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介護施設・高齢者向け施設の種類と選び方

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介護施設の種類には何がある?

一言で “介護施設”や”高齢者向け施設” と言ってもどのような種類があるのか、ご存知ですか?

「複雑で違いがよくわからない」
「私のお父さんはどの施設が合ってるの?」
「そもそもどんな種類があるの?」
そんな方へ、介護施設の種類と特徴をわかりやすくお伝えします。

種類別介護施設・高齢者向け施設の種類

介護施設の種類は大きく10個に分けられます。

・特別養護老人ホーム(特養・介護老人福祉施設)
・介護老人保健施設(老健)
・介護療養型医療施設
・有料老人ホーム
・ケアハウス/軽費老人ホーム
・グループホーム
・養護老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
・シニア向け分譲マンション
・介護医療院

特別養護老人ホーム(特養・介護老人福祉施設)

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
なし 安い × 限定的

《対象者》

在宅での介護が困難な要介護3以上の方(原則65歳以上)

《費用例》

費用は部屋タイプや要介護度によって異なります。

要介護3で多床室を利用した場合(食費や賃料は基準額にて計算)

介護サービス費用+賃料+食費=約87,450円(30日)

上記に加えておむつなどの実費や各種加算が追加されます。

※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成30年4月現在)に基づいて計算しています
※上記はあくまでも目安の金額です。費用は時間帯(早朝・深夜)やサービス提供事業者、地域(市区町村)の区分などによって異なります
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある方は、所得に応じて自己負担割合が2割または3割(*1)になります。

(*1)3割負担は平成30年8月から

《特徴》

健康管理や病気の予防、慢性の疾患の服薬管理は行われますが、医療処置が必要な場合は、通院または入院が必要となります。

助成制度が利用でき、有料老人ホームに比べ利用料が低いので人気が高く、多くの施設で数ヵ月から数年の待機が必要になるケースが多いです。介護保険が適用されます。

>>特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)とは 特徴と探し方

介護老人保健施設(老健)

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
なし やや高い ×

《対象者》

・要介護(1~5)と認定された方(原則65歳以上)
・病状は安定しており、集中的なリハビリテーションを受けて自立生活を目指す方

《費用例》

費用は部屋タイプや要介護度によって異なります。

要介護3で基本型施設の従来型個室を利用した場合(食費や賃料は基準額にて計算)

介護サービス費用+賃料+食費=約114,720円(30日)

上記に加えておむつなどの実費や各種加算が追加されます。

※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成30年4月現在)に基づいて計算しています
※上記はあくまでも目安の金額です。費用は時間帯(早朝・深夜)やサービス提供事業者、地域(市区町村)の区分などによって異なります
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある方は、所得に応じて自己負担割合が2割または3割(*1)になります。

(*1)3割負担は平成30年8月から

《特徴》

介護老人保健施設(老健)に入所した場合、施設では対応できない医療処置は、施設が協力医療機関として契約をしている医療機関を受診します。また、より医療的なケアが必要な人向けの介護老人保健施設(老健)として、介護療養型老人保健施設(療養型老健・新型老健)というものもあります。

入居期間は3ヵ月から半年、長くても1年未満です。在宅へ戻ることが難しい場合は、有料老人ホームなどに転居することが多いようです。介護保険が適用されます。

>>介護老人保健施設(老健)とは 特徴と探し方

介護療養型医療施設(療養病床)

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
なし やや高い ×

《対象者》

・要介護(1~5)と認定された方(原則65歳以上)
・症状は落ち着いているものの療養が必要な方

《費用例》

費用は部屋タイプや要介護度によって異なります。

要介護3で従来型個室を利用した場合(食費や賃料は基準額にて計算)

介護サービス費用+賃料+食費=約119,600円/月(30日)

上記に加えておむつなどの実費や各種加算が追加されます。

※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成30年4月現在)に基づいて計算しています
※上記はあくまでも目安の金額です。費用は時間帯(早朝・深夜)やサービス提供事業者、地域(市区町村)の区分などによって異なります
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある方は、所得に応じて自己負担割合が2割または3割(*1)になります。

(*1)3割負担は平成30年8月から

《特徴》

病院に併設されていることが多く、医療・看護に重点を置いたサービスが受けられます。介護保険が適用されます。

>>介護療養型医療施設とは 特徴と探し方

2006年に2011年度末までの介護療養病床廃止が決定していましたが、新しい受け皿への転換がうまくいかずに2017年度末までに延長され、2017年には再び6年間延長されることになりました。
>>新たな介護保険施設「介護医療院」を創設。介護療養型医療施設の廃止はさらに6年延長へ

有料老人ホーム

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
0~数千万円 高い 限定的

《対象者》

 ・介護付き一般型/介護付き外部サービス利用型/住宅型
 原則60歳以上で、「自立」「要支援(1~2)」「要介護(1~5)」の方

・健康型
 自立(介護が必要になったら退去しなければなりません)

《費用例》

費用は要介護度や有料老人ホームの種類、事業者によって異なります。

介護サービス費用+賃料+食費+管理料

上記に加えておむつなどの実費や各種加算が追加されます。
介護付き一般型では提供される介護サービス(特定施設入居者生活介護)には介護保険が適用され、金額は要介護度などによって異なります。その他、外部の介護保険サービスを利用するタイプもあります。

《特徴》

食事や洗濯などのサービスが行われる施設です。
有料老人ホームは施設によって特色があるので、設備の充実度や利用料、提供される医療ケアなど項目ごとに評価していき、総合的に判断することが選び方のポイントとなります。

>>有料老人ホームとは 特徴と探し方

ケアハウス、軽費老人ホーム

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
 0~数十万円 安い × 限定的

《対象者》

・ケアハウス
 原則60歳以上、自炊ができない方、家庭の事情などにより、自宅での生活が困難な方

・軽費老人ホームA型
 原則60歳以上で、低所得の方、基本的に自立した生活ができるが、ある程度の支援や介護が必要な方、家庭の事情などにより、自宅での生活が困難な方

・軽費老人ホームB型
 原則60歳以上、健康で自炊ができる方、家庭の事情などにより、自宅での生活が困難な方

《費用例》

ひと月あたりにかかる金額は、所得や入居している軽費老人ホームの種類によって異なります。下記はあくまでも目安の金額です。

●軽費老人ホームA型
65,000円~所得に応じて150,000円程度/月

●軽費老人ホームB型
約40,000円/月

●ケアハウス
約90,000円~所得に応じて150,000円程度/月

※介護保険サービスを利用する場合には、別途本人負担分の介護保険サービス費が必要です
※その他、入居金などが別途かかる場合があります
※上記はあくまでも目安の金額です。費用は前年度の所得や事業者、市区町村によって異なります

《特徴》

食事や洗濯などのサービスが受けられる施設です。助成制度も利用でき、有料老人ホームより少ない負担で利用できます。地域や施設によって入居基準が様々です。

>>軽費老人ホームとは 特徴と探し方

養護老人ホーム

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
なし 非常に安い × なし

《対象者》 

・原則65歳以上の方で下記の理由に当てはまると自治体が判断した方
- 身体・精神的理由(障害があり、日常生活が困難など)
- 経済的理由(年金がない、生活保護を受けている など)
- 環境上の理由(家庭の事情で在宅での生活が困難、虐待など)

・寝たきりの方、介護度の重い方、所得の多い方は不可

《費用例》

養護老人ホームの費用は、前年度の収入に応じて法律で徴収基準額が定められており、ご本人の場合と扶養義務者の場合で費用は異なります。

例えば、本人の前年度の収入が27万円以下の場合は0円/月、150万円以下の場合は81,100円/月となります。

《特徴》

自立した生活を送れるよう、社会復帰のための支援として、食事や日常生活のお手伝いをしています。入居の可否を自治体が判断するため、空きがあれば入居できるというわけではありません。

介護度が重くなると退居しなくてはいけない場合があります。

>>養護老人ホームとは 特徴と探し方

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
0~数百万円 やや高い 限定的

《対象者》

下記の3点をすべて満たす方
・ 要支援2、もしくは要介護1以上
・認知症と診断されている
・施設のある自治体に住民登録があること

《費用例》

月々にかかる費用は、施設によって大きく変わります。

個室利用料+食費+管理費+介護サービス料+雑費(日用品費など) 

提供される介護サービス(認知症対応型共同生活介護)には介護保険が適用され、金額は要介護度などによって異なります。

《特徴》

認知症についての知識を持つ専門スタッフの援助のもと、能力に応じて料理や掃除など役割を分担しながら、自立した共同生活が行われます。医師や看護師の常駐が必須ではないグループホームでは、受けられる医療ケアは限られています。

また、要介護度が上がり、食事づくりや掃除といった身の回りのことを自ら行うことが困難になった場合、退所を求められる可能性があります。

>>グループホームとは 特徴と探し方

サービス付き高齢者向け住宅

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
敷金・礼金 やや高い 外部

《対象者》

・60歳以上の高齢者(またその同居者)、要介護認定もしくは要支援認定を受けている60歳未満の方(またその同居者)
・日常生活や介護に不安を抱くものの、比較的介護度の低い高齢者向け

《費用例》

月々にかかる費用は、施設によって大きく変わります。

居住費(家賃・管理費など)+水道光熱費+食費

水道光熱費は個別に実費を支払うケースと、居住費に含まれているケースがあります。

《特徴》

バリアフリーなどの設備基準が規定されており、スタッフが常駐し入居者の見守りや生活支援などを行う賃貸型の施設です。サ高住、サ付きとも呼ばれています。

>>サービス付き高齢者向け住宅とは 特徴と探し方

シニア向け分譲マンション

初期費用 月額費用 入りやすさ 医療的ケア 長期入所
マンション購入費用 やや高い 外部

《対象者》

・シニアや老後の生活を考える現役世代の方
・安心できる環境と生活の支援のもと、老後の生活を楽しみたいという比較的元気な方が対象です。

《費用例》

購入費用は、通常のマンションと同等かそれ以上となります。

月額利用料は、管理費や修繕積立費、サービス利用料、水道光熱費、食費などです。

《特徴》

主に民間事業者が販売・運営を実施している施設です。住民は医療や介護のケアを受けながら生活ができます。通常の分譲マンションのように資産価値があり、売却や相続も可能です。

施設内に介護事業所があったり、提携先の居宅介護支援事業所があったりと、介護が必要になった際のサポートも提供しています。

>>シニア向け分譲マンションとは

介護施設の選び方のポイントまとめ

介護施設の選び方のポイントは、
1. 介護施設の種類によって異なる特徴を捉え、
2.どの種類が “合っているのか” 該当する種類を選び、
3.該当する種類の施設を地域で探していくこと
です。

本人、そして家族が後悔しないよう、情報収集をしっかり行ったうえで施設選びをしていきたいですね。

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