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葬儀社の選び方と葬儀費用について

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終活について考えるときに、避けて通れないのが「葬儀費用」です。事前に葬儀会社を決めておかないと、必要なときに慌ただしくなってしまいます。

また、あらかじめ決めておかず、病院に葬儀社を紹介してもらうと、病院への紹介手数料がかかる分、葬儀費用が高くなることがあります。

それでは葬儀にはどれくらいのお金がかかり、葬儀社はどのように選べばいいのでしょうか?

葬儀費用の内訳

葬儀費用の内訳は、大きく分けて3つあります。

葬儀一式の費用(葬儀社に支払う費用)

・遺体の搬送や保存処置
・葬儀の段取りや手配、進行
・式場や枕飾りなどの設営
・納棺
・祭壇装飾
・斎場使用料や火葬費用など
※葬儀会社によって斎場を所有しているところと、そうではないところがあります

寺院への費用(寺院に支払う費用)

・通夜から初七日までの読経料
・戒名、法名(浄土真宗)、法号(日蓮宗)などの費用
※寺院への費用はお寺や教会の格・宗派によって、金額が変わってきます
※現地で「お布施」として現金で支払うのが一般的です

飲食接待費用(料理を頼んだお店または葬儀社などに支払う費用)

・お通夜、告別式の飲食費用
・会葬返礼品費用 など
※飲食接待費用は会葬者数によって変わります

葬儀社の種類

葬儀を行う葬儀社には下記の種類があります。

葬儀専門業者

全国規模の会社から地域密着型の小規模な会社、斎場を持っている会社と公営・寺院のホールを利用する会社など様々です。

冠婚葬祭互助会システム

葬儀をする人の4割が使用していると言われているのが「冠婚葬祭互助会」です。これは生前に葬儀を予約しておき、会費を毎月、一定期間積み立てて、葬儀を含めた「冠婚葬祭」時に充当するシステムです。

このシステムを提供している会社は全国に300以上あり、契約内容や金額は様々です。見積もりを取り寄せて、比較検討したうえで選ぶといいでしょう。もし転居することがあっても、移転先の互助会に引き継がれるので、積み立てたお金は無駄にはなりません。

もし積み立て中に葬儀が必要になっても、利用可能です(6カ月未満の場合には早期利用費が必要)。

ただし……
・充当されるのは葬儀にかかる必要最低限な項目に限る
・解約時には解約金がかかることがあり、それまでに積み立てた全額が返ってくるわけではない
といった点に注意が必要です。

生協やJA

生活協同組合(生協)、農業協同組合(JA)では、組合員を対象としたサービスを提供しています。

独立して法人化している場合と、専門葬祭業者と提携している場合がありますが、料金体系が明確で比較検討しやすいのが特徴です。

自治体による市民葬、区民葬、町民葬など

ほとんどの自治体が葬儀サービスを提供しています。自治体から指定を受けた実績のある葬儀業者にて、一定の料金で葬儀が行えるのが特徴です。

安い金額で葬儀をあげられますが、葬儀社のセット料金に含まれている「ドライアイス」などが追加料金になっていることがあるので確認が必要です。

サービスの有無や内容、申し込みの仕方は、各自治体に確認してください。

葬儀の内容によって金額が変わる

葬儀の一般的な流れは以下の通りです。

お迎え→遺体安置→納棺→お通夜→お別れの儀式→告別式→お別れの儀式→火葬

希望に応じて、
・お通夜や告別式をしない
・お通夜だけをしない
・斎場を使わずに自宅でお通夜や告別式を執り行う
・遺族や近親者だけの場合
・一般参列者を招く場合

など、葬儀の規模などはアレンジが可能で、その内容によって費用が変わります。

葬儀社の見積もりは項目まで確認を

複数の業者から見積りを取り、どの項目が入っているのかを確認したうえで選びましょう。

斎場使用料や火葬費用が「セット」、「コース」、「プラン」の中に入っていないことがあるので、見積書に入れてもらうようにあらかじめ頼んでおく方が、比較検討しやすくなります。

また、最近では「読経料や戒名費用」が含まれているお得なプランを提供している業者もあります。ただし菩提寺があるのなら、菩提寺以外で戒名をつけると納骨できないこともあるので、確認が必要です。

もし見積りを見て、料金体系やサービス内容ごとの費用が明確ではないと感じたら、その業者は選ばない方がいいでしょう。

葬儀の平均金額

葬儀の平均額は、年々減少傾向にあります。

日本消費者協会の『葬儀についてのアンケート』によると、全国の葬儀にかかる費用の平均額は、2006年で231.0万円、2010年で199.9万円、2014年で188.9万円でした。

内訳の変化は以下の通りです。
2010年度 項目(平均) 2014年度
200万円 全体 189万円
127万円 葬儀一式費用 122万円
51万円 寺院費用 45万円
46万円 飲食接待費用 34万円

もちろん金額だけで選ぶのではなく、口コミや実績なども踏まえて、葬儀社を選ぶことをお勧めします。