第2回 大人用おむつの選び方~気をつけるポイントは?[PR]

提供:花王株式会社 リリーフ

前回、要介護者の状態とおむつタイプについて解説しました。他にも大人用おむつを選ぶときには、「モレない」ことはもちろん、「お肌へのやさしさ」への配慮や、「消臭性能」、「使用状況」に合わせたおむつ選びが大切です。ここでは、気をつけるポイントについて解説していきます。

1.通気性があること

 子供がおむつかぶれするように、大人もおむつをして肌のムレが続けば、同じようにかぶれます。 肌のムレを防ぐためには、通気性があるおむつを使うことが最も大切です。外側の防水シート(バックシート)に通気性素材が使用されているものを選びましょう。通気性素材は、尿はしっかりガードして、おむつの中の湿った空気をどんどん外に逃がしますから、ムレる心配がありません。おむつと尿とりパッドを併用する場合には、おむつだけでなく、尿とりパッドにも通気性があるものを選ぶことが重要です。
 
おむつ内湿度の比較
first_pct10 通気性のないおむつ(テープ式+尿とりパッド)を使用した場合、 排尿後10分程度で、不快を感じる湿度70%を越え、そのまま高い状態が続きます。
濡れた紙おむつの通気性の比較 first_pct11
通気性シートを使用したおむつ(右)では、おむつ内から排出された湿った空気によって、コップの内側が曇っています。

2.やわらかいこと

おむつの摩擦によって、お肌が刺激を受ける場合があります。やわらかい素材で、肌ざわりがよく、身体にやさしくフィットするものを選びましょう。紙おむつを長時間つけていると、皮膚がかぶれやすくなって炎症を起こしたり、床ずれを招いたりすることがあります。おむつはお肌に優しいかぶれにくいものを選び、時々体位を変えてあげましょう。

3.抗菌・消臭効果があること

排泄後、時間とともに増えてしまう雑菌の繁殖を抑え、ニオイを防ぐ効果があるものがおすすめです。
ニオイの比較 first_pct12

4.尿量と交換頻度に合わせて選ぶこと

夜間など、頻繁におむつ交換ができないときは、尿とりパッドを吸収量の多いタイプ(「夜間用」「長時間用」など)に切り替えましょう。 おむつの交換時にこんな変化に気づいたら要注意です。 ・尿や便の量 ・下痢をしていないか ・血液が混ざっていないか ・陰部がただれていないか ・床ずれがないか など 異常が見つかった時には、すぐに主治医に相談してください。

5.安心介護で寄せられた「排泄のケアの仕方、汚物の処理」の質問

<排泄のケアの仕方、汚物の処理について教えてください> https://i.ansinkaigo.jp/questions/4656
【質問】 寝たきり生活だと排泄はどうするのですか?オムツにさせてしまうのでしょうか?オムツ交換のタイミングはいつ?どうやって気づくのでしょうか?また汚物の処理は普通にゴミとしてオムツを捨てればいいのでしょうか?臭いに対する対策はどうしたらいいのか?もう挙げたらキリかないくらいにわかりません。まずオムツの選び方もわかりません。どうか教えてください。

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