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要介護・要支援とは – 要介護1~5、要支援1・2の違い

目次

1 要介護(要支援)って何?
2 要介護度、要支援度はどのように決まるのか
3 要介護・要支援度の目安
4 要介護・要支援度別、利用可能なサービス例
5 「要介護認定」に関するみんなの相談

要介護(要支援)って何?

要介護・要支援とは、介護サービスを受ける際に、その状態がどの程度なのかを判定するものです。

要支援は要支援1と要支援2の2段階、要介護は要介護1から要介護5まで5段階あります。いずれかの区分に認定されたのちに、介護保険サービスを利用することができます。

認定を受けられるのは、65歳以上の方もしくは、40~64歳までで加齢が原因と思われる「特定疾病(16種類)」の方となります。

要介護・要支援は段階(レベル)によって分かれており、それぞれで利用できる介護サービスの範囲や量、負担料金の上限などが変わってきます。

要介護度、要支援度はどのように決まるのか

要支援・要介護度の判定を受けるには、申請書や主治医意見書などを用意して、市区町村に申請をします。

申請されると、市区町村の担当職員、あるいは委託を受けたケアマネージャーにより、全国共通の認定調査書を使った聞き取りなどの訪問調査が行われます。

その後、調査の結果を元にした、コンピューターによる一次判定を経て、主治医の意見書、特記事項などから保健・医療・福祉の学識経験者(5名程度)が介護認定審査会を開き、二次判定がなされます。

二次判定の結果に基づいて、市区町村が要支援・要介護度を認定。その内容が本人に通知されます。
>>要介護認定、認定調査の手続きと流れ
>>「要介護認定」に関するみんなの相談

要介護・要支援度の目安

要介護・要支援度の目安は以下の通りです。

要支援1 :
日常生活上の基本動作については、ほぼ自分で行うことが可能ですが、要介護状態への進行を予防するために、IADL(手段的日常生活動作)において何らかの支援が必要な状態。

要支援2:
要支援1と比べて、IADL(手段的日常生活動作)を行う能力がわずかに低下し、機能の維持や改善のために何らかの支援が必要な状態。

要介護1:
要支援の状態からさらにIADL(手段的日常生活動作)の能力が低下。排せつや入浴などに部分的な介護が必要な状態。

要介護2:
要介護1の状態に加えて、歩行や起き上がりなどに部分的な介護が必要な状態。

要介護3:
要介護2の状態からさらにIADL(手段的日常生活動作)およびADL(日常生活動作)が著しく低下し、立ち上がりや歩行が自力ではできず、排泄や入浴、衣服の着脱などにもほぼ全面的な介護が必要な状態。

要介護4:
要介護3よりも動作能力が著しく低下し、日常生活ほぼ全般を介護なしで行うことが困難な状態。

要介護5:
要介護4の状態よりさらに動作能力が低下し、意思の伝達も困難になり、介護無しには日常生活を送ることが不可能な状態。

▼ADL(日常生活動作)とIADL(手段的日常生活動作)とは
ADL(日常生活動作):食事、排泄、整容、移動、入浴などの日常生活で基本的な行動
IADL(手段的日常生活動作):買い物、家事全般、服薬管理、支払い手続き、趣味の活動など

以下から要介護度のシミュレーションもできますので、不安な方は目安として利用してみてもいいでしょう。
>>要介護認定チェックをやってみる!

要介護・要支援度別、利用可能なサービス例

介護保険によって利用できる介護サービスは、大きく分けると以下の通りです。

・訪問介護:ホームヘルパー訪問
・通所系サービス:デイサービスなど
・訪問看護:医師の指示の元、保険師・看護師・准看護士による世話や診療

ただし要支援・要介護度によって、利用できる介護サービスは異なります。あらかじめ把握しておくと良いでしょう。
下記は利用できる在宅サービスの目安となります。

要支援1

支給限度額/月:5万30円
週1回の介護予防訪問介護、月2回の施設への短期入所

要支援2

支給限度額/月:10万4730円
週2回の介護予防訪問介護、月2回の施設への短期入所、一部の福祉用具貸与(歩行補助杖など)

要介護1

支給限度額/月:16万6920円
週3回の訪問介護、週1回の訪問看護、週2回のデイサービス・デイケア、3ヵ月に1週間の施設への短期入所、一部の福祉用具貸与(歩行補助杖など)

要介護2

支給限度額/月:19万6160円
週3回の訪問介護、週1回の訪問看護、週2回のデイサービス・デイケア、3ヵ月に1週間の施設への短期入所、一部の福祉用具貸与(歩行補助杖など)

要介護3

支給限度額/月:26万9310円
週2回の訪問介護、週1回の訪問看護、週3回のデイサービス・デイケア、毎日1回の夜間巡回型訪問介護、2ヵ月に1週間の施設への短期入所、福祉用具貸与(排便機能付き自動排泄処理装置除く)

要介護4

支給限度額/月:30万8060円
週6回の訪問介護、週2回の訪問看護、週1回のデイサービス・デイケア、毎日1回の夜間対応型訪問介護、2ヵ月に1週間の施設への短期入所、福祉用具貸与

要介護5

支給限度額/月:36万650円
週5回の訪問介護、週2回の訪問看護、週1回のデイサービス・デイケア、毎日早朝、夜間2回の夜間対応型訪問介護、1ヵ月に1週間の短期入所、福祉用具貸与

これらはあくまでも標準的な地域の場合の目安とあります。実際に利用できるサービスについては、ケアマネージャーなどに相談しましょう。

また、実際の自己負担額は支給限度額の1割(一部2割)です。支給限度額を超えた場合は、全額自己負担になりますが、一定の上限を超えると払い戻しされる「高額介護サービス費制度」が利用できます。
>>高額介護サービス費制度とは
>>介護に必要な費用・お金

「要介護認定」に関するみんなの相談

何度か保健師さんと家族が面談して介護認定について話し合いをしています。本人が認定を嫌がったり、認定を受けても活かすことがないから無駄なのかなと思っています。実際、どうしたらいいのでしょう?今の時点でメリットはあるのでしょうか?
引用元 介護のQ&A:介護認定の必要性

日に日に父の奇行が目立つようになり、私のことも父を騙していると疑っているようです。出来ることからやって行かないとこちらも参ってしまいそうですが、介護認定は認知症検査の結果を待ってから行うべきでしょうか?
引用元 介護のQ&A:認知症検査の結果が出るまで介護保険申請はできないのでしょうか

母が脳出血で倒れて少しだけ麻痺があります。父親は、母を支えて車で病院や買い物に付き添ってくれていますが、長距離は歩けません。2人の介護認定を受けさせたいのですか、難しいでしょうか?生活が少しでも楽になる支援などはありますか?
引用元 介護のQ&A:要支援の認定が出来るか知りたい

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