第2回:介護する側・される側にも負担となるニオイ[PR]

介護におけるニオイ問題については介護する側の負担だけがフォーカスされがちですが、実は介護される側にとっても大きな心の負担になっていることがあります。双方のQOL低下につながるニオイ問題はどのように対処すべきなのでしょうか。ニオイの原因や対処法について解説します。

介護する側、される側にも負担となる「ニオイ問題」

在宅介護における問題の中でも、介護者の強いストレスになりがちなのがニオイ問題です。介護される側は毎日入浴することが難しい、排せつに失敗することがある、といったことから、在宅介護をしている家庭では、尿臭や体臭などが家の中にこもりやすくなります。

介護する側にとっては、自身も寝たり食事をしたりする生活空間に悪臭が充満するのは辛いものです。しかし、相手の気持ちを考えると「臭い」という顔をあからさまにすることもできず、ストレスと精神的負担だけが溜まっていきます。

一方、介護される側もニオイによって辛い思いをしていることがあります。介護される側の中には自身のニオイが介護をしてくれる家族に負担をかけていると自覚している方もいます。迷惑をかけたくないという気持ちから排せつの失敗をおそれて排せつに消極的になり、その結果寝たきりになってしまうことも。

介護におけるニオイは、介護する側・介護される側ともにQOL(生活の質)の低下につながる深刻な問題と言えるのです。

介護する側、される側にも負担となる「ニオイ問題」


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ニオイへの対策ポイント

家の中のニオイの対策ポイントは大きくふたつ。「ニオイの発生を抑えること」と「発生したニオイを取り除くこと」です。

ニオイの発生を抑える

ニオイは一度発生すると解消に時間がかかる場合もあります。そのため、ニオイの発生を抑えることはニオイ対策の基本となります。介護される側は寝ている間やトイレに行ったときに排せつに失敗することもあり、この場合はトイレや寝室は尿臭が発生しやすい場所となります。しみついた尿は、時間がたつとニオイが強くなるため、尿臭の発生を防ぐには尿がついたトイレや床はこまめに拭き掃除をし、寝具や衣類も早めに洗濯することが大切です。

発生したニオイを取り除く

発生してしまったニオイに対しての対処も重要です。ニオイがこもっているな、と感じたら窓を開けるなどして空気の入れ替えを行いましょう。換気扇を常時回しておくのも有効です。

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介護現場で問題となるニオイの正体

介護でのニオイ問題の中でも特に深刻なものの一つが尿臭です。床や寝具に飛び散った尿をそのまましておくと、バクテリアなどが増殖して、介護現場で問題となる「しみつき尿臭」となり、そうなってしまうと、なかなか取り除くことができなくなります。

介護のニオイ問題における消臭剤の有効性

発生したニオイの除去方法として、消臭剤も多く使われています。冬場など寒くて空気の入れ替えが難しいときや、窓や換気扇がない部屋のニオイ除去に消臭剤は便利です。一方で、消臭剤の効果に満足していない方も多いようです。

一般的な消臭剤では効果が感じられないという場合には、介護専用の消臭剤を試してみるのもおすすめです。

[関連リンク]
安心介護 ニオイ特集はこちら 

第1回:在宅介護の困りごと、ニオイが介護にもたらす影響
第2回:介護する側・される側にも負担となるニオイ
第3回:ニオイを解決して、日々の介護を前向きに変えよう
第4回:介護空間を消臭するために生まれた「エールズ」実際に使ってみた
第5回:ニオイに悩む介護家族が介護用消臭剤を試した結果
第6回:介護のプロが介護用消臭剤の実力を現場で実感
第7回:使用済みおむつの後始末にエールズ ニオイとり紙使ってみた

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