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脳卒中のリハビリ

脳の血管が破れたり、詰まったりすることが原因で発症する病気の総称を「脳卒中」と呼びます。
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などは、代表的なものとしてご存知の方も多いでしょう。

脳卒中を発症すると見られる典型的な症状としては、右、または左半身の手足の麻痺です。
ただし脳の損傷部位によっては、言語障害やめまい、視野狭窄などが見られる場合もあります。
これらの症状は、立てない、歩けない、手が使えない、話せないなど、日常生活に大きな支障をきたします。

しかし、リハビリを行うことで状態をある程度回復させることが可能です。
脳卒中のリハビリは、発症して間もない頃から始めるのが特徴です。

早ければ早いほど、回復率も高くなるといわれています。

そのため、最初は治療と並行してベッドの上でリハビリを行い、だんだんと起き上がるリハビリに移行し、車いすに乗れるようになるとリハビリ室で行うようになります。

回復した機能を維持するためには、退院後も自宅でリハビリを根気強く続けることがとても大切です。

脳卒中のリハビリについて、その移り代わりを時期ごとにみていきましょう。

急性期

リハビリ場所:急性期病棟のベッドの上

発症後、1~2週間に治療と並行して行われます。

主に行われるのは、関節を動かしたり、関節を良い状態に保つリハビリです。

麻痺により動かなくなっている部分を人工的に動かして、筋力の低下や関節の硬直を防ぐことを目的としています。

まずはベッドに寝たままの状態で介助してもらいながら、ゆっくりと体の向きを変えます。これは、床ずれの防止にもつながります。

また、手足の麻痺が見られる場合は、曲がった関節を曲がったまま固まらないように伸ばしていきましょう。

症状によっては「座る訓練」も行われます。

回復期

リハビリ場所:リハビリ病棟(病院)、介護老人保健施設(老健施設)など

リハビリ病棟では、失われた機能を取り戻すことを目的に、理学療法士を中心とした専門性の高い医療チームによる機能訓練を行います。
入院できる期間の目安は、発症後3ヵ月程度です(病院や疾患によって変わります)。

その後も自宅に帰るのが難しいと判断されたら、介護老人保健施設(老健施設)に入所して、自宅に帰るためのリハビリを続けることも可能です。
こちらも期間が限られており、基本的に3ヵ月となっていますが、その後も在宅復帰が無理だと判断されれば、期間が延長されることがあります。

日常生活で基本となる歩行訓練を行うことが多く、歩行器を使ったり、杖をついて歩く練習をしたりします。これらの運動訓練と同時に行うのが作業訓練で、ベッドから起き上がったり、ベッドの端に座ったり、洗顔やトイレ、食事、入浴などの日常行う基本動作を反復して訓練するものです。

また、麻痺している手が利き手で回復が見込めない場合には、利き手ではないほうの手で作業する訓練を行います。

維持期

リハビリ場所:デイケア、ショートステイ施設、病院(通院)、自宅など

回復期で取り戻した機能を維持するためのリハビリです。

特別なことをするのではなく、洗顔や着替え、食事、洗濯や掃除などの家事といった日常の動作のすべてがリハビリになります。

もちろん完全に麻痺がとれていない状態に行うのですから、完璧にできるわけではありません。しかし、根気強く続けることが状態の維持につながるのです。

自宅に帰ってからのリハビリ

自宅に帰ってきてからは、できるだけ自立した生活ができるように、手すりをつけたり、床を滑りにくくしたりするなど、住宅環境を整えて危険を減らす必要があります。

また、維持期にリハビリを受ける方法は一つではありません。どのようなリハビリが本人に合っているのかが、重要になってくるでしょう。
>>自宅や施設など―リハビリ方法を選ぶポイントは?

プロの手によるリハビリだけではなく、介護者が意識したい点が2つあります。
ひとつは「足の力を弱らせない」。もうひとつは「関節を固くしない」です。

介護者が見守れる、簡単なリハビリを紹介します。

足の力を弱らせないリハビリ

いすから立ったり座ったりを繰り返すだけでも、リハビリになります。あまり無理はせず、疲れたと感じたら終わりにしましょう。

①イスに座り、足の幅を肩幅程度に開きます
②続いてつま先に体重をかけてお尻を浮かせます。このとき、マヒのある方は手すりなどにつかまります
③体を起こして足を延ばします 

脳卒中のリハビリの流れ

ポイントはゆっくりと行うことです。つま先に体重をかけるときに、マヒのある足のかかとが浮いたりしないように、両方の足に力を入れることを意識してみましょう。

関節を固くしないリハビリ

関節を固くしないためには、ふくらはぎの筋肉を1日に10分ほど伸ばすストレッチをするといいでしょう。

脳卒中のリハビリ(ストレッチングボード)

角度のついているボードに乗るだけで、ふくらはぎの筋肉を伸ばせる専用のストレッチングボードが、4000円から7000円程度で販売されています。