【介護漫画】女心は変わらない?うれしい褒め言葉はやっぱりアレ~ いくつになっても… ~

褒めてもらって、やる気が出たりうれしくなったりするのは 老若男女関係ないことですよね。 でも年上の人をどう褒めていいのか 困ってしまう人もいるのではないでしょうか。

女性の場合は、やっぱり “あの言葉”を言われるのがうれしいようです。

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認知症の方の心に届く“褒め言葉”

認知症の方との接し方でよく言われるのは 「できないことは共感し、できることは褒める」ことです。

褒められることで気分が高まり、こんな効果があると言われています。

・うつや無気力の改善 ・リハビリや日常生活のやる気向上 ・ストレスによる認知症悪化を予防

褒めることと同じぐらい「感謝すること」も有効だと言われています。 少しおおげさなぐらいの言葉とリアクションでもよいそうです。

認知症の症状を緩和して、悪化を防ぐには 「うれしい」、「楽しい」、「幸せ」、「安心」と感じてもらうことが大切です。

逆に避けたい感情は、 「哀しい」、「嫌だ」、「辛い」、「不安」だと言われています。

ずっと介護をしていると、笑顔でいられないことや 褒める言葉や感謝する言葉が素直に出てこないこともあると思います。 介護サービスを利用したり、家族会などで思いを共有できる仲間を見つけたりして ほどよく息抜きをしながら介護をしたいものですね。

“きれい”が認知症に効果的?

メイクアップやオシャレをして“きれい”になることで、 認知症の進行を遅らせたり、 無気力状態の方が活力を取り戻すことがあるということは、 以前もご紹介しました。 >>参考記事:「きれい」は認知症に効果的?訪問理美容ビジネスがスタート

大手化粧品メーカーの資生堂も、“きれい”の力で 高齢者や障害のある方をサポートしようと、 「化粧療法プログラム」を展開しています。

自分自身の手で化粧を楽しむプログラムを受けることで、 「自分を健康だと思う」と考える人の数が増え、 気分の落ち込みも改善されたそうです。

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また、花を見て「きれいだな」と感じることも 認知症には効果的なようです。

時々きれいにメイクアップをして、 シーズンの花を見行くのもいいかもしれませんね。

(グラフ出典元:資生堂)

冒頭の漫画は、もんじぇさんよりご応募頂いた介護エピソードを元に作成させて頂いております。漫画として分かりやすくするため内容及び設定を一部改訂させていただいております。また、応募いただいたエピソードから漫画を作成しております都合上、登場人物のキャラ設定などが都度異なることがございますが、ご容赦下さい。この漫画はフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありません。