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介護職員初任者研修とは 介護家族に役立つポイント

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは

介護職員初任者研修とは、介護者として最低限必要な知識や技術、考え方のプロセスを身につけ、基本的な身体介護や生活支援といった介護業務が行えることを目的としています。介護職員の第一歩となる資格です。

テキストを使う「座学」と、実際に介護技術を学ぶ「演習」が一体となって実施され、全過程を修了することで介護・福祉の基礎的な知識と技術を習得します。

ホームヘルパー2級との違い

介護職員初任者研修は2013年からスタートしました。2012年度に廃止されたホームヘルパー2級に相当する研修です。

ホームヘルパー2級は主に訪問介護を念頭に置いた内容でしたが、介護職員初任者研修では、施設や在宅を問わない内容となっています。

ホームヘルパー2級と比べ、以前あった施設実習(30時間)がなくなり、その分実技実習時間が、42時間から90時間に増えました。厚生労働省が進めている「医療との連携」についてや、今後増えると見込まれている認知症について「認知症の理解」という科目が増えています。

また、研修を修了することで資格を取得できたホームヘルパー2級とは違い、介護職員初任者研修では、研修の全過程が修了した後に、1時間の筆記試験を受けるようになります。

筆記試験は落とすための試験ではなく、理解を確認するためのものです。1度で合格しなかった場合でも、受かるまで再挑戦できるので安心です。

実務者研修との違い

介護職員初任者研修と実務者研修は、いずれも介護職員の入り口となる資格です。介護職員初任者研修の研修時間は130時間。実務者研修の研修時間は450時間と、研修時間に大きな差があります。ですので、かかる費用や期間も大きくなります。

実務者研修は国家資格である介護福祉士を受験する際に必要な研修です。介護職員初任者研修のみを修了している方が、介護福祉士の国家試験を受ける際には、320時間(450時間のうち130時間は免除される)の「実務者研修」を受講する必要があります。

将来的に介護職でキャリアップをしたい方のうち、時間や費用に余裕のある方は実務者研修を、時間や費用に余裕がない方や家族介護に資格を活かしたい方は介護職員初任者研修を受講するといいでしょう。

介護職員初任者研修を受ければ、家族介護が楽になる!?

介護職員の第一歩となる資格ですが、家族を介護している方にとっても役立ちます。

要介護高齢者などへの家族による独自の介護が正しいのか否かなど、出口の見えない孤独な戦いとなっている介護者の方も多いのではないでしょうか。
介護をする生活が原因となりうつ病などを発症する介護者も多く、その傾向は特に在宅における家族介護者に多いようです。在宅介護では、自己流の介護に不安を感じる方や、身体的にも精神的にも限界を感じている方が多いことが伺えます。

また、介護で困難に感じること第一位は排泄介助という調査結果が出ています。
入浴や移乗、食事(料理)介助など日常生活で必ず必要なことも上位にランクしています。
さらに、自分が無意識に行う普段の動作と介助とは勝手が違うだけでなく、特に認知症高齢者への介護は思い通りにいかない難しさがあります。

そんな在宅介護には、介護に関する専門的な知識が少しでもあると、介護者が楽になることがあります。
日常のささいな生活行為への介助にも専門スキルが学べるのが、「介護職員初任者研修」という介護の専門資格です。

日ごろの不安や負担を軽減するヒントが満載の資格だと言えるでしょう。

>>介護職員初任者研修の魅力とは?

介護職員初任者研修の勉強内容

実際に介護職員初任者研修はどんなことを勉強するのでしょうか。
ここではカリキュラムの内容と、家族介護に活かせるCHECKポイントを詳しく解説していきます。

介護職員初任者研修のカリキュラム

下記カリキュラムにそって、講義と演習が一体となって実施されます。

  科目 時間数
職務の理解 6時間
介護における尊厳の保持・自立支援 9時間
介護の基本 6時間
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 9時間
介護におけるコミュニケーション技術 6時間
老化の理解 6時間
認知症の理解 6時間
障害の理解 3時間
こころとからだのしくみと生活支援技術 75時間
10 振り返り 4時間
  合計 130時間

※上記とは別に、筆記試験による修了評価(1時間)を実施 

1 職務の理解

介護保険制度などが適用となる多様なサービスを理解するとともに、介護職がどのような環境下で仕事を行うのかなど、理解を深めるための学習をします。
CHECK!
介護に関する制度などを全体で把握し、様々な介護サービスの知識を得ることで、在宅介護に必要なサービスの選択が適切に行えるようになります。

2 介護における尊厳の保持・自立支援

介護職は高齢者等の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを認識し、尊厳の保持やQOL、ノーマライゼーションといった自立支援の考え方を学び、さらには、介護者として行ってはいけない行動の例について学びます。
CHECK!
介護の基本的な視点を学べますので、家族が介護をする場合にも活かせる知識を得ることができます。

3 介護の基本

介護職に求められる介護の専門性や職業倫理の必要性について、すなわち家族介護との違いについて学びます。
また、介護職に起こりやすい健康障害やストレスへの対応方法について学びます。
CHECK!
家族介護においてもストレスマネジメントや健康管理など、役立つ知識を得ることができます。
また、介護サービスを利用した際の、介護の専門職との上手なかかわり方についても知ることができます。

4 介護・福祉サービスの理解と医療との連携

高齢者や障がい者を支える介護保険制度・障害者自立支援制度、この財政的な仕組み、行政の役割、実際のサービス内容や利用の流れを学習します。
また、介護職員が行うことができる医療行為やリハビリの役割など、医療と介護の連携について学習します。
CHECK!
実際の介護認定やケアプラン、介護給付、利用できるサービスなど、家族介護に必要な有益な情報を得ることができます。
また、個人情報保護や成年後見制度についても詳しく学びますので、近い将来起こりうる問題への対応策の1つとしても活用できます。

5 介護におけるコミュニケーション技術

高齢者や障害者のコミュニケーション能力は、お1人おひとり異なっていることが当然ですから、その違いを理解して介護の専門職としてコミュニケーションをとる必要があることを中心に学びます。
CHECK!
無意識下となりがちな家族介護において、高齢者や障害者への共感や受容、傾聴的態度、気づきなど、コミュニケーションの基本を再確認することができます。

6 老化の理解

加齢や老化に伴う心身の変化や疾病について具体的な事例から学び、介護において生理的側面から理解することの大切さを学びます。
CHECK!
加齢や老化による心身の変化や疾患を学習することで、日常生活の支援や介護における基本的な留意点を理解し日ごろの家族介護に活かせます。

7 認知症の理解

介護において認知症を理解するということの大切さについて気づき、認知症のある利用者を介護するときの判断の基準となる介護の原則について学びます。
CHECK!
認知症の中核症状と行動などについての知識を深められ、さらには複数の事例から適切な対応方法を知ることができますので、家族介護における適切な介護方法を見つけることができるようになります。

8 障害の理解

障害の概念とICF、障害者を支える制度や仕組み、法律、障害の種類など、障害者福祉の基本的な考え方と介護のあり方を学習します。
CHECK!
それぞれの障害の特性と介護上の注意点を確認できるなど、介護の基本的姿勢を理解できるので、家族介護でも役立ちます。

9 こころとからだのしくみと生活支援技術

人体の構造や機能、神経系の基礎知識を中心に学習し、介護者・要介護者の双方の身体に負担をかけず合理的な動作を行うことができる介護の仕方を学習します。
また、その人の自立・自律を尊重し、持てる力を発揮してもらいながらの生活を支える介護技術や知識を習得します。
CHECK!
主だった状態像の高齢者等の生活の様子を知ることができ、その状態にあわせた適切な介護を行えるようになりますので、家族介護の場合にも大いに役立つ内容です。

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介護職員初任者研修を取得する方法

介護職員初任者研修を取得するには、「通学」と「通信教育」のふたつの手段があります。ただし、「通信教育」を選んでも、89.5時間は必ず「通学(対面による講義)」を受ける必要があります。実際に車いすやベッドを使用した介護技術を習得する必要があるためです。 

詳細や資格取得にかかる期間、難易度などについては下記を参考にしてください。
>>介護職員初任者研修の取得方法