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<特集>介護保険改正2015 第1回:3年ごとに見直しをする介護保険制度と「2025年問題」の関係

公開日: : 最終更新日:2018/12/19 介護保険改正

<特集>介護保険改正2015年 春から制度はこう変わる!

『介護保険制度』
介護をしたことがない人にとってはあまり馴染みのない言葉、
介護をしている人にとっても、難しい言葉があったり、初めて知ることが多かったり、と “とっつきにくいけど、いざというときのために、親の介護が必要になったときのために、少しは知らなきゃいけないモノ” と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、
<特集>介護保険改正2015年 春から制度はこう変わる! と題して、
わかりづらい『介護保険』をわかりやすく
そして、『介護保険改正』が介護する人・される人にどんな影響を与えるのか、をお伝えするため、全6回の連載をお送りします!

 

<特集>介護保険改正2015第1回:3年ごとに見直しをする介護保険制度と「2025年問題」の関係

3年ごとに見直される介護保険制度

皆さん、3年ごとに介護保険制度が見直されていること、ご存知ですか?
2015年は、その3年に1度の介護保険費用の見直しの年にあたります。
介護保険サービスの内容についての見直しも行われ、一部の人にはより使いやすく、一方では、より使いにくくなってしまう人もでてきます。

2000年にスタートした介護保険は、介護が必要な人を社会で支えるため、40歳以上の国民全員(被保険者)が負担する保険料と、国の公費(税金)とを合わせて財源とし、訪問介護や通所介護などのサービスを利用できるようにした、社会保障の仕組みです。

国が用意した制度なのに、3年ごとの改正では毎回 「本当に介護サービスが必要な人にとって、どんどん使いにくい制度になる」 との声が上がります。
なぜなのでしょうか?

それは、日本という国の経済事情が大きく影響しています。

4人に1人が高齢者になる10年後、介護保険は消滅する?!

日本はこれから、高齢者人口は増えるのに、国全体の人口は減っていきます。つまり、介護保険に使われる金額は膨らむのに、集めなければいけない保険料は少なくなっていきます。

とくに団塊の世代と言われる戦後のベビーブーマーの人々が75歳以上になる2025年には、国民の4人に1人は高齢者となり、認知症を発症する人をはじめ、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になる人も今まで以上に増えることが予想されています。

そのような状況になると医療や介護にかかる費用がかさみ、このままでは社会保障という制度そのものの存続が危ぶまれているのです。

これが、新聞などで話題になっている「2025年問題」です。

放っておくとあと10年で、保険料はどんどん高くなるのに、介護も医療も使えない、そんな事態になることが予想されているのです。

 

制度を長く維持していくための国の作戦

そこで介護保険は3年に一度、さまざまな調査結果を基に、
“無駄なサービスはないか”、“もっと効率よくサービスを提供できないか” など、全体の費用のチェックを行います。

同時に、介護サービスを利用できる人の基準を見直したり、新しい介護サービスやサービス全体の量を見直すことで、介護保険がこれからもずっと制度として維持できるようにしているわけです。

老後の生活を支える収入源となる年金も、60歳から支給されていたものが、65歳からとなり、支給金額も国の財政や物価の状況によって増えたり減ったりしていることは、皆さんご存知だと思います。

介護保険もこれと同じで、人口や国の財政、必要としている人の状況が変わっていくことで、定期的に見直されているのです。

次回から、2015年度から変わる介護保険制度が、介護をする人・される人にどう影響するのかを解説していきます。

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※こちらの記事は2015年1月時点の情報です。2018年4月の介護保険改定については、最新の情報をご確認ください。

全6回 連載企画:<特集>介護保険改正2015年 春から制度はこう変わる!
第1回:3年ごとに見直しをする介護保険制度と「2025年問題」の関係
第2回:知っておかなきゃいけない4つのこと
第3回:住んでる地域によって変わる!要支援の人が受けられる介護サービス
第4回:特別養護老人ホームの利用は要介護3以上に!これまで使えていた “裏ワザ” も使えなくなる
第5回:全国一律ではない介護保険料の負担額!収入に応じた負担差が拡大!
第6回:介護保険 自己負担1割の原則が崩れた!負担が2割になる人は?