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橋中今日子さんが本を出版。「がんばらない介護」のための36のコツ

公開日: : 最終更新日:2017/03/28 イベント・セミナー

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21年間、認知症の祖母や重度身体障害のある母親、知的障害の弟をシングル介護してきた、介護者メンタルケア協会の橋中今日子さんが「がんばらない介護」(ダイヤモンド社)という本を出版されました。

「がんばらない介護」とは

本ではがんばらない介護を実現するための36のコツが紹介されています。本のタイトルにもなっている「がんばらない介護」とは、いったいどんなものなのでしょうか。

介護保険制度やサービスをうまく利用する

まず紹介されているのが、介護保険制度や地域包括支援センター、身近な団体を利用して介護の負担を軽くするコツです。

単なる制度やサービスの紹介ではなく、ケアマネジャーとの付き合い方、救急車を呼ぶ判断基準、施設利用についての考え方や介護される側とのコミュニケーションなど、家族の介護をしている人に役立つ内容です。

介護と仕事、自分の人生を両立させる

介護休暇や介護休業など、介護と仕事を両立している人を支援する制度についてや、どのタイミングで休みをとればいいのか、会社での孤立を防ぐための心得などが書かれています。

ご自身も介護と仕事を両立していた橋中さんですが、上司や同僚からすぐに後押しを得られたわけではありませんでした。それを「どうせわかってもらえない」とあきらめるのではなく、「どうしたら伝わるのか」「人間関係が修復できるのか」と考えたのだそうです。そんな経験が活かされた内容です。

介護者がつぶれないように家族とつきあう

家族間のトラブルは、安心介護内でも多くの方が相談を投げかけているトピックです。

「家族が介護を手伝ってくれない」「介護にかかわる経済的負担について」というもののほか、「関係が良くない親を介護している」というものなど、家族間のトラブルは幅が広く、そして一人一人の背景が違うため、難しい問題です。

「関係が良くない親なら、愛ある介護じゃなくていい」「嫁には婚姻関係終了届という奥の手がある」「介護と育児のダブルケアになったら、自分の家族を優先する」など、なかなか語られることのないコツがずらりと並びます。

介護について自分自身の考えに自信がないとき、こんなことを考えてはいけないのではないかと自分を責めてしまうときに、読んで心が軽くなる内容だと感じられました。

また、暴言の対処法や世帯分離などについてや、介護うつにならないための息抜きのコツ、介護と恋愛、進学など、自分の幸せとの両立についての考え方なども紹介されています。

橋中さんが本を通して伝えたかったこと

橋中さんに、本に込めた思いを伺いました。

「もう一人でがんばらなくていいですよ」

自分自身、一人で頑張ってしまった経験があるからこそ、
「大丈夫。もう一人で頑張らなくていいんですよ」
このメッセージを伝えたいと思っています。

また、こんな方に本を手にとってもらいたいそうです。
・まだ介護をしていないけれど、漠然とした不安を感じている方
・「相談できない」「誰も助けてくれない」と苦しい気持ちでいらっしゃる家族介護者の方々
・老老介護を見守っている娘さん、息子さん
・企業で、仕事と介護の両立をサポートする管理職、人事、総務の方
・「どうして相談してくれないんだろう?」と感じていたり、介護虐待や殺人、心中事件を予防したいケアマネジャー、地域包括支援センター、医療、介護の専門職の方

読者の感想

本を読んだ読者の感想をシェアしていただきました。

▼ワークライフバランスの研修を提供する企業の講師の方から

「今までありそうでなかった本。家族や職場チームでこの本を共有して読めば、介護の話をしやすくなったり、今まで言えなかったことが相談出来るようになりそう!と感じました」

▼介護未経験の女性から

各章のポイントが、介護中の多くの方の相談に乗るなかで出てきた質問・疑問の台詞形式で始まっていて、とてもわかりやすくなっています。全体像をつかむために最初から読み進めてもいいですし、今自分が直面している課題について書かれたページを見つけてそこから読むこともできます。介護をする人の心のケアについてはもちろん、介護するときには避けて通れない様々な問題について、具体的なアドバイスが満載です。「親世帯とは別会計で」とか、亡くなった配偶者の親の介護問題に関する「姻族関係終了届」への言及など、知っておくと選択肢が広がることが数多く書かれていて、私自身、いざ介護する立場になったときのことをシミュレーションしながら読みました。これから両親にも読んでもらい、将来について話し合うきっかけにしたいと思っています。

▼両親を介護する女性から

もっと早くにこの本を読みたかった。どの事例も、自分にあてはまり、1ページごと涙が止まらなくなった。
介護の大変さはまだまだあるけれど、こうすればいいんだ!とわかって、心が軽くなりました

この本は橋中さんが、長年介護をしながら自分の人生をあきらめなかったからこそ、そして介護者メンタルケア協会の活動を通して、多くの相談を受けてきたからこそ、書けた本だと感じられました。

介護の入門書として、そして今感じている不安や心のコリを解消するために、手に取ってみてはいかがでしょうか。

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