのサービスを提供する施設です。
人と会うことが減ってしまったお年寄りの孤独感を解消したり、機能訓練で体力や認知力の維持や向上をはかり、自立した日常生活を送れるような支援をしてくれます。 また、介護者さんにとっては、日中デイサービスに預けている時間、介護から離れることができ、介護負担の軽減もできるというメリットもあります。 最近では、施設独自のサービスを打ち出す事業所も増えていて、利用時間を午前中のみ数時間とし、その時間帯はリハビリに特化したサービスを提供する事業所や、夕方以降も延長で預かってくれるなど、多様なサービスを展開する事業所も増えています。 ＞＞参考記事：デイサービスのレクもここまできた！カジノや農作業、ワインを飲む“男の社交場”などユニークな介護施設
デイサービスには送迎サービスがあり、車いすの方や車高をまたぐのが難しい方でも、車椅子の方は、車椅子に乗ったまま車に乗れますし、足腰が不自由で1人では座席まであがることが難しい方でも、足を乗せるステップが足元まで下がるなど、安心して乗れる車でスタッフの方が送り迎えしてくれます。
デイサービスの送迎サービスとは？
送迎の車には、運転手さんのほかに介護職員の方も同乗していることがあります。介護のプロが送迎に付き添うと、こんなメリットがあります。
・デイサービスに行きたがらないお年寄りの誘導が上手い ・より安全な乗り降りの介助ができる ・車内の様子やご家族からの情報を職員で共有しやすい
同乗しているだけではなく、運転しているのも介護職員の方という場合もあります。
外出時の着替えから頼むことも可能
デイサービスは、ドアトゥドアのサービスでしたが、今年度の介護報酬改定を受けて、送迎時に
・着替え ・ベッドから車いすへの移乗 ・戸締り
などを“30分以内”でお願いすることができるようになりました。この時間は、サービス提供時間に含まれます。
サービスの提供条件とは
また、こういった居宅内介助ができるのは介護福祉士や介護職員初任者検定修了者などの資格保有者のほか、また同施設で3年以上勤務している人に限られます。
デイサービスの送り出しの際に、トイレのお世話や着替えの準備などでヘルパーさんをお願いしていた方にはうれしい変更ですよね。残念ながら介護職員不足などの理由で対応しきれていない現状もあるようです。
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