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診断から5年~認知症本人が語る望みとは

公開日: : 最終更新日:2017/01/27 認知症, 認知症エピソード

グレダさん:アイキャッチ

米ユタ大学ジェンダー研究所の副所長だったゲルダ・サウンダースさんは、2010年に脳血管性認知症だと診断されました。当時の彼女はまだ61歳。仕事を辞めた彼女は、認知症患者としての自分の記録をつけ始め、「My Dementia(私の認知症)」を出版しています。

認知症の診断から5年以上が経った彼女の姿が、今度は映像で公開されました。

サウンダースさんは何を思い、何を語るのでしょうか。

「ステージ3の認知症」

「何かを聞いた後、理解するまでに時間がかかることがある」と語るゲルダさんは、ステージ3の認知症だそうです。

ステージ3を「人の助けが必要になる段階」とゲルダさんは説明しています。

ついさっき起こったことを忘れてしまうようになり、方向感覚に問題が出てくる段階ですが、変化はまだ緩やかです。

ゲルダさんには、知らない場所に行くと自分がどこにいるのかわからなくなってしまうといった症状が出てきています。

幼い孫に「おばあちゃんは認知症なの」

できるときとできないときの差が出やすいのが、脳血管性認知症による、まだら認知症の症状です。

孫と一緒に過ごしているときに、まだら認知症の症状が出たそうです。それに気づいた孫が笑い、母親も「おばあちゃんがおかしい」と笑ったそうです。

それを聞いたゲルダさんは、「そんなことを言っちゃダメ。おばあちゃんは認知症なの」と話して聞かせ、その上で笑いあったそうです。

時折おかしな行動をするのも、おばあちゃんそのものなのだということを、まだ幼い孫とも共有しているのだといいます。

願うのは自立した生活

運転はできませんが、バスに乗って移動しています。「自立を失うのは耐えられない」と彼女は語ります。

そんな彼女のブログを見てみると、夫と出かけたときに車と家の鍵を忘れて出かけてしまったことが書かれていました。

「夫がいなければ、買い物の途中で車に荷物を置くことも、家に入ることもできなかった」と振り返っています。

その他にも、1週間に「携帯の充電を忘れた」、「充電したけど持って出かけるのを忘れた」、「イヤリングを忘れたので、途中で購入した」、「エプロンを付けたまま家を出た」など、毎日なにかを忘れてしまったのだそうです。

出かける前のチェックリストを作成

このことから彼女はチェックリストを作成し、公開しています。

鏡の前でのチェック事項

・歯を磨く
・髪を整える
・メイクをする
・イヤリング
・エプロンを外す
・メディカル・アラート・ブレスレット(万が一の際に必要な医療情報を提示するブレスレット)

持ち物チェック

・電話
・鍵
・ティッシュ
・メイク道具
・ぜんそくの薬
・バスの運賃用小銭入れ(正しい金額を入れる)
・財布
・ブラシ
・低血糖時のためのお菓子
・買い物リスト
・救急バッグ(のど飴を忘れないこと)

帰宅時用リスト

・携帯を充電する
・救急バッグを補充する(のど飴、バンドエイド、薬用リップ)
・ティッシュの確認

オシャレに気を遣っていたり、外出時の体調管理に必要なものが入っていたりと、ゲルダさんらしいリストです。

認知症になっても自分らしさを失わず、自立していきたいと願うゲルダさんは、希望を家族とも共有して、協力をしてもらいながら生活しているようです。認知症と診断された本人とのコミュニケーションが、いかに大切かを考えさせられます。

映像を制作したKUER’s VideoWestでは、今後もゲルダさんや家族の記録を公開していくそうです。

▼動画全編はこちらから

(アイキャッチ画像出典元:Vimeo/ KUER’s VideoWest/RadioWest)

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