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喪中はがきなど、喪中のマナーとは

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喪中とは、近親者が亡くなった際に、死を悼んで身を慎む期間のことです。

仏式では、四十九日が過ぎるまでの期間、神式では五十日祭、キリスト教なら1カ月後の召天記念日または五十日祭までを「忌中(きちゅう)」と呼びます。

「喪中(もちゅう)」は、宗教に関わらず一般的に半年~1年間はお祝い事や派手な事などを慎む“しきたり”です。

地域によって細かい差はありますが、「忌中」と「喪中」のマナーに大きな差はありません。

喪中の範囲=2親等まで

親族が亡くなったとき、喪中として考える範囲の目安は下記のとおりです。

2親等以内の親族

配偶者、両親(配偶者の両親)、子、孫、兄弟姉妹(配偶者の兄弟姉妹)、兄弟姉妹の配偶者(配偶者の兄弟姉妹の配偶者)、祖父母(配偶者の祖父母)

ただし、3親等以降であっても関係が深いようでしたら、喪に服しても構いません。

喪中に控えること

喪中には具体的にどんなことを控えたらいいのでしょうか? 古くは門を閉じ、酒、肉などの生臭ものを断つなどのしきたりがありましたが、現在まで受け継がれている主なしきたりは下記のようなものです。

お正月のお祝いや年始回り

お正月飾りや「新年おめでとうございます」といった新年のあいさつ、年賀状などを控えます。お年玉も控えますが、「おもちゃ代」などの形でおこずかいをあげるのは問題ありません。

また、おせち料理、お屠蘇も控えますが、通常の食事としてお雑煮を食べたり、お正月のお祝いとしてではなくお酒を酌み交わしたりする分には問題ないと考えてもよいでしょう。

結婚式など祝い事への出席

主催に関しては控えるべきと言われていますが、会社や友人の結婚式などに呼ばれた場合には、四十九日を迎えていれば参加してもいいという意見が一般的です。不快と感じる人がいないかどうかを、周囲と相談して決めるといいでしょう。

七五三、合格祈願などの護摩焚き、厄除けは神社仏閣に相談して決めるといいでしょう。

旅行、家の新築や改築

基本的には控えた方がいいと考えられています。

初詣

初詣を控えるのが一般的です。ただし、「鳥居をくぐらなければいい」など神社仏閣や地域によって考え方は違います。

もし初詣に行く場合には、菩提寺に行くのが良いでしょう。

このように、喪中に控えた方がいいとされているものはいくつかありますが、「故人が楽しみにしていたから」、「遺族にとって大切なことだから」など、柔軟に考えるケースが増えています。周囲と相談をしながら、決めていくといいでしょう。

喪中はがき(年賀欠礼)のマナー

喪中期間中は、年賀状を控えます。例年年賀状のやり取りをしている相手には、喪中なので年賀状を遠慮する旨のあいさつ状を送ります。

ただし、取引先などの仕事関係の相手には、例年通り年賀状を出しても構いません。

送付時期

相手が年賀状を準備する前(11月中旬から遅くても12月上旬)

文面

3つのポイントを押さえ、地味なデザインのものを送ります
・喪中のため年賀状を遠慮すること
・誰がいつ亡くなったのかということ
・お世話になったお礼や、良い年をお迎えいただきたいことなど(「年賀」という言葉はNG)

時候のご挨拶は省いてもかまいません。また、近況報告は避けましょう。自分で作成する場合には、ネット上に見本や無料テンプレートがたくさんあるので参考にするといいでしょう。

はがきの選び方

官製はがきを使用する場合には、切手部分が胡蝶蘭のものを選びます。私製はがきに切手を貼る場合には、「花文様」という弔事用切手を貼ります。ただし、一般的な切手でもかまいません。

間に合わなかった場合や年賀状が届いてしまった場合

喪中はがきの作成が間に合わなかった場合や、行き違いなどで年賀状が届いた場合には、お正月が明けた段階で「寒中見舞い」を送ります。2月3日までには送るようにしましょう。

内容は
・年賀状のお礼
・喪中なために年賀状が出せなかったこと
・誰がいつ亡くなったのかということ
・お世話になったお礼や、良い年をお迎えいただきたいことなど(「年賀」という言葉はNG)
を記載します。

喪中はがきを送った相手から供物が来たら

喪中はがきでご不幸を知った方から、お線香などの供物が贈られてくることがあります。

その場合には品物の3割から半額程度の品物に「志」のかけ紙をつけてお返しします。品物はお菓子など、使ったり消費したりして後に残らないものを選びます。金額的にお返しが難しいようなら、お礼状を送ります。