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スポーツの秋!自立した生活や介護予防に重要なのは“現在”の運動習慣

公開日: : 最終更新日:2018/12/10 介護予防

pixta_11623309_s10月10日、文部科学省がスポーツの日に合わせて発表した調査結果にて、過去にスポーツをしていたかどうかよりも、現在運動をする習慣があるかどうかが大切だと言えることが報告されました。

高齢者の体力が向上

2015年度の体力調査結果では、6項目を点数化した合計点が「75~79歳の男女」、「65~69歳の男性」で過去最高となりました。

健康に気を使い、運動をする高齢者が増えていることが結果に反映しているものと思われます。

▼65~79歳を対象とした体力テストの内容
握力、上体起こし、長座体前屈、開眼片足立ち、10m障害物歩行、6分間歩行

現在の運動習慣が大切

65歳以上の高齢者について、体力テストに加えてADL(日常生活活動)テストの結果と「過去のスポーツ経験(中学~大学までの運動部経験)」や「現在の実地状況」を分析したところ、下記のような結果となりました。

体力テストの結果を比較

体力テストの結果を過去のスポーツ経験が「ある」「なし」で比べてみると、過去の経験では差はほぼなく、週に1日以上運動をしているかどうかで差が出ているという結果となりました。

(画像出展元:スポーツ庁)

(画像出展元:スポーツ庁)

 ADLテストで「1時間以上歩ける」と答えた人を比較

ADLテストで「1時間以上歩ける」と答えた人を、過去のスポーツ経験が「ある」、「なし」で比べてみても、過去の経験による差はほとんどありませんでした。

一方で週に1日以上運動をしているかどうかによる差は、過去経験ありで17.9ポイント、過去経験なしで21.6ポイント。過去のスポーツ経験よりも、現在の運動習慣が大きく関わっていることがうかがえます。

(画像出展元:スポーツ庁)

(画像出展元:スポーツ庁)

▼ADL(日常生活活動)テストの内容
「休まずに歩ける/走れる時間」、「飛び越えられる溝の幅」、「階段の上り方」、「正座からの立ち上がり方」、「シャツの前ボタンがかけたり外したりできるか」、「10メートル運べる重さ」など全12問。結果により、体力テストのどの項目ができるかを判定しました。

現在の運動習慣が体力や運動機能の維持を左右していることがうかがえます。いずれも自立した生活や介護予防のために欠かせないものです。

過去の運動・スポーツ経験がない人でも、運動する習慣をつけることで体力や健康によりよい影響を与えることができると言えそうです。