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ヘルパーにできること・できないこと 1~ヘルパーの正式名称を知っていますか?~

公開日: : 最終更新日:2018/12/28 サービス提供範囲

ヘルパーにできること・できないこと 1~ヘルパーの正式名称を知っていますか?~

ヘルパーの正式名称知ってますか?

「ヘルパー」と一口に言っても、介護保険における訪問介護だけではなく、広義では家政婦紹介所などから派遣され、家事全般や病人のお世話をしてくれる家政婦さんや、施設・病院で働く人も「ヘルパー」と呼ばれることがあります。

しかし、介護保険制度のもとでのヘルパーは、ケアプランに則った支援以外のことは、原則できないことになっています(※1)。これらについては、次回以降、具体的に紹介していきます。

ところで、「ヘルパー」「ホームヘルパー」という言い方はあくまで通称で、正式には「訪問介護員」と言います。「ケアマネジャー」が正式には「介護支援専門員」であると同様、お役所の考える名称は、どこか堅苦しいですね。

 ヘルパーができるのはどんな人?

施設のように多くの職員が協力し合ってケアするのと異なり、ヘルパーは自宅で暮らしている利用者さんに1対1でのサービスを提供するため、常に高いスキルと経験が求められます。そのため、訪問介護を提供できる人は、かつては「ヘルパー2級以上の者」と定められていました。

2013年度からは、ヘルパー2級に代わる新たな資格として、「介護職員初任者研修」が誕生し、ヘルパー2級・1級の養成は行われなくなりました。しかし、呼称や資格は引き続き有効です。

訪問介護で仕事をできるのは、以下の人たちです。

介護福祉士(国家資格)

ヘルパー1級・2級(訪問介護員養成研修修了者)

介護職員初任者研修修了者(2013年度より実施)

介護職員基礎研修課程修了者(2006~12年度まで実施)

これ以外にも、社会福祉士、看護師・准看護師など、都道府県ごとに政令で定められた資格取得者や研修修了者が訪問介護の仕事に就くことができます。就労時には、研修の修了証明書の提出が必須のため、無資格の人がこっそり働く、などということはできません。

介護の専門職としての役割を担う

訪問介護の仕事は、利用者の自宅に訪問し、炊事や洗濯・入浴・排せつ・食事の用意や片付け等、利用者に対する身の回りのお世話が中心です。認知症の人への支援では、声かけや見守り的な援助も行います。しかし具体的な支援内容は、利用者の心身の状況に応じて100人いれば100通りあります。

それを決めるのはサービス担当者会議(※2)であり、その内容がケアプランに反映され、必要な支援が決められます。

介護保険が始まった当時は、ヘルパーを家政婦と混同し、必要な時にはいつでも来てくれて、なんでもやってもらえると思っている人がたくさんいました。しかし現在では介護保険の役割も広く浸透したため、ヘルパーは介護の専門職としての技量を、存分に発揮できる環境にあるのです。

将来や現状の家族介護に役立つ介護職員初任者研修

ヘルパーの技能や知識は、介護職員初任者研修によって学ぶことができます。
介護職員初任者研修とは介護を学ぶ全ての人の入門となる講座であり、介護職を目指す方のほとんどがまずはこの資格を取られています。

介護職員初任者研修で身に付く技能や知識は仕事だけではなく、大切なご家族を介護する際や、ご自身が介護される側になったときにも大変役に立つ技能です。

また、最近では介護職員初任者研修にて認知症についても詳しく学ぶため、日常における認知症の家族への支援についてもしっかり学ぶことができます。

>> 介護職員初任者研修を学びたい方はこちら
※1 定期巡回・随時対応サービス、小規模多機能型居宅介護など、新たに創設された地域密着型サービスにおける訪問介護は、この限りではない。

※2 すべてのサービス提供事業者が参加し、利用者・家族の意向の確認や事業者から専門的意見を求め、ケアプランの修正や最終決定をする場。訪問介護事業所からはサービス提供責任者が出席する。

 

特集<ヘルパーにできること・できないこと>
>> 1 ~ヘルパーの正式名称を知っていますか?~
>> 2 ~ヘルパーの仕事範囲はどこからどこまで?~
>> 3 ~生活援助の中身とは?<前編>~
>> 4 ~生活援助の中身とは?<後編>~
>> 5 ~支援能力の高さは「観察力」~
>> 最終回~爪切り、口腔ケア、耳掃除も解禁!~
>>1~6をまとめてみたい方はこちらから

>>  “ヘルパーにできること・できないこと” について、同じ介護者同士で話し合う!(共感広場への投稿)

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