50代以上に聞いた「あったらいいなと思うロボット」1位は介護ロボットに

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株式会社ゆこゆこが50代以上のメルマガ会員を対象に行ったアンケート調査にて、年齢が高くなればなるほど、介護ロボットへの関心が高まることが明らかになりました。

全年代で過半数が「ロボットを使ってみたい」

まず、「人間やペットの形をしたロボットについて、今後、使ってみたい」と思いますか? と聞くと、全体(1570人)では56.2%が「使ってみたい」と答えました。

年代別にみると、50代(444人)が51.4%。60代(825人)が57.1%、70代以上(301人)が60.8%。すべての年代で過半数が「使ってみたい」と答えており、その割合は年代が上がるにつれて大きくなりました。

使ってみたい理由は「おもしろそう」

「使ってみたい」と答えた人はその理由を以下のように答えています。

・面白そうだから:54.0% ・生活に役立ちそうだから:41.7% ・癒されそうだから:44.2% ・話し相手になりそうだから:33.1% ・性能を確かめたいから:29.4%

介護用ロボットの需要が高い

あったらいいなと思うロボットについては、「介護用ロボット」を望む声が最も多くなりました。

その理由として、こんなコメントが寄せられています。

・抱き上げて、トイレや風呂にまで運んでくれる介護ロボット(50代女性) ・介護を手伝ってくれるロボットが、将来、自分か夫の介護が必要になる日までに開発されていればよい(60代女性) ・子供やお嫁さんにおむつを替えてもらったりすることを考えると、気が重い(60代女性) ・介護の仕事には、手が足らない。もし車いす利用者に移動のお手伝いができる介護ロボットがいたら、皆が助かり利用者も笑顔が生まれるように思う(70代以上男性) ・全介助の母親の介護を一人で毎日行っている。介護ロボットの手助けや使い方次第で、介助者の負担が軽減される(70代以上男性)

体力や人手不足を補うためにロボットを使用したいと思う「介護する側」の立場としても、周囲の人に迷惑をかけたくないのでロボットを使用したいと思う「介護される側」の立場としても、介護用ロボットを望む声が多いことがうかがえます。

続いて、「話し相手になるロボット」、「家事全般をするロボット」があげられました。

「おもしろそうだから使ってみたい」と思うものの、実際の使い道を考えると現実的になる人が多いようです。