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介護の記録をつけることの重要性

公開日: : 最終更新日:2017/01/26 その他


ある時、突然介護をする身になってから、特に誰に言われたわけでもないけれど、介護の記録をつけ始めていたという方が多いのではないでしょうか。介護がはじまると、ドクターや看護師、ケア・マネージャー、ソーシャルワーカーなどと話す機会が増えます。

その話しの中には、初めて聞くことや一度では記憶できないことも多いです。そのようなことを書き留めておいて後で調べたり、こちらから要介護者さんの状態を医療従事者に正確に伝えるために、できるだけ正確な介護の記録をつけておくと役立ちます。要点をまとめて伝えやすくなります。

その他にも、介護の記録をとっておくべき理由が多々あります。安心介護内「介護のQ&A」に回答してくださった方のコメントをご紹介しながら、介護の記録をつけることの重要性について述べます。

ヘルパーさんとの連携に介護の記録ノートは役立つ

ヘルパーさんとの精神的な連携に、メッセージを残すことがとても意味を持つという例です。

(一部抜粋)
要介護4で、受け答えがしっかりとなさっている方の介護は、ある意味、とても大変です。担当ヘルパー方とも連絡ノートなどで連携をとってみましょう(言葉はタダなので、ヘルパー宛に労いの言葉を書くだけでも、ヘルパーのモチベーションは違います)

(専門家踊る豚さんの回答)
介護のQ&A「介護4の義母の介護

ヘルパーさんとのコミニュケーションツールとして、「介護の記録」を記したノートを利用することも、お互いの信頼関係を築くのに役立つでしょう。へルパーさんは、自分が見ていない要介護者さんの普段の様子を理解できます。また、介護者さんの想いなども読み取りやすいでしょう。

そのノートに、ヘルパーさんへの簡単な労いの言葉を書いたり、ヘルパーさんにも何かあれば書いていただいたりすると、お互いの関係が向上するでしょう。ヘルパーさんの仕事は心身ともに重労働です。ほんのひとことが仕事の励みになるはずです。

介護の記録をつけることで介護者さんのストレス減少も期待できる

「祖母のわがままに家族がバラバラになりかけています。」という質問に対する「あっちゃんさん」の回答をご紹介します。

(一部抜粋)
まず最初にしたのは 介護の記録ノートを作りました。このノートに出来事を全て書くだけで不思議にストレスが減少しました。それからこの記録は後々いろんな所で驚くほど役に立ちました。だれにでも客観的に状況を眺められるのです。

(一般会員あっちゃんさんの回答)
介護のQ&A「祖母のわがままに家族がバラバラになりかけています。

この例は、介護の記録ノートに書くことがストレス解消になっただけでなく、後々とても役に立ったというところが大きなポイントです。

その介護の記録ノートを周囲の方全員が読めるようにしておけば、中にはしっかりと読んでくれる人もいたりします。それで、思わぬヘルプをしてもらえたりすることもあるのではないでしょうか。看護師さんやヘルパーさんの中にも、熱心に読んでくれる方もいます。

更に、介護の記録ノートのところどころに見え隠れする介護者さんの心労などをしっかりと読みとってくれる方もいるかもしれません。それで、意外な方がヘルプしてくれる可能性もあります。

介護というものは経験者でなければわからないこともありますので、そういう方からの意見は参考になるでしょう。

介護の記録に書いておくと役に立つこと

個人の介護の記録の仕方に決まったルールがあるわけではないですが、自分がやりやすいようなルールを最初に作っておきましょう。そのほうが、忙しい時にも書き込みやすいだけでなく、誰が読んでも理解しやすいからです。

記録の仕方のポイント

▼時刻・・・表記の仕方を統一する。「午後2時」と書いたり、「14:00」と書いたりしないように、0:00から始まる書き方で23:59までで記入するとわかりやすい

▼「です・ます」より「だ・である」。短くわかりやすくする。丁寧語を使う必要はない

▼時刻要介護者の様子を見ての想像や推測では正確に伝わりにくい。見たままの様子を記録する

▼時刻痛みや不快感などある時はその時刻、様子、脈拍、血圧、体温、血糖値など計測できるものは計測し、記録する

▼時刻食事中の様子も、主観よりも観察したままを書く。ただ「おいしそうに食べた」という書き方は主観的なので避ける。要介護者さんが気を使っておいしそうに食べているようにふるまっている可能性もある。特定の食材を食べている時の反応などを書いておくと、介護をする方がいつもと違う場合や、交代した場合などに役立つ

介護の記録が簡単にできるスマートフォンのアプリが便利

細かく丁寧に記録している介護の記録ノートはとても役立つでしょうけれど、介護者さんは忙しい時も多く、疲れている時もあれば、他にしなくてはいけないことがたくさんある時も多いでしょう。

美しい字で丁寧に、細かく、正確に介護の記録を書くのが負担になる時もあるでしょう。かといって、誰も読めないような文字で書いてしまっては、せっかくの介護の記録が落書き帳になってしまいかねません。

しかし、現在は介護の記録ができるスマートフォンのアプリも存在します。月々数百円程度で、とても使い勝手がよいものです。介護の記録もIT化してきているのです。遠くに離れている家族や情報をリアルタイムで情報を簡単に共有でき、とても便利です。そのようなアプリを使ってみるのもよいアイディアでしょう。

まとめ

わかってはいても、辛く感じることも多い介護。介護者さんには多くの負担が強いられ、混乱したりすることもあるでしょう。言わなければならないことを言い忘れたり、しなければならないことをし忘れたり、覚えなければいけないことを覚えられなかったりして、思わぬミスをしたり、不利な思いをすることもあるかもしれません。

介護の記録はそのようなことを極力なくすためと、長い時間ひとりで介護の責任を担っている介護者さんの状態を伝えるために役に立ちます。自分が介護をする番になったら、まずは1冊のノートを用意してみませんか。

最後に、介護者さんはひとりで悩まず、安心介護のQ&A共感広場などで専門家に回答をいただいたり、同じ境遇の方と想いを共有しませんか?

また、介護日記を利用して介護の記録をつけることも可能です。他の介護者の方々からコメントをもらえたり、非公開で書くこともできます。いずれの機能も安心介護のメンバー様であれば無料でご利用いただけます。
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