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関節リウマチの詳細とリハビリ

免疫の異常などが原因で発症する関節リウマチ。患者数は実に多く70万〜100万人に及ぶとさえいわれています。

関節リウマチとは

原因

本来は自分の身体を守るための免疫システムが、ウイルス感染などをきっかけに狂ってしまい、自分自身の身体を攻撃してしまうことがあります。

免疫システムが自分の関節を攻撃した結果、関節の滑膜(かつまく)に炎症が起きてしまうのが、関節リウマチです。進行すると日常の動作はかなり制限されてしまいます。

症状

関節リウマチでは、主に3つの症状が起こります。

関節の腫れ、痛み

関節を押したり動かしたりすると痛む場合もあれば、安静にしていても痛むこともあります。腫れたり、熱をもったり、赤くなることもあります。

関節の変形

関節の滑膜に炎症が起こることで、痛みや腫れなどを生じます。進行すると滑膜が異常に増殖し、周囲の軟骨や骨を壊してしまい、動かせる範囲が狭くなったり、動かなくなったりします。

朝のこわばり

関節リウマチは打撲や疲れと違い、朝に手足や体が動きにくいという症状が出ます。朝のこわばりで関節リウマチに気づくというケースも少なくはありません。

他にもこぶのようなしこり(皮下結節、リウマトイド結節)ができたり、疲れやすさや倦怠感、貧血、肺の炎症による息切れや呼吸困難など、関節以外にも様々な症状が起こります。

治療

関節リウマチの治療では薬物療法を中心に、リハビリテーション療法が行われます。すでに骨の変形が進んでしまった場合には、人工関節手術などの整形外科的手術で関節機能を取り戻します。

そもそも原因がはっきりしていないため、確実な治療法はありません。薬物療法では、炎症を抑えて痛みを和らげ、関節の破壊を食い止めます。

できるだけ早いうちから治療を始めれば、10年後、20年後にも変わらない生活を続けることも可能です。

関節リウマチのリハビリ

薬物療法とともに、進行を防ぎ関節が固まらないように行うのがリハビリです。
関節リウマチのリハビリは理学療法、作業療法、装具療法に分けられ、それぞれの状態に合わせて行います。

理学療法

《物理療法》
血液の循環をよくしたり、筋肉の緊張をほぐしたりすることで、痛みや腫れを緩和することを目的としています。

ホットパックのほか、パラフィン浴などが一般的です。運動療法の前に行うと、関節がより動きやすくなります。

《運動療法》
筋力を維持して、関節を動かしやすくすることが目的です。

痛みや腫れのため関節を動かさずにいると、関節可動域が狭まり筋力も弱ってきます。それを予防するために、軽い体操やストレッチなどを行うものです。

1人でできるリウマチ体操や、介助者の手を借りて行う手足の曲げ伸ばしなどがあります。

作業療法

関節の機能を改善し、日常生活における動作を改善することを目的としたリハビリです。何気ない普段の動きの中に、できるだけ損傷している部分の負担を軽くする動きを取り入れることで、体力の消耗を防ぎます。

たとえばポットを持つ際、底に空いている手を添えるのも作業療法に含まれます。また、在宅介護でおすすめなのが、補助用具を自宅に取り付けたり使用したりすることです。

次のようなことは、誰もが行う日常の動作から手足の関節にかかる負担を軽減してくれます。

・蛇口をレバー式する
・椅子に補高マットを敷く
・玄関に補助いすを置く
・柄の長いブラシを使う
・リーチャー

装具療法

関節を安定させ、変形を防ぐことが目的です。それぞれの症状に合う装具を用いて関節の負担を軽くすることで、日常生活をしやすくします。代表的なものでは、手首やひじ用のサポーターを装着したり、手の指に専用のスプリントと呼ばれる装具を使ったりするものが挙げられます。また、足首の保護のため、靴の底にインソールを入れるのもリハビリひとつです。

関節リウマチでは関節の痛みや腫れのほか、だるさや疲労感を感じることも多くなります。そのため、できるだけ休息をしっかりととり、体を休めることがとても重要です。在宅介護では状態に合わせて、補助装具を上手に取り入れながら、生活の中で少しずつリハビリを行いましょう。