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施設での看取り

pixta_21500781_S家族が終末期に差し掛かったとき、看取りの場所をどうするかは介護者にとっても本人にとっても大きな問題です。

施設で暮らしている家族が終末期を迎えた場合に、どんな心構えや準備が必要になるのでしょうか。

終末期の「看取り介護」とは

医学的に医療の手を尽くしても回復する見込みがない人に対して、本人の精神的・肉体的負担を軽くして、安らかで穏やかに過ごせるようにする介護が「看取り介護」です。

身体的な介護のほか、食事は好きな物が中心になったり、家族とおだやかに過ごせるように個室に移動したりといった対応がされます。

また、終末期や看取り介護を家族とともに考えるために、施設から定期的な状況の説明や確認が行われます。

看取りを行っている施設

特別養護老人ホームなど、高齢者の「終の棲家」とも呼べる施設の多くでは、看取りを前提とした介護を行っています。

見学や契約の際には、看取りについての考え方や体制についても聞いておくとよいでしょう。

施設での看取りの手順

施設での看取り介護について大まかな流れ下記の通りです。

入所時または看取り介護実施の決定時

看取り介護の開始については、医師が医学的知見から「回復の見込みがない」、「医療機関での対応の必要性が薄い」と判断した場合に、看取りの計画を作成するようになります。

この時点で主に施設と行うやり取りは下記のような内容です。

・その時点での要望(避けられない死が近いときに病院で延命治療を受けたいかなど)の聞き取り
・施設の医療体制の説明を受ける
・個室の有無や身の回りの品の持ち込みなど、看取りを行うための療養環境について説明を受ける
・連絡方法の確認
・最終的な決定を医師が「看取りに関する医師意見書」に記録。施設、本人や家族などが保管
・費用についての説明と同意書の記入

看取り安定期~不安定期

看取り介護が始まり、身体状況が安定している状態から徐々に体が衰弱していく時期です。最期をどうしたいかという希望を本人や家族が明確にしながら、心構えをしていきましょう。

看取り介護後期:病状が日~時間単位で変化する時期

本人も家族も「死が迫っている」と実感する時期です。様々な心構えが必要になり、死後の準備を始める時期でもあります。いざその時が近づいてきたときには、できるだけ家族と過ごせるように手配が行われます。

・看取り場所の希望や死亡時の緊急連絡先などを確認
・死後の処置についての相談
・救急搬送される場合についてなど「看取り介護計画書」への同意
・会わせたい人への連絡

亡くなった後

・医師が死亡確認後、死亡診断書を記入
・まだ見舞われていない家族の到着を待ってから、看護師や介護職員とともにエンゼルケアを行う

その後

多くの施設では、葬儀の際に弔電や供花などを送ってくれます。その場合、返礼は不要ですが、お礼状を送る方が多いようです。

やっぱり最期は施設以外で迎えたい!場合

終末期を施設にゆだねた場合でも、「やっぱり最期は病院で延命治療をしたい」、「自宅で看取ってあげたい」と希望することも可能です。

施設が地域の医療機関や居宅サービス事業所との連携を取り、支援してくれます。

>>自宅での看取り【準備~終わりまで】