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家庭での看取りをサポートする「訪問看護」

公開日: : 最終更新日:2018/12/17 訪問系サービス

家庭での看取りをサポートする「訪問看護」

「人生の最期は自宅で迎えたい」という願いを叶えたいと思っている方も多いと思います。

大がかりな医療機器が必要だから…。
厄介な病気があるから…。
重い障がいがあるから…。

そんな理由で家庭での療養生活を諦める必要がないように、看護師や理学療養士などの医療の専門家が自宅を訪問してサポートするのが「訪問看護」です。

介護保険で利用できる「訪問看護」

要支援もしくは要介護認定を受けている人は、介護保険で「訪問看護ステーション」もしくは医療機関の「訪問看護部門」などから看護師に訪問してもらうことが可能です。

訪問看護を受けるまでは、このような手順です。

① 訪問看護を利用したいことを、ケアマネジャーに伝える。
② ケアマネジャーが、利用を希望する本人の主治医に相談し、訪問看護指示書の記載を依頼する。
③ ケアマネジャーから相談を受けた主治医は、訪問看護を利用する必要性を認めた場合、訪問看護指示書の記載を行う。
④ ケアマネジャーは、訪問看護指示書の記載を確認できたら、主治医と一緒に、訪問看護の事業所の空き状況などを調べる。
⑤ 訪問看護の事業所が見つかったら、ケアマネジャーは訪問看護師と一緒に利用希望者の自宅を訪問する。利用者は事業所と契約を行い、ケアプランの作成が完了したら、訪問看護の利用開始となる。

認定を受けていない人でもかかりつけ医の指示書があれば、医療保険で訪問看護を利用することができます。

受けられるサービス内容

受けられるサービスは次のような内容です。
・入浴介助、食事や排せつの介助など
・血圧測定や脈拍などをチェックし、病状を観察
・かかりつけ医の指示書に基づく医療処置
・在宅酸素などの医療機器の管理
・嚥下機能訓練などの在宅でのリハビリ
・床ずれの処置や、治療方法の指導
・癌の痛みのコントロールなどのターミナルケア
・死後の処置

また、こんな相談にも乗ってくれます。
・認知症看護について(コミュニケーションの援助や事故防止についてなど)
・療養環境について
・介護予防のための食事や運動について
・排せつ介助などの介護方法について
・日々の過ごし方について
・病状について
・福祉サービスなどの使い方について
・服薬指導
・看取り体制について

体だけではなく、精神面・心理面を含めたケアをしてくれるそうです。
また、看護される本人だけではなく、介護家族のサポートもしてくれる存在です。

訪問看護利用者の声

実際に訪問看護を利用された方からは、このような声が投稿されています。

パーキンソンとアルツハイマーに取りつかれた夫 一月二十日 永眠しました。
徘徊もし、夜中に廊下や玄関にオシッコをしてしまったり、夕食がすむとお世話になりました。と通勤時に使っていたカバンを抱え出歩くのについていったり、教科書通りに病状が進みパーキンソンの症状が歩行も奪いやがて介助なしには飲むことも食べることもできなくなりました。でも動けなくなったということはベッドから何処へも行けなくなってしまったこと。あるいみ介護がしやすくなりました。
夫に翳りが見えて2年ぐらい 全く何もできなくなり言葉も失って6年ぐらい。
デイにお世話になりました。昨年12月嚥下性肺炎になり旅立ってゆきました。
往診や訪問看護士さんのお世話になり私と長男がベッドの傍らにいるとき本当に静かにです。
肺炎になったとき医師と話し合いました。胃瘻や唯延命させるだけの処置はしたくない。 苦痛はとりのぞいてほしい。
極力在宅にしたいと。
在宅酸素も設置しなにかあればすぐ看護士さんがかけつけてくれる制度をつかったので夜中の高熱、ちょっとした変化にも連絡がとれ主治医が外来診療の前にかけつけてくださったりもしました。
旅立ったその日、長男が割りに早く帰ってきたので口の中を少しきれいにしてあげようと酸素マスクの間からハブラシで汚れを取ろうとしたとき歯茎の色の変化に気づきマスクを確認するとマスクの曇りがありません。
慌てて連絡し看護士さん先生にきていただきました。そして確認してくださいました。
その時来て下さった看護士さんは「このベッドで綺麗にしてあげましょう」と言われ介護に必要といつも置いておいたペットシートやタオルをベッドに敷き詰めて長男がお手伝いして温かなお湯と石鹸で頭から足まできれいにして着替えをして下さいました。息子が髭をそりそのあとに「男の方も綺麗がいいわ」と看護士さんはうすくお化粧してくださいました。
葬儀まで5日間家におりましたが、顔は綺麗でした。
棺の蓋が閉まらないくらいの花に囲まれ デイにゆくときに着ていたマント ファー 温かな帽子 レッグウオーマー ひざ掛け いろいろと持たせました。
納棺師さんと一緒に納棺しました。
入院させれば延命はできたかもしれないと私は一生思い続けるのかもしれません。

無くなる数日前 「オトーサン」と呼びかけたら本当に良い笑顔をみせてくれました。
82歳 まだまだ生きられたのかもしれません。

ただ私は夫の発病から今日にいたるまでスッタフの皆さんにはめぐまれました。
どなたにも有難うと言えるのが救いになっています。
気持ちの整理のために投稿させていただきました。
引用元 共感広場「自宅で看取って

この投稿には、このようなコメントが返ってきていました。

在宅か、病院か、と。
夫も家が好きです。出来れば在宅で、とも思いますが。
一人では見きれないかな、と思ったり。
でも、訪問看護など介護保険を使えば可能なのですね。
(akaneさんのコメント)

 

夜間に訪問看護師さんに お願いした事も数知れず
周りのスタッフさんに 助けて貰い 思い出も多いです
(ゆうさんのコメント)

また、他にもこのような経験談が投稿されています。

先週、看護・介護が終了しました。回復見込みのない難病。
筋力低下、誤嚥の進行、少しずつ確実に悪化していました。
この先にあるのは、苦しみだけ。
「もうお迎えが来てほしい」と妻、「早く来るといいね」と応じる私。
毎回、しっかり時間をとって聴いて下さる往診医のおかげ様で、
不安の少ない自宅療養でした。
延命措置は不希望、救急車は呼ばない、
往診医が確認することで、一致していました。
朝起きて、ベッドを確認したら、眠ったままでした。
ただし、呼吸・心臓停止を確認、往診医が臨終を確認。希望通りの安らかな最後でした。
「有難う」の声が聞こえるようでした。
ケアマネ、訪問看護師さんたちが来て処置、薄化粧をしてくれました。
お世話になった皆様には感謝しかありません。
(ゴルゴ13さんの返信)

引用元 介護のQ&A 「介護の終わりの準備、皆さんしてますか?

施設を利用するにせよ、在宅で介護をするにせよ、サービスや制度を利用して、無理や後悔のない看取りができたらいいですね。

安心介護の訪問看護に関する基礎知識

安心介護では、以下のような記事を公開しています。

>>訪問看護とは 利用方法と選び方