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徘徊中の認知症女性を女子中学生が保護-「ほっとした顔がうれしかった」

公開日: : 最終更新日:2017/02/06 認知症, 認知症を支える社会と仕組み

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地域の学生に認知症サポーター養成講座を受講してもらい、認知症への理解を深める取り組みは様々な自治体で行われています。

認知症サポーター養成講座で得た知識と優しさや思いやり、そして機転で認知症の女性を保護した女子中学生がいます。

知らない地名のことを尋ねられた女子中学生

2月19日、当時中学1年生だった高沼アイラさんは、下校途中に高齢の女性から声をかけられました。その女性は「途方に暮れたように立ち尽くして」いたそうです。

なじみのない地名について尋ねられたものの、知らなかった高沼さんは「わからないです」といったんその場を離れました。

父親に相談して保護

しかし女性のことが気になった高沼さんは、自宅にいた父親にその町のことを聞くと、女性の元へ引き返しました。

そして改めて話をしてみると、女性は自分の名前を言えるものの、住所ははっきり言えない状態であることや、同じ話を繰り返すことに気づいたそうです。

高沼さんは自宅へ走って帰り、父親に相談。「家に連れてきなさい」と言われ、女性を自宅に連れて帰りました。

その後父親が市に連絡し、女性は夫とともに自宅へ戻ることができました。後になって女性が認知症であること、そして83歳でありながら、8時間も徘徊していたことがわかったそうです。

「ほっとした顔がうれしかった」

女性の認知症に気づき、保護をした高沼さんは、足利市長から「まちの誇り」として表彰されることとなりました。

迎えに来た女性の夫がみせたほっとした顔と、感謝の言葉が一番うれしかったそうです。

「これからも困っている人がいたら、自分から声をかけて役に立ちたい」と、高沼さんはコメントしています。

認知症サポーター養成講座とは

高沼さんが女性の異変に気付いたのは、認知症サポーター養成講座で「認知症の人は同じ話をする」と教わっていたからだそうです。

また、「近所の人が積極的に声をかけるように」とも教わっていました。

実際に「認知症かも」と気づいても、声をかけたり保護をしたりするのは勇気がいるものです。

女子中学生の行動力や「助けたい」という気持ちは、大人の私たちも見習いたいものですね。

認知症サポーター養成講座では、
・認知症について
・認知症の症状について
・認知症の診断や治療について
・認知症の方に接するときの心構えについて
などを学びます。

受講後は認知症サポーターとして認定されます。認知症サポーターの数は2015年12月末時点で、全国に713万人以上。そのうち16%程度が10代の学生たちだそうです。

(参考)
>>(外部サイト)ANN「『もしや認知症では・・・』少女の機転が83歳女性を救う」(4/5)(掲載終了)

>>(外部サイト)東京新聞「中学生が機転 認知症女性救う 下校途中に道聞かれ気付く」(4/2)

>>(外部サイト)広報「あしかがみ」(4月号)

>>(外部サイト)厚生労働省「認知症サポーター等養成状況(平成27年12月31日)」

アイキャッチ画像出典元:YouTube/ANNnewsCH

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