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食中毒に注意!これからの季節に気を付けたいポイントは?

公開日: : 最終更新日:2018/12/19 食中毒対策

食中毒に注意!これからの季節に気を付けたいポイントは?

冬が終わったと思ったら、あっという間に気温や湿度の高い夏がやってきます。夏に気を付けたいのが食中毒です。体力や抵抗力が落ちてきた高齢者は食中毒になりやすく、また症状が重くなってしまうこともあります。
しかも、本人たちは「今まで大丈夫だったから」と注意を怠りがちなので、介護をしている人が注意を促す必要がありますが、介護者でもどんなところを注意すべきかわからないということもあるでしょう。

食中毒の予防には“菌をつけない”“菌を増やさない”“殺菌する”という3原則があります。食中毒予防の3原則の具体的なポイントを説明します。

 【食中毒予防の3原則】その1:菌を付けない

菌を付けないポイントは2つです。

ポイント① しっかり手を洗う

・手には多くの雑菌が付着しています。食中毒の原因となる細菌やウイルスが食材などに付着しないようにしっかり手洗いをしましょう。
・石鹸などを利用しても殺菌できない菌やウイルスもいます。泡で雑菌などをしっかり浮かせた後はしっかりとすすぐことも意識しましょう。
・手を拭くタオルにも雑菌は繁殖します。少なくとも1日に1回交換しましょう。
・食事の前、外出から帰宅したとき、トイレの後、ペットを触った後は必ず手を洗いましょう。
・生肉や生魚、生卵に触った後にも手洗いを行いましょう。

ポイント② 調理用具や食材の取り扱いにも注意

・調理用具や食材にも雑菌やウイルスは付着しているかもしれません。調理用具を使用する台所を清潔に保つようにしましょう。
・肉や魚を調理したら、その度に包丁とまな板を洗いましょう。
・洗った後は十分に乾燥させて水分を残さないようにしましょう。

【食中毒予防の3原則】その2:菌を増やさない

菌が増えれば増えるほど食中毒となるリスクが高くなります。そのため如何に菌を増殖させないかも重要です。菌を増やさないポイントは4つです。

購入した食品はできるだけ早く冷蔵庫へ

多くの細菌は10℃以下では繁殖力が低下し、マイナス15以下では繁殖することができなくなるとされています。生鮮食品を購入した際には、できるだけ寄り道をせずに家に帰り、すぐに冷蔵庫に保存しましょう。その他「要冷蔵」と書かれているものは、すぐに冷蔵庫にしまってください。
肉や魚などの水分が他の食材につかないように、ビニール袋で小分けして保存しましょう。

冷蔵庫に物を詰め込み過ぎない

冷蔵庫は4度以下、冷凍庫は―15度以下に維持しましょう。詰め込み過ぎると、十分に冷えなくなってしまいますので、7割程度に抑えましょう。

賞味期限や消費期限を守る

賞味期限や消費期限は必ず守りましょう。
一度解凍した冷凍食品を何度も冷凍するのはやめましょう。

・調理したものはすぐに食べる

後で食べる分は、箸をつける前にフタやラップをして冷蔵庫で保存しておきましょう。

【食中毒予防の3原則】その3:殺菌する

殺菌のポイントは「できるだけ火を通したものを食べる」です。野菜も含めてできるだけ火を通したものを食べましょう。普段は多少の菌が入り込んでも免疫力が高ければ食中毒を起こさないことも多くあります。しかし体調が悪い時には免疫力も低下していることがあり、普段は問題のない菌の量でも食中毒を起こしてしまうことがあります。一度作ったものを温め直す際にも、充分に火を通しましょう。

特に気を付けたい食材は3つです。

生肉……O157やサルモネラの心配があります

生卵……サルモネラの心配があります

魚介類……腸炎ビブリオの心配があります。

「生食用」以外は必ず火を通し、流水で良く洗ってから調理しましょう。体調がすぐれないなど、場合によっては生食用でも控えたほうがいいかもしれません。

食中毒が気になる方へ

そうは言っても食中毒が心配という方は、食事宅配サービスをご利用してはいかがでしょうか?
食中毒予防の3原則に注意していることはもちろん、栄養バランスや食事制限のことも考えてくれる食事宅配サービスは、ご家族にとって心強い味方です。
>> ご高齢者向け食事宅配サービスの検索サイト「らいふーど」

こんな症状が出たらすぐに病院へ

「吐き気、嘔吐、腹痛、下痢」……もしこんな症状が出たら、食中毒かもしれません。すぐに病院で治療を受けましょう。自宅にある下痢止めや胃腸薬などの服用は避け、医師の診断を待つようにしてください。

また、高齢になるほど脱水症状を起こしやすくなります。下痢や嘔吐を繰り返すと脱水症状を起こしてしまう可能性もあります。

脱水症状を起こさないために

水分が摂取できない場合はとくに脱水症状のリスクが高いため、病院を受診しましょう。

水分を摂取できる場合はこまめに水分を摂りましょう。
冷たい水は吸収が早いですが、胃腸に負担がかかりやすい特徴があります。常温だと吸収率は少し落ちますが胃腸にほとんど負担なく吸収されます。温かい水分だと吸収はゆっくりになりますが胃腸に負担なく吸収されます。
嘔吐や下痢では電解質も失われるので、水分だけではなく電解質を含んだものを利用すると効果的でしょう。
以下を参考にしてみてはいかがでしょうか。

>>ロタウイルスとは?流行しやすい3~5月は “ロタウイルスに罹ったときの対処法は(経口による水分補給について)”

再発防止にするべきこと

原因と思われる食品、吐いたもの、便を医師に診てもらい、原因を突き止めるのも再発防止には重要です。

もし外食や購入した食品が原因の場合には、空の容器やレシートを保存しておき、最寄りの保健所に連絡を入れましょう。

以下の記事も参考にしてみてください。
>>ひとり暮らしの高齢者を食中毒から守るポイント