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診断基準が変わる?女性は言語性記憶が失われにくい可能性【アルツハイマー病研究の最前線】

公開日: : 最終更新日:2017/01/27 アルツハイマー型認知症, 認知症, 認知症の最新研究

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男性よりも女性の方が多いというアルツハイマー型認知症。

進行の仕方は男女で違うかもしれないという研究内容が3月16日、
学術誌『Neurology』にて発表されました。

女性の方が言語性記憶は失われにくい

アルツハイマー型認知症では、脳の萎縮が起こります。

この萎縮が同じ程度であっても、女性の方が
男性よりも言語性記憶を失いにくいことがわかりました。

ただし、この傾向がみられたのは初期のアルツハイマー型認知症患者と、
その予備軍と呼ばれている軽度認知障害(MCI)の人々のみで、
症状が進行するにつれて性差は見られなくなったそうです。

男女で診断基準が変わる?

今回の研究結果によって、
女性の方がアルツハイマー病だと診断されることが多いのにも関わらず、
軽度認知障害(MCI)は男性よりも少ない理由が説明できる
と研究チームは考えています。

「言語性記憶のテストは、アルツハイマー病や
その前兆である軽度認知障害(MCI)を診断する基準として行われてきました。
女性は症状が進行するまで言語性記憶が失われないため、初期のアルツハイマー病や
軽度認知障害(MCI)だと診断されにくかったのかもしれません」

と研究を率いた米アルベルト・アインシュタイン医学校の
Erin E. Sundermann博士はコメントしています。

もしこの結果が今後確定されれば、
性別によって診断方法や基準を変える必要が出てくるでしょう。

研究方法について

この研究では、アルツハイマー病ニューロイメージングイニシアチブ(ADNI)
にある高齢者1308人のデータ(脳の萎縮度合いを知るためのMRIスキャンと、
認知能力のテスト)が参照されました。

1308人は以下の3つのグループに分けられます。
・軽度認知障害(MCI)の人:694人
・アルツハイマー型認知症患者:235人
・認知能力に問題がない人:379人

症状の進行については、
脳全体に対する海馬の割合を比較して決定しました。

海馬の割合が低いほど、委縮が進み、
症状が進行している状態だと判断されています。

Sorry. No data so far.

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