介護者が思わず泣ける2曲

■被写体の人物はストックフォトモデルです。 

ヒット曲『雨のバラード』の歌手であり、 俳優やレポーターとしても活躍中の 湯原昌幸さんが歌っている『菜の花』という曲があります。

これは認知症の母親とドライブに出かける心情を歌った曲です。 湯原さんには夫人の荒木由美子さんと介護を乗り越えた経験があり、 「歌詞がリアルすぎて歌えないかと思った」とこともあるそうです。

 >>外部サイト:https://www.youtube.com/watch?v=hKO8bDf0Hxw【動画】

この曲の紹介には、このように書かれています。

(以下引用) 大人になれなかった自分と、そっと子供に返っていくあなた… 介護という、時代が抱える大きなテーマに取り組み、 同じ悩みを抱える多くの人々の心を慰める楽曲。 経験者だからこその説得力がこの歌には込められています。

この曲が3月18日に発売されると、 湯原さんは介護の悩みを抱える人の元に出向き、 無償(移動費などの実費負担のみ)でライブを行う “ビタミン”LIVEという活動を始めました。

親と子の絆の大切さを考え、歌とトークで 元気と癒しを与えるのが目的だそうです。

介護される母親目線の歌も

認知症を患っている母親の目線で歌われた曲に 『手紙~親愛なる子供達へ』があります。 こちらはすでに“泣ける曲”として有名なので、 もうすでに知っている人も多いかもしれません。

“私の姿を見て悲しんだり、 自分が無力だと思わないでほしい“

など、介護をする子ども世代への 思いや願いがちりばめられた曲です。

>>外部サイト:https://www.youtube.com/watch?v=55EjDYHlMHc【動画】

この曲は専門家もお勧めしています。

良い意味でも悪い意味でも親は親なんですよ。 (中略) 病気がさせている行動なので誰も悪気があってしているわけでは有りません。 その内、畑に行く元気もなくなってくることでしょう。 その時、自由にさせてあげて良かったと思えるように今は出来るだけやりたいようにさせてあげて下さい。 黙って見守るのは我慢、忍耐が必要です。でも大きな気持ちを持って温かく見守って欲しいとおもいます。 樋口了一の「手紙~親愛なる子供達へ~」という歌があります。 お母さんの気持ちと思って聞いてみて下さい。 (保有資格:介護福祉士の専門家つりがねそうさんより) 引用元 介護のQ&A 「愚痴に近い相談」

介護に疲れたときには、自分の時間を作って こういった曲に耳を傾けてみるのもいいかもしれませんね。