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エンディングノートとは

エンディングノートとは

エンディングノートとは、いつか迎える終末期や最期のときに向けて、自分の希望や家族に伝えたいメッセージを記しておくノートのことです。

終活を考えたときにまずするべきこととして、終活カウンセラーも「イベントに行く」とともに「エンディングノートを書く」をあげています。
>>終活カウンセラーが教える!親子で終活を成功させるコツ

エンディングノートの役割

エンディングノートには主に3つの役割があります。

家族に自分の意思や記録を伝える

それまで元気だった人でも、脳卒中や事故などが原因で急に意思疎通ができなくなることもあります。
また、家族が急に決断をしなくてはいけないときに、エンディングノートで本人の希望がわかれば、残る後悔はぐっと少なくなるでしょう。

本人の忘備録となる

本人の忘備録としても役立ちますので、認知症の発症や進行前に書いておいてもらった方がいいでしょう。

家族への最期のラブレターとなる

家族に対して恥ずかしくて伝えられなかった思いを、遺しておいてもらえれば、とけるわだかまりや誤解があるかもしれません。

以前安心介護会員を対象に行った「介護の終わりで気になること」についてのアンケート調査でも、回答者本人ではなく家族の喪失感を気にしている人の声がありました。
>>【アンケート結果】「介護の終わり」で気になることや不安について

そんな家族の気持ちに、エンディングノートは寄り添ってくれるかもしれません。

エンディングノートに書くこと

エンディングノートに書いておく内容にはこんなものがあります。

・自分史(学歴、職歴、思い出、こだわり、友人の連絡先、家族についてなど)
・家族、子ども、友人へのメッセージ
・医療の情報や希望(病歴、告知を希望するか、臓器提供や献体をしたいか、延命治療をしたいかなど)
・もしもの時に知らせたい人
・介護の希望(介護を頼みたい人、入りたい施設など)
・葬儀の希望(流してほしい曲や、使ってほしい花など)
・財産や財産分与、形見分けについて
・PCやネット上の情報について(ブログなどの情報、PCデータの処分方法)

ポイントは手渡す相手を想定して書くことです。

エンディングノートを完成させるコツ

エンディングノートを書き初めても完成できないことがあります。

そんな場合には、こんなコツを思い出してみてください。

・書けるところから書く
・嫌なことを思い出したら筆を止める
・あせらずにじっくりと時間をかけて完成させる
・付箋や鉛筆を使って気楽に書き進める
・豪華なノートではなく、手ごろなノートから着手する

遺言書との違い

エンディングノートには、財産や相続について希望を書いておくことができます。
ただし、遺言書とは違って法的効力はありません。

あくまでも希望を伝えるための手段となります。

その分、気楽に書けるのがエンディングノートだと言えるかもしれません。

40代で書いている人も

自分はもちろん、両親にもまだ早いと思う方もいるかもしれません。

ただし、人生の途中で過去を振り返ることで、これからの目標ができたり、自分の人生に価値を見いだせたり、自分の意思を記したノートがあることで安心感が生まれたりするので、若いうちから書いておいても損はないようです。

安心介護の共感広場にも、こんな投稿が寄せられています。

要介護者のうち誰一人、のぞんで、ひとのお世話になっているひとは
いません。誰もがいつ、どこで、そうなるかわからない、し、
若くあっても、いつ突然、旅立ってしまうか誰もわかりません。
それで、自分オリジナルのエンディングノートを、作りました。
部屋にわかるように、置いています。

これを読んでもらえれば、終末期、もしくは突然その日が来たとき、
自分が望んでいることを、家族に伝えることができますし、
自分に関する書類一切を、探してもらったり、残したものの処分に
迷ったり、連絡するところがわからない、など、迷惑をかけること
はありません。

お正月前と、誕生日に、毎年書き直しが必要ないか、みています。
このノートがある、と思うと、いつなんどき、なにがあっても、
お世話になるひとが最低限、困らはらへんようになっている、
と思うと、安心して日々を送れるような気がしています。

引用元 共感広場 「介護を自分のプラスにする!

人生の中で何度かエンディングノートを書き直す人は結構多いようです。
どれが最新のものかがわかるように、日付を書いておくといいでしょう。

一緒にエンディングノートを

元気なうちに書いたほうがいいものとはいえ、相手に「エンディングノート書いておいて」と伝えたところで、面倒くさいと思われて書いてもらえなかったり、もしかしたら不機嫌になってしまうかもしれません。

誕生日などにプレゼントで渡して、「一緒に書こう」と声をかけるといいかもしれません。

エンディングノートは、数百円~2000円程度で発売されています。