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尿の臭いでアルツハイマー病が診断できる可能性【アルツハイマー病研究の最前線】

公開日: : 最終更新日:2017/01/27 アルツハイマー型認知症

尿の臭いでアルツハイマー病が診断できる可能性【アルツハイマー病研究の最前線】

初期での発見が難しいとされるアルツハイマー病ですが、
尿の臭いから診断できる可能性を示した研究結果が
1月14日に発表されました。

尿のにおいでアルツハイマーが明らかになる?

この調査を行ったのはアメリカにあるMonell Centerや米農務省、
そしてさまざまな研究機関の科学者たちです。

彼らはアルツハイマー病の脳の状態に近いものを含めた
3種類のマウスを使い、行動パターンや含まれる化学物質の分析を行いました。

その結果、アルツハイマーのモデルマウスの尿は、
他の正常なものと比べ、特有の臭いを発することが明らかになったそうです。

しかもその尿を調べた結果、新たな化学物質は認められず、
含まれる成分の集まり方が相対的に変化していることも分かりました。

まだ初期段階、さらなる研究が必要

この研究に携わったBruce Kimball博士は、
報告の中で「私たちはアルツハイマー病に特有な脳の状態変化によって、
尿の臭い(のサイン)が変わるという証拠を得ました」と語っています。

また、今回の発見はパーキンソン病やALSなどの
他の神経変性疾患とも密接な関係があるかもしれないそうです。

しかしアルツハイマー・ソサエティのDoug Brown氏は
「この研究で明らかになったことは非常に興味深い」
としたうえで、今回の結果について次のように述べています。

「記憶障害が起きる前にアルツハイマー病を診断する方法の確立に
役立つかについては、まだはっきり述べることはできません」

(参考)
>>(外部サイト)Alzheimer’s Society:Changes in urine provide early indication of Alzheimer’s disease in mice

今回、調査に携わった研究者もこの点は認めており、
広範囲に及ぶさらなる研究が必要だと記しています。

簡単に診断できる方法が求められている

アルツハイマー病は早期発見と早期治療が重要とされてきました。

そのためには、より簡単に診断できる方法が求められています。

今回の研究が早期診断の方法として確立され、
多くの方がメリットを受けられるよう、これからの成果に期待したいですね。

(参考)
>>(外部サイト)Monell Center:Odor Biomarker for Alzheimer’s Disease

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