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認知症予防を目指す「ソーシャル・ウォーキング」とは

公開日: : 最終更新日:2018/12/10 認知症, 認知症の予防と治療

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ユニ・チャーム株式会社は、高齢者の認知症や閉じこもりの予防策として『ソーシャル・ウォーキング』を考案したそうです。

ソーシャル・ウォーキングとはどんな内容のものなのでしょうか。

認知症予防のアプローチは2種類

9月8日付のプレスリリースによると、認知症予防のアプローチ方法は2つに分けることができるそうです。

≪生理的アプローチ≫
適度の良い運動や食事を通して脳の健康を保ちます。

特に有酸素運動では、1日40分のウォーキングを週3回行った人は、1年後に脳の海馬の容量が増えていたという研究結果があるそうです。

海馬は情報を短期間保持する「短期記憶」にかかわる場所です。アルツハイマー病では、初期のうちから変化が現れます。

≪認知的アプローチ≫
芸術活動や趣味、ボランティアを通して人や社会と接触し、脳を刺激します。

健康長寿医療センター研究所は、「外出頻度が1週間に1回以下の人は、1日1回以上の人と比べて、認知機能障害の発生リスクが約3.5倍になっていた」という研究結果を発表しています。

ソーシャル・ウォーキングとは

ソーシャル・ウォーキングでは、有酸素運動であるウォーキング(生理的アプローチ)を楽しみながら、目的を持って社会と触れ合う(認知的アプローチ)ことで、認知症の予防を目指します。

目的といっても、ボランティア活動や地域活動といった社会参加だけではなく、公園などに出かけて季節のお花を友達と楽しんだり、新しいお店を開拓したり、人と話したりといったことでもいいそうです。

ソーシャル・ウォーキングの実践方法

それでは高齢者の方にソーシャル・ウォーキングを勧める場合、どのようにお勧めしたらいいのでしょうか。

サークルやボランティア活動を勧める

ソーシャル・ウォーキングでは、「外出の習慣化」を目指します。そのためにサークルや地域で募集されているボランティア活動に参加をうながしてみましょう。

地域のサークルやボランティア情報は、自治体がホームページなどでお知らせしているほか、社会福祉協議会などで探せます。

外出の楽しみを作る

新しいお店や話題のスポット情報をまめにチェックしてみたり、古地図を片手に散歩をしてみたりして、外出の楽しみを作るのもいいでしょう。

また、最近はやりの『ポケモンGO』では、歩くと卵が孵ってポケモンが生まれます。さらに訪れる場所によって出てくるポケモンが違うなど、外出が楽しくなるゲームです。家族で一緒に楽しんでみてもよさそうですね。

まずは15~30分の早歩きから

まずは1日15~30分のウォーキングから始めましょう。週に3回程度の実施がお勧めです。

体力に余裕があるようなら、歩幅を広くして、早く歩くのを意識しましょう。もし難しいようなら、いつもよりもたくさん歩くのを意識するだけでも大丈夫です。

ノルディック・ウォーキングもお勧め

もし意欲があるものの、足腰に自信がないようでしたら写真のようにポールを使ったノルディック・ウォーキングがお勧めです。

(画像出典元:flickr/api)

(画像出典元:flickr/api)

無理なく、楽しく、認知症予防ができるといいですね。