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がんの再発などで誰でも申請できる“障害年金”を知っていますか?

公開日: : 最終更新日:2017/01/27 介護のお金, 社会保障・行政サービス, 高齢者の病気

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がん・糖尿病・心疾患などが原因で、仕事や日常生活に支障が出た場合に受け取れる“障害年金”をご存知でしょうか?

65歳未満でも受け取れる公的年金

障害年金は申請の条件を満たしていれば、65歳未満であっても受け取ることができます。

申請の条件

・初診日に国民年金または厚生年金に加入している
・原則として初診日から1年6カ月経過した時点で、日常生活や身体の機能に制限を受ける状態になっていること(障害の状況によっては、1年6カ月未満でも申請できる場合あり)
・保険料の納付要件を満たしている(初診日の属する月の前々月から遡って1年以内に年金保険の滞納月がないことなど※例外あり)

また、遺族が申請することもできますが、遡れるのは最大5年間に限られているそうです。

▼請求手続きから支給まで

1.年金請求書を市区町村または年金事務所に提出
↓約3カ月後
2.日本年金機構が支給決定後、「年金証書・年金決定通知書」を送付
↓約1~2カ月後
3.支給開始

初診日にどの年金に加入していたかによって、支給開始までの期間に差があるという声もあります。

支給される障害の状態

障害年金は障害の程度によって、障害等級(1~3級)が定められています。受給する年金額も、障害等級によって変わります。

この障害等級は、身体障害者手帳の等級とは別のものです。

・障害等級1級
入院や在宅介護を必要とし、活動の範囲がベッドの周辺に限られる

・障害等級2級
入院や在宅で、活動の範囲が病院内・家屋内に限られる

・障害等級3級
日常生活には、ほとんど支障はないが労働については制限がある

需給が困難なケース

埼玉東部のがん患者会シャロームさんのブログには、
・老齢年金を1度でも受給した人
・病態がそれほど深刻ではないケース
では受給が困難だと説明されています。

知名度の低い障害年金

4月7日に障害年金について腫瘍内科医の方がツイッターで紹介したところ、2万回近くリツイートされるなど大きな反響を生みました。

返信には「知らなかった」、「あの時知っていれば」、「もっと知られていてもよい」、「医者だけど初めて知った」など、知名度の低さを感じさせるものが多くあがっています。

医師や専門家が知らないことも

どうやら障害年金の診断書を頼まれた医師が、身体障害の診断書と勘違いして断るケースや、申請には十分ではない内容の診断書を渡されたケースなどもあるようです。

年金事務所でも「どこで聞いたのか」と申請者に詰め寄ったり、職員によって言っていることが違ったりなどのケースがあり、問題視されています。

また、本人が行って断られた場合でも、社会保険労務士が申請すると通ることがあるようですが、「社会保険労務士でも、専門の人以外は知らないことがある」との声もあがっています。

相談窓口はどこか

障害年金の条件や申請はとても複雑です。申請を考えた場合には、どこに相談したらいいのでしょうか?

政府広報オンラインでは、日本年金機構の「ねんきんダイヤル」(ナビダイヤル0570-05-1165)か、年金事務所や最寄りの年金相談センターに相談するように勧めています。

その際には、基礎年金番号が分かるものや病歴や障害の状態に関する資料を用意しておくとスムーズです。

ただし、前述のように職員さんによって知識に差があるのが現状です。専門の社会保険労務士によるNPO法人「障害年金支援ネットワーク」があるので、そちらに相談してみてもいいでしょう。

障害年金支援ネットワーク
0120-956-119
>>(外部サイト)http://www.syougai-nenkin.or.jp/html/nenkin2.html

(参考)
>>(外部サイト)政府広報オンライン「障害年金の制度をご存じですか?」

>>(外部サイト)がん患者会シャローム代表個人ブログ!