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呼吸器疾患のための呼吸リハビリ

病気や外傷によって、呼吸器に障害が生じる呼吸器疾患。主なものでは、重い肺炎などが原因の肺損傷、気管支炎や肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患、慢性の病気である間質性肺炎、肺線維症、神経疾患による呼吸機能の低下などがあげられます。

呼吸器疾患のためのリハビリテーションで改善が期待できる症状にはこんなものがあります。

・治らない咳や痰、そのための不眠
・ちょっとした動作で起こる息切れ
・すぐに風邪にかかり、治りづらく、悪化しやすい状態
・不安やうつ

呼吸器疾患では呼吸がしにくくなったり、呼吸機能が低下したりします。そしてこれが引き金となり、さらに筋力の低下などを招くのです。これを二次的障害と呼び、患者の日常生活に不自由をもたらします。

こういった二次的障害を防ぐためにも、リハビリは重要です。

呼吸リハビリが受けられる場所

呼吸器疾患では、呼吸器機能や肺機能の直接的な変化は難しく、改善することはほとんど不可能です。

薬物療法や酸素療法などによる病気のケアと併せて、呼吸リハビリでは呼吸に必要な筋力を高めて体の動きをよくすることで、息切れをしにくくしていきます。また、日常生活を楽にする呼吸法や動作、自分で痰を処理する方法の指導を受けて、自立した生活を目指します。

呼吸リハビリが受けられる場所にはこんなところがあります。

リハビリテーション病院(リハビリテーション科)

入院や通院をして呼吸リハビリテーションを受けます。入院できる期間は原則90日以内です。また、1~2週間の短期プログラムを組んでいる病院もあります。

病院でのリハビリは、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語療法士、栄養士、薬剤師などがチームとなって改善を目指します。

デイケア

施設に通ってリハビリテーションを受けます。理学療法士などがいる施設であれば、呼吸リハビリテーションをしてもらえるので、一度問い合わせてみるといいでしょう。

訪問リハビリテーション

専門家が自宅を訪れ、呼吸リハビリテーションを受けます。在宅の状態に合わせたストレッチや筋力増進方法の指導を受けることができます。

自宅でできるリハビリ

呼吸器疾患のリハビリでは、自宅でもストレッチや筋肉増進といったリハビリを継続することが重要です。

ストレッチ

呼吸が浅くなってしまうと呼吸筋が固くなるため、うまく動かなくなった筋肉をほぐします。

ゆっくりと息を吸って、吐いてという動作を繰り返します。なお、胸の下部と体側を動かしながら息を吐き、胸の上部と背中の上部を動かしながら息を吸いましょう。

体を広げる時にはしっかり広げ、縮める時にはギュッと縮めることが大切です。ただし、痛みを感じるところまで行ってはいけません。無理のない範囲で行ってください。

筋力増進訓練

安静にしていると、どうしても足腰の筋力が低下します。

しかし筋力増進訓練では足腰だけではなく、同時に腕や腹筋など呼吸に使われる筋肉を鍛えることが目的です。

状態に合わせて軽い負荷を加え、軽いスクワットや腹筋運動などを行います。この時、力を入れる時に呼吸を止めないことが重要なポイントです。

特に慢性閉塞性肺疾患の人はリハビリを

中でもリハビリ効果が出やすいと言われているのが、慢性閉塞性肺疾患の人です。

「慢性閉塞性肺疾患」は肺気腫や慢性気管支炎など気管支や肺が炎症を起こし、それが原因で発症する病気の総称です。酸素を取り込んで二酸化炭素を吐く「呼吸」がうまくできず、体に酸素が足りなくなります。すると、少し動いただけで息切れがしたり、息苦しさを感じたりしてしまうのです。

このように、慢性閉塞性肺疾患の人は少し動くだけで息切れを起こしてしまうため、どうしてもあまり動かなくなってしまいます。

しかし、これが筋力低下の大きな原因です。同じ動きでも必要な酸素の量が多くなるため、さらに息切れに陥りやすくなってしまいます。

これは「息切れの悪循環」とよばれる状態で、「安静→筋力の低下→動くと息切れ→安静→…」と堂々巡りを繰り返すことになります。この悪循環を断ち切るためにもリハビリが重要です。