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認知症患者の日常生活を改善する“認知症のリハビリ”

公開日: : 最終更新日:2018/12/17 認知症の予防と治療

認知症患者の日常生活を改善する“認知症のリハビリ”

“リハビリ”と聞くと、病気や事故で損なわれた体の機能を
取り戻すために行われるものだという印象があります。

実は老健施設では“認知症のリハビリ”を提供しています。

また、家庭でもできる認知症のリハビリがあるのでご紹介したいと思います。

老健施設で行う“認知症短期集中リハビリテーション”

一部の老健施設では、軽度から重度の認知症の方を対象に
“認知症短期集中リハビリテーション”を行っています。

これは記憶や日常生活の訓練を行うことで
「生活機能の改善」を目指すリハビリテーションです。

“認知症短期集中リハビリテーション”では
どんな効果が期待できるのでしょうか。

老健施設の機関紙『老健』では、このようにまとめています。

“認知症短期集中リハビリテーション”で期待できる効果

・“同じ話を繰り返す”、“無関心”、
“昼間に寝てばかりいる”、“暴言”などの周辺症状の改善
>>参考記事:認知症の中核症状と周辺症状(BPSD)
・認知症の進行予防
・意欲や活発さを取り戻す
・日常生活に必要な基本的な活動の改善

ただし、同じ行動を繰り返す“常同行動”や“徘徊”には、
効果が期待できないと書かれています。

>>参考(外部資料):機関誌『老健』「特集・認知症短期集中リハビリテーションに大きな効果」(2008年10月号)

全国1100ヵ所以上の老健施設で提供

“認知症短期集中リハビリテーション”を提供している施設は、
全国で1162ヵ所(2015年11月20日現在)あります。

入所が中心ですが、通所で受けられる施設もあります。

>>参考(外部サイト):認知症短期集中リハビリテーションマップ

家庭でリハビリを行うなら

認知症に効果的だと言われているリハビリ方法の中には、
家庭でできるものもあります。

回想法

・昔の写真などを見てもらいながら、思い出を語ってもらう
>>参考記事:【漫画】思い出話で認知症ケア!「回想法」とは?~永遠の60歳!!~

音楽療法

・懐かしい曲や思い出の曲を聞いたり、手拍子をしたり歌って楽しむ
>>参考記事:【漫画】“なんちゃって”でも効果を実感!~音楽療法でイキイキ~防

作業療法

・簡単な用事を頼んで、社会や家庭の役に立っていると満足してもらう

美術療法

・ぬり絵や粘土などで作品を作る
>>参考記事:新しい趣味にお勧め!気軽に始められる“大人のぬり絵”

脳トレーニング

・簡単な計算やパズル、クイズを楽しむ

コグニサイズ

・簡単なエクササイズをしながら、計算やしりとりなどの課題を行う
>>参考記事:“コグニサイズ”とは 頭と体を使う認知症予防

施設ではこういったリハビリをグループで行ったり、
専門家のノウハウを生かしながら行っています。

家庭では、楽しいと思ってもらうことを第一に行ってください。

うまくできなくても褒めて自尊心を持ってもらうことも大切です。