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加藤茶が告白した「パーキンソン症候群」とは?

公開日: : 最終更新日:2018/12/19 パーキンソン病

加藤茶が告白した「パーキンソン症候群」とは?

5月11日、TBS系列で放送されているテレビ番組「私の何がイケないの?」で、加藤茶さん(72)が「パーキンソン症候群」だったと告白して話題になりました。

加藤さんが陥った「パーキンソン症候群」とはどんな疾患なのでしょうか?

放送もされた加藤さんの症状

2014年6月に出演した番組では、ろれつが回っておらず、反応が遅い加藤さんを、共演の笑福亭鶴瓶さんが心配する一幕もありました。

ご本人は「認知症ではないか」との噂も流れたこの時を振り返り、「普通にボケていた。手の震えが尋常じゃなかった」と語っています。その日は家に帰ってからもご飯が食べられる状態ではなく、奥様の運転する車で病院に行ったそうです。

「パーキンソン症候群」を引き起こした原因は、服用している薬の一つが合わなかったからだそうです。

症状を引き起こした「パーキンソン症候群」とは?

パーキンソン病は手足の震えや筋肉の硬直(こわばり)が出現したり、動作が緩慢になったり動かなくなったり、転びやすくなる症状などを引き起こす、脳神経系の病気です。
パーキンソン症候群とは、別の原因でパーキンソン病と似た症状が起こる疾患です。
パーキンソン症候群を引き起こす原因にはこんなものがあります。

・降圧薬などの薬の飲み合わせ

・脳腫瘍や脳梗塞など

・ウィルス脳炎(インフルエンザ等のウィルスによる脳の炎症)

・頭部の外傷

・一酸化炭素、マンガンなどの毒物

・レビー小体型認知症など別の変性疾患

・脳内のドーパミンという物質が不足する

原因となっている薬の服用を止めたり、根本の病気を治療することで、パーキンソン症候群の症状は軽減、または消失します。

こんな症状があったら…パーキンソン病かも

パーキンソン病は目に見えるかたちで明らかに症状が出現することで家族などが気付き、病院で診断されることが多いものです。
パーキンソン病は進行性の病気ですが、早期発見により早期対処することで進行を遅らせることもできます。
東海大学医学部脳神経外の研究によると、パーキンソン病の予兆として、パーキンソン病が進行する前に「便秘」を訴える人が多かったという報告がされています。
また、嗅覚が低下してきたり、食事などの味が鈍ってくるということもあるようです。
こういった症状に気付いた場合、そのたの行動・運動面などで変化がないか注意してみましょう。
もし「おかしい」と思ったら早めに病院を受診してみてもいいでしょう。

突然の“ボケ”に要注意

加藤さんは当時を「普通にボケていた」と振り返っていますが、今回のように“ボケ”のように見えても、実際は違う病気であることも少なくはありません。

認知症はゆっくりと進行していく病気ですが、加藤さんのように突然“ボケ”が進行してしまった場合には、パーキンソン症候群のほかにもこんな可能性もあります。

【突然“ボケ”る場合】
・てんかん発作
・一過性脳虚血発作(24時間以内にいったん消失するが再発する)

【数時間で“ボケ”る場合】
・脳卒中などの脳血管性障害
・アルコール依存症などのアルコールが原因の障害

【数日~数週間で“ボケ”る場合】
・脳腫瘍

「様子がおかしいな?」と思ったら、早めに病院で診断を受けましょう。