【介護漫画】おしゃれ心で認知症予防!~おしゃれなおばあちゃん~

年齢を重ねて変わっていく自分の顔や、 時代に合わせてメイクを変える……。

お化粧やおしゃれは日常の中の“アート”ですよね。 心を若々しく保つためにも、 “いつまでもきれいでいたい”という気持ちはとても大切です。

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お化粧で認知症予防!

心の若さを保つ“お化粧”や“おしゃれ”は、 認知症予防や症状の改善に効果的だと言われています。 >>参考記事:「きれい」は認知症に効果的?訪問理美容ビジネスがスタート

現在ではお化粧の力で高齢者をサポートする “化粧療法”を取り入れるデイサービスも増えてきました。

化粧療法によって、気力を取り戻すだけではなく、 自分の健康に自信が持てるようになるといった効果があるそうです。 >>参考記事:【漫画】女心は変わらない?うれしい褒め言葉はやっぱりアレ~ いくつになっても… ~

デイサービスでの“化粧療法”

定期的にデイサービスを訪れて“化粧療法”をを施しているのは、 大手化粧品会社の資生堂やNPO法人、 プロのメイクアップアーティストなどです。

化粧療法は主にこんな内容です。 ・楽しく続けられる化粧講座 ・肌に触れながらコミュニケーションを取る ・きれいになった姿を見て笑顔になってもらう

整容とはなにが違う?

デイサービスや訪問介護では以前から、 身だしなみを整える“身体整容”が提供されています。

爪切り、歯磨き、洗髪、耳かき、着衣を整えるなど、 衛生状態を保ったり、リフレッシュや 他人から見られていることを意識してもらうことを目的としています。異常や疾患がある場合には、介護サービスでは提供できない場合があります。

もちろん介護保険が適用されます。

ヘルパーさんに1日に3~6回前後訪問してもらい、 その時に必要な支援をしてもらえる月々定額のサービス 「定期巡回・随時対応サービス」でも対応してもらえます。

もし被介護者の方が身だしなみに無頓着になってしまったら、 まずは身体整容から始めてみるのもいいかもしれませんね。

自分でメイクが出来なくても…

資生堂が行った調査によると、 化粧を辞めた高齢者の4人に1人が 「病気をして辞めた」、「ひとりでできないから」と答えています。

マヒがあって自分では上手にメイクができない人でも、 介護者が1対1で向き合ってメイクをしてあげることで、 安心感や癒しなどが得られるそうです。

 

冒頭の漫画は、すぬーぴーわんさんよりご応募頂いた介護エピソードを元に作成させて頂いております。漫画として分かりやすくするため内容及び設定を一部改訂させていただいております。また、応募いただいたエピソードから漫画を作成しております都合上、登場人物のキャラ設定などが都度異なることがございますが、ご容赦下さい。この漫画はフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありません。