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「歌っているときだけ返ってくるんだ」-認知症の父の歌声を記録し続ける息子

公開日: : 最終更新日:2018/12/12 認知症, 認知症エピソード

今年の8月に80歳の誕生日を迎えたある男性と、息子のマックさんがドライブをしている動画があります。

時折マックさんと言葉を交わしながら、見事な美声を披露しているお父さん。運転しているマックさんも一緒に歌い、とてもう楽しそうです。

お父さんは元歌手。美声なのも納得ですね。

現在でも毎週土曜日、地元のクラブで大トリを務めています。

アルツハイマー型認知症の父

とても楽しそうな父子ですが、実はお父さんはアルツハイマー型認知症により、息子のこともわからなくなっているそうです。

また、暴力や暴言という周辺症状にも悩まされていたといいます。

父子の関係を変えたのは電話相談

症状がどんどん進行し、途方に暮れた頃、父子の関係を変えたのは1本の電話でした。

マックさんが電話を掛けたのは、アルツハイマー病協会でした。アルツハイマー病協会は本人やその家族のための電話相談窓口を、年中無休で提供しています。

現在の姿を見ていると、アドバイスは功を奏したと言えそうです。

寄付を募ったところ予想を超える反応が

「歌っているときだけ、父は返ってくるんだ」と語るマックさん。

マックさんはアルツハイマー病協会に感謝の気持ちを伝えるため、寄付を募り始めました

また、より多くの人に活動を知ってもらうため、父親の歌声をフェイスブックユーチューブで公開しています。

寄付金額は1,000ポンド(約13万円)の目標をあっという間に超え、2カ月ほどで約9万8,000ポンド(約1,284万円)になりました。

この結果にマックさんは、「支援に驚いているよ。本当にありがとう。もともとは友達に父の声を知ってもらうために、ほんの少しの寄付を得るために始めたことだったのに」とコメントしています。

(アイキャッチ画像出典元:YouTube/The Songaminute Man