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米疾病予防管理センターが2015年の死因トップ10を発表。アルツハイマー病が6位に

公開日: : 最終更新日:2017/01/26 アルツハイマー型認知症

段差アメリカ疾病予防管理センターは2016年12月、2015年の死亡率に関する分析を公表しました。それによると、アメリカ国内で死亡原因の74.2%を占める上位10の死因のうち、アルツハイマー病は第6位。また、死亡率の増加がもっとも高かったそうです。

アルツハイマー病はアメリカでの死因第6位

アメリカでの死因第6位となったアルツハイマー病。この順位は2014年から変わっていませんが、アルツハイマー病による死因は15.7%の増加で最も高くなりました。

▼アメリカの死因トップ10(2015年)
1位:心疾患
2位:悪性新生物
3位:気管支炎、ぜんそく、肺気腫などの慢性下気道疾患
4位:不慮の事故
5位:脳卒中
6位:アルツハイマー病
7位:糖尿病
8位:インフルエンザや肺炎
9位:腎疾患
10位:自殺

なぜ日本ではランク外なのか

厚生労働省の公表している人口動態統計を見てみると、日本の死因ランキングにはアルツハイマー病は入っていません。

日本では肺炎や心臓発作といった直接の死因が記録される傾向があるためだと考えられます。

認知症発症率は低下しているとのデータも

65歳以上のアメリカ人の認知症発症率が2000年には11.6%だったのに対して、2012年は8.8%と下がっていたことが、2016年11月21日付の米国医師会雑誌JAMAにて報告されました。

また、認知症と初診断された年齢も、2000年は平均80.7歳なのに対し、2012年は平均82.4歳と高くなっていたそうです。

認知症の発症率が下がっているという研究はほかにもあり、イギリスでも認知症の新規発症率が、20年間で20%低下したとの調査結果が報告されています。
>>20年間で認知症の発症率が低下-英調査【最新研究】

記録の判断の差か

アメリカ疾病予防管理センターのデータだけでは、なぜアルツハイマー病による死が増えたのかはわかりません。

ただし、アメリカでも日本と同じように直接的な死因が記録される傾向があり、アルツハイマー病による死はもっと多いのではないかとの指摘は以前からされていました。
>>アメリカでは死因第3位?-軽視される「アルツハイマー病による死」

従来なら直接的な死因が記録されていたところが、アルツハイマー病だと記録されることが増え、数字が高くなっているのかもしれません。

アルツハイマー病による死亡率の上昇については、NewsweekAOLなどのいくつかのメディアが取り上げており、目を引く結果だったのは間違いないようです。