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嚥下障害のリハビリ

食べるという行為は、人間にとって非常に大切です。

嚥下障害とは、脳の命令で唾液を分泌し、口や舌、喉の筋肉を上手に使って、食べ物を胃に送るという動作が難しくなってしまうことです。

無理に飲み込もうとすると食べ物が気管に入りむせたり、喉に残って窒息したり、食べかすが気管に入って誤嚥性肺炎の原因になったりします。

▼嚥下機能が弱まったサイン

・食事中や水分補給でによくむせるようになった
・風邪でもないのに咳き込んだり、むせることがある
・柔らかいものや麺類を食べたがる
・1度で飲みこめず、口の中に食べ物が残る
・食事の後に声が枯れている

嚥下障害のリハビリは、生命維持のために必要なだけではなく、味を楽しんだり、コミュニケーションを図ったりと、高齢者の方にとって貴重な楽しみである「食事」を長く続けるためのものでもあります。

嚥下機能が落ちたなと思ったら、少しでも回復できるようにリハビリを行うことはとても大切です。

摂食嚥下障害のリハビリでは、肺炎や窒息などのリスクが伴います。
そのため、十分な配慮をしながら取り組む必要があるでしょう。 

口腔ケア

嚥下の訓練を行う前の準備として行うのが口腔ケアです。
在宅介護においても、口腔ケアは非常に大切な行為だといえます。

歯ブラシなどで食べかすや細菌を除去し、口腔内の衛生を保ちましょう。
口腔内を清潔にすることは、高齢者の誤嚥性肺炎のリスクを低くしてくれることがわかっています。

手が動く場合は、自分で歯磨きやうがいをします。
しっかりと口を開き、歯茎までしっかりと磨くようにして食べかすが残らないように注意しましょう。

介護者が行う場合は、負担をかけすぎないように休みを入れながら行います。
>>高齢者の口腔ケアの目的と方法

リハビリの種類は2つ

リハビリの内容は、嚥下障害の程度によって「間接訓練」「直接訓練」に分けられます。

間接訓練

誤嚥の危険が高い場合には、食べ物を用いずにリハビリを行います。

具体的には「唇を出す」「すぼめる」「顎を突き出す」「頬を膨らませる」「舌を出して上唇と下唇につける」などのほか、発声練習や呼気を鼻から吸って口から吐き出す訓練などがあります。

直接訓練

実際に食べ物を用いた方法です。

状態に合わせた食形態を工夫し、30分ほどかけて7割程度の摂取を目安に訓練をしていきます。本人のペースに合わせて、見逃しやすい誤嚥のサインが出ていないかを確認しながら行われます。

嚥下障害のリハビリが受けられる場所

嚥下訓練やリハビリテーションについて、専門的知識のあるプロの手を借りたいときには、どこに相談に行けばいいのでしょうか?

かかりつけ歯科医院

本格的な嚥下障害のリハビリが受けられなくても、簡単な誤嚥対策の処置や口腔ケアの指導などについては、かかりつけの歯科医で受けられます。

また、嚥下障害に対応可能な病院を紹介してもらえるので、まずは相談してみてもいいでしょう。

病院

嚥下障害のリハビリが受けられる診療科は、歯科、口腔リハビリテーション科、神経内科、消化器科、循環器科、呼吸器科などがあります。

専門性によって対応は異なりますが、医師、摂食・嚥下障害看護認定看護師、看護師、作業療養士、言語聴覚士などの専門職がチームになって、嚥下機能の回復に当たります。

デイケア

通所リハビリテーション施設の中には、言語聴覚士がおり、嚥下障害のリハビリが得意なところもあるので、ケアマネジャーなどに話を聞いてみるといいでしょう。

訪問リハビリ

まずは嚥下評価のできる訪問歯科医に来てもらい、嚥下機能の状態を調べてもらいましょう。

そのうえで言語聴覚士にから訪問リハビリを受けます。

デイケアでリハビリを受ける場合も同様ですが、口腔ケアについては訪問歯科医にお願いをするといいでしょう。

自宅でも嚥下訓練を

嚥下障害だけではなく、リハビリは毎日の積み重ねが重要です。

口腔ケアや食事の際など、日常にうまくリハビリを取り入れながら、無理のない範囲で嚥下障害のリハビリを行うといいでしょう。
>>自宅での嚥下のリハビリ(摂食訓練)の方法

飲みこむ力に合わせた食事を

飲みこむ力が弱くなっても食事を楽しんでもらうには、飲みこむ力に合わせた食事を用意する必要があります。

噛む力や飲みこむ力、栄養バランスなどを考えた食事を宅配してくれるサービスもあるので、介護者の負担を軽くするためにも、被介護者に食事を楽しんでもらうためにも利用してみるといいでしょう。
>>らいふーど