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一周忌・年忌法要とは

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1年に1度やってくる、故人が亡くなった日にちを「祥月命日」と呼びます。最初にやってくる祥月命日に「一周忌」を行い、その後、三回忌、七回忌、十三回忌……と、三と七の付く年の祥月命日に行う法要を、「年忌法要」と呼びます。

亡くなった年も入れて数えるので、亡くなった翌年は一周忌ですが、翌々年に三回忌を行います。

施主は三回忌まで喪服を

四十九日までを忌中、一周忌までを喪中と考え、一周忌をもって喪が明けると考えることが多いです。

宗派や地方によって風習は変わりますが、七回忌から法事の規模は小さくなります。参列者は一周忌までは正式な喪服を着用し、以降はだんだんと略式になっていきます。

ただし、施主は参列者よりも軽い服装にならないように、三回忌までは正式な喪服を着用しておくことをお勧めします。

一周忌や年忌法要の日付の決め方

故人の祥月命日当日またはその前の週末など、遺族や僧侶の都合に合わせて一周忌や年忌法要を行います。祥月命日を超えてはいけません。

例えば2020年2月15日に亡くなった方は、
一周忌 :2021年2月15日まで
三回忌 :2022年2月15日まで
七回忌 :2026年2月15日まで
十三回忌:2032年2月15日まで
に行います。

告別式は友引を避ける慣習がありますが、大安・仏滅・友引といった六曜は、本来仏教とは関係がないため、気にする必要はありません。ただし、親族などに気にする人がいる場合は、避けた方が無難です。

もし重なってしまったら

故人の一周忌とほかの故人の十三回忌など、同じ年に法要が重なってしまったら、三回忌まではひとりずつ法要を行います。

七回忌以降は一緒に法要を行っても問題ありません。その場合日付は、後に亡くなった方の命日に合わせます。

一周忌や年忌法要の準備

日程・会場を決める

親族や僧侶と相談し、日程を決めます。規模の大きな一周忌や三回忌に関しては、2ヵ月ほど前から相談しておくといいでしょう。

法要は自宅またはお寺で、会食は自宅または料理屋で行うのが一般的です。ある程度の年忌法要からは僧侶に墓前で読経していただく形で法要を済ませ、会食会場に移動することもあります。

案内状を送る

日程や会場を決めたら案内状を送ります。身内だけで済ませる場合には、電話でも構いません。

会食、引き出物の手配

引き出物+会食=1万円を目安に手配します。僧侶に会食に参加いただけるかどうかも確認しておきましょう

卒塔婆の手配

卒塔婆を新しくする場合には、卒塔婆をお寺に依頼します。新しくするべきかどうか迷ったら、僧侶に相談して聞くといいでしょう。

納骨・納骨式や開眼法要の手配

納骨や納骨式、お墓や仏壇に魂を入れる開眼法要を一周忌や三回忌に併せて行うことも多いです。

>>納骨と納骨式とは

年忌法要の当日の流れ

当日の流れは以下の通りです。

1.開始のあいさつ
施主が簡単に挨拶をします

2.読経、法話
読経をしてもらい、参列者が焼香を行います。その後、僧侶の法話が続きます。必要なら仏壇の開眼法要を行います

3.お墓へ移動
必要に応じてお墓の開眼法要、納骨式を行います。お墓への移動は省略されることもあります

4.会食
開始と終了時には、施主が簡単にあいさつをします

5.お帰りの際には参列者に引き出物を、僧侶にお布施を渡します

僧侶のお布施について

一周忌や年忌法要のお布施は、一般的に初七日や四十九日と同じ金額です。目安としては葬儀のお布施の1割程度となります。別途「お車代」、会食を辞退された場合は「御膳料」を包みます。

納骨式や開眼法要を行った場合には、一周忌や年忌法要とは別にお布施を準備します。開眼法要は慶事なので、紅白水引ののし袋にお布施を入れて、分けて渡すのが一般的です。

弔い上げとは

地域や菩提寺によって変わりますが、一般的に三十三回忌を終えると、故人の霊は極楽往生できると言われています。以降は先祖の霊として扱われ、仏壇の位牌からその方の戒名のものを片付けます。

弔い上げの慣習は宗派や地方などによって様々ですが、弔い上げの法要を慶事ととらえ、盛大に行うこともあります。

また、遺族の高齢化などを理由に、十七回忌などの区切りで弔い上げとする場合もあります。

永代供養とは

弔い上げのタイミングで、お寺に永代供養をお願いすることが多いです。永代供養とは、お寺が命日やお盆、お彼岸などに永久に供養してくれることです。依頼した場合には永代供養料を納めるようになります。

納骨堂などでは、三十三回忌や五十回忌を区切りに永代供養に移ると、契約時から決まっていることがあります。