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75歳以上の高齢者の半数が“濃い味”や“甘い味”を欲していることが判明

公開日: : 最終更新日:2017/02/13 高齢者の味覚

75歳以上の高齢者の半数が濃い味や甘い味を欲していることが判明

高齢者の方の食事は、若い頃と同じ……というわけにはいきません。

飲みこむ力を考えた食事のほか、健康のために減塩に気を付けなくてはいけない方や、甘いものや高カロリーな食事を避ける必要のある方も多く、献立に工夫をして、少しでも食事を楽しんでもらおうとしている家族の方は多いことでしょう。

しかしながら、高齢者の方も若者のような味付けの食べ物が好きなのかもしれません。

そんなことを思わせる調査結果があります。

75歳以上の高齢者200人を調査

(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが、75歳以上の高齢者、男女各100人を対象に実施した調査によると、半数以上が「どちらかと言えば薄味より濃い味付けが好き」、「間食やデザートに甘いものを食べてしまう」と答え、3人に1人が「脂っこいものが無性に食べたくなる」と答えました。

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画像出典元:株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント「CORE2013 後期高齢者調査」

>>(参考)外部サイト:後期高齢者は意外にも「しっかりした味」がお好み!? -食の嗜好性から見るシニアの特性とは?-

年齢とともに味覚が衰える

70代または80代から味覚や嗅覚が顕著に衰え始めることは、食品メーカーなどによる調査で明らかになっています。

その原因には2つあります。

ひとつは、味覚を感じる口の中の味蕾細胞は、10~12日という短いサイクルで生まれ変わるのですが、その際に必要な栄養素“亜鉛”が不足してしまっているため。

もうひとつは唾液が分泌されにくいため、食べ物の成分が水に溶けず、味覚を刺激しないためです。

味覚を取り戻すには?

最近では高齢者向けの食事宅配サービスでも、「濃い味付け」を選べるようになっています。

ただし、健康のことを考えると味の濃いものや甘いもの、こってりしたものばかりを食べさせるわけにはいかないものです。

悩んだときには、専門家が勧めているこんな「味覚を取り戻す方法」を試してみてはいかがでしょうか?

・年齢を重ねると味を感じるセンサー(味蕾)が鈍ってきます。
ただ、これは亜鉛を含む食品の摂取で取り戻すことができます。(サプリもありますが主治医にも相談くださいね)
味蕾は10日ほどで生まれ変わるので、毎日摂取すると効果も表れやすいようです。

・また舌の舌苔をクリーナーで取り除く(口腔ケアの時に柔らかい歯ブラシで優しく掃除をするのでも可)

(中略)
味覚が鈍くなると酸っぱいものを塩味だと勘違いしやすくなりますので、レモンや酢を振りかけて食べると、しっかりした味を感じることができるかもしれませんね。
(専門家norikoさんの回答)

(引用元)「味の薄い食事を全食させる方法