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リハビリ特化型デイサービスとは 利用方法と選び方

リハビリ特化型(機能訓練特化型)デイサービスとは、介護保険制度上は通所介護(デイサービス)施設に分類される介護施設です。

通所介護(デイサービス)の中でも、機能訓練や身体介護に重点を置いているリハビリ特化型(機能訓練特化型)デイサービスは、午前・午後のように半日単位での利用が多く、食事や入浴介助がないことが多いのが特長です。

在宅介護生活で、身体介護は必要ないけれどしっかりとした機能訓練を受けたいという方にとって便利な存在です。

リハビリ特化型(機能訓練特化型)デイサービスの基礎知識

こんなときに利用を検討しましょう

・身体介護はいらないから、リハビリをしっかりと受けたい
・専門的なリハビリを受けたい
・機能訓練や体力作りに力を入れたい
・要介護1~要介護3くらいに相当する

利用対象者

要介護(1~5)と認定された方
40~64歳までの方については要介護状態となった原因が、16種類の特定疾病による場合が認定の対象となります。

※要支援(1~2)の方は介護予防通所介護は地域支援事業(介護予防・日常生活支援総合事業)の対象となります

利用料の目安(1回あたり)

1回あたりの費用例

要介護2の方が、通常規模型のリハビリ特化型(機能訓練特化型)デイサービスを1日(4時間以上5時間未満)利用した場合

通所介護(約440円)+個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ(110円)+おやつ代(100円)+日用品(150円)=1回あたり約800円

※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成30年4月)に基づいて計算しています。
※上記はあくまでも目安の金額です。費用はサービス提供事業者、地域(市区町村)等によって異なります。
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある第1号被保険者は、自己負担割合が2割または3割(*1)になります。
※ 公的介護保険制度外サービスの費用については一例であり、実際にかかる金額と異なることがあります。

(*1)平成30年8月から

リハビリ特化型デイサービスは、従来型のデイサービスと異なり2単位型と呼ばれる1回あたりの利用が3~4時間のサービス提供をしている場合が多くなっています。

利用方法

リハビリ特化型デイサービスを利用するまでの大まかな流れは以下の通りです。

1. 担当のケアマネジャーにサービスの利用を相談しよう

img_sinfo_step1まずは担当のケアマネジャーに現状困っていることを伝え、通所介護(デイサービス)の利用を検討してもらいましょう。

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2. 事業所を見学しに行こう

2~3つほど、利用したい事業所の候補をあげ、それぞれ見学して比較検討しましょう。

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3. ケアプランを作成してもらおう
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実際に利用したいサービスの内容や、利用頻度などを決め、利用したいサービス提供事業者と話し合いましょう。

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4. サービス提供事業者と契約後、サービスの利用開始!

※上記の流れは、サービス提供事業者やご利用者さまの状況によっても異なります

 

リハビリ特化型デイサービスのサービス内容

1日のスケジュール例(午前・午後それぞれ3時間程度)

①送迎
②到着時:バイタルチェック
③ストレッチ・体操
④マシンリハビリ
⑤介護整体
⑥送迎

※サービスの内容は、サービス提供事業者によって異なります。
 詳しくはご利用になるサービス提供事業者にお問い合わせください。

リハビリ特化型デイサービスのサービス費用

サービス費用計算式

リハビリ特化型デイサービスのサービス費用は、基本的に通所介護(デイサービス)と同じです。1日の利用料は「サービス提供費用」日用品代」「おやつ代」などです。

サービス提供費用一覧

4時間以上5時間未満の場合

(①小規模型通所介護 ②通常規模型通所介護)

・要介護1:①426円 ②380円
・要介護2:①488円 ②436円
・要介護3:①552円 ②493円
・要介護4:①614円 ②548円
・要介護5:①678円 ②605円

※上記の他、食費・入浴費・アクティビティ費などは別途自己負担となります
※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成30年4月)に基づいて計算しています。
※上記はあくまでも目安の金額です。費用はサービス提供事業者、地域(市区町村)等によって異なります。
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある第1号被保険者は、自己負担割合が2割または3割(*1)になります。
※その他個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱなどが加算費用として追加される場合があります

(*1)平成30年8月から

リハビリ特化型デイサービスのよくある質問

普通のデイサービスと何が違うの?

リハビリ特化型デイサービスは、従来型のデイサービスのように食事や入浴サービスを提供せずリハビリサービスのみを提供することが多くなっています。

また、利用時間も従来型のデイサービスが6時間など丸一日のことが多いのに対し、リハビリ特化型デイサービスは午前もしくは午後、というように短時間となっています。

また、リハビリに特化しているため、理学療法士などのリハビリ専門スタッフが常駐していたり、整骨院や鍼灸院による運営などが多いのも特長です。

デイケアとリハビリ特化型デイサービスの違いは?

通所リハビリテーション(デイケア)と通所介護(リハビリ特化型デイサービス)は機能訓練に重点を置いているという点で、サービス内容も非常に似ています。

また、リハビリ特化型デイサービスの場合、サービス事業者によってサービスの内容も大きく異なるため、一概には言えませんが、一般的にデイケアは個別リハビリが受けられる点が大きな違いです。

また、デイケアには、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が専任スタッフとして配置されていますが、通所介護(リハビリ特化型デイサービス)には医師や理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の配置が義務付けられていません。

より専門的なリハビリを医学的サポートのもとで受ける必要がある方は、デイケアの方が向いていると言えるでしょう。

どんなメリットとデメリットがある?

デイケアは、運営事業者によって大きくサービス内容が異なるため、慎重に施設選びをする必要があります。

利用者がご自身で自主トレーニングをするのがメインの事業所もあれば、個別リハビリに力を入れている事業所もあります。運営母体によってもサービスの質が大きく異なりますので、実際に見学などを通じて提供しているリハビリサービスの内容をしっかりと確認しないと利用開始後に「思っていたのと違った……」ということになってしまいかねません。

メリット

・短時間でリハビリだけに集中できる
・提供時間が短い分、利用金額も安く抑えられる

デメリット

・食事や入浴介助が受けられない場合がある
・事業所によって提供しているリハビリメニューに差がある

まとめ

病院やスポーツジム、接骨院など様々な事業者が新規参入しているリハビリ特化型デイサービスは、機能訓練をしっかりと行いたいと考える要介護者にとって、利用しやすい介護保険サービスです。

食事や入浴介助などがない分、時間や費用も抑えられます。ただし、リハビリ特化型デイサービスは施設によって提供サービスの内容にも差があるのも事実です。しっかりとご自身に合ったサービスが提供されているかどうかを確認するようにしましょう。