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ひとりで終活したい親、子世代との食い違いは?

公開日: : 最終更新日:2018/12/12 終活

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先日、安心介護会員を対象にしたアンケートで、介護の終わりについて親と話ができていない子世代が多いことや、親がしている終活と子がしてほしい終活に差がありそうだということが明らかになりました。

>>【アンケート結果】親にやっておいてほしい終活について

それでは親世代の終活の実態はどうなっているのでしょうか? 60代から70代の終活当事者の男女300人に、終活について聞いているアンケート結果があるので、比較してみましょう。

実は終活を進めている?

まず、「終活に当たる行為をしているか」と聞くと、約半数が「何らかの終活をしている」と回答しました。

親と子の終活:画像1

子世代に聞いたアンケートでは、「親が何らかの終活をしている」と答えたのは7%でしたので、大きな差があるといえます。

差がある理由としては「調査をしているのがお墓ネット専門店なので、終活意識の高い人が調査に参加している」、「調査対象が比較的若いので世代による終活の考え方の差」、「子世代が知らないだけで、実は親は終活を進めている」といったことが考えられます。

親が「今後実践したい終活」と子が「してほしい終活」に類似点が

続いて実践している終活と、今後実践したい終活について聞くと、最も「実践している」と答えた人が多かったのは「お墓を建てておく(決めておく)」(38.3%)でした。

また、「今後実践したい」と半数以上が答えているのが「自分の荷物をまとめておく」(62.9%)、「財産や相続をまとめておく」(51.0%)、「亡くなったときに誰に知らせるかなど、交友関係を整理しておく」(50.0%)となっています。

親と子の終活:画像2

安心介護のアンケートでは、「子世代が親にしてほしい終活」として
・「訃報を知らせる人を教えてほしい」(53%)
・「遺言書の作成などの相続についてや財産の整理」(49%)
・「実家の片づけ」(44%)
が多くあがっていたことを考えると、「親がやりたい終活」とそれほどかけ離れていないようです。

ただし、実践率はいずれも10%程度となっており、「やりたいけどやり方がわからない」、「ふんぎりがつかない」という人が多いのかもしれません。子世代が何気なく背中を押すことで、やる気を出してくれるかもしれませんね。

終活は「独りで」が約6割

終活を「実践している」、または「実施したい」と答えた257人に、「誰と終活していますか(したいですか)?」と聞くと、約6割が「独りで」と答えています。「夫婦で」と答えた人は4割以下、「子どもや孫」と答えた人は1割以下でした。

親と子の終活:画像3

親世代は「独りで終活をしたい」と考えているようなので、しておいてほしい終活があるのなら、思い切って子世代から話を切り出したほうがよさそうです。

「介護の終わり」について考えている子世代と、自分の人生の締めくくりについて考えている親世代の終活についての考えの違いや類似点が明らかになる調査結果でした。

この「終活とお墓に関する意識調査」は、株式会社まごころ価格ドットコムが行い、2014年8月に発表したものです。