介護の不安を解消できる「安心介護」
専門家に無料で相談

187,888件の投稿から検索

老人ホーム・高齢者住宅を選ぶなら[介護DB かいごDB]kaigodb.com
  • 老人ホーム・高齢者向け住宅
  • 訪問介護・通所介護
  • 介護用品
  • 介護の求人
  • 介護の資格
  • 施設入居相談
  • 介護リフォーム
  • 介護の食事

電動昇降機とは 種類と選び方

電動昇降機とは 種類と選び方

電動昇降機とは

足腰が不自由な方の外出や移動をサポートする車椅子。しかし車椅子での移動は、場所によって困難なことも少なくありません。例えば段差があれば、車椅子だと進めません。

電動昇降機とは、車椅子利用者の移動や屋外への出入りをサポートする福祉用具です。移動用リフトや段差解消機とも呼ばれています。電動なので乗り降りに負担がかかりません。

スロープの設置できない狭いスペースへの設置や、老老介護なため介助者が車椅子を押してスロープを上るのが難しい人に向いているのが電動昇降機です。車椅子の利用者が増える中で、2016年4月から「障害者差別解消法」が施行されたこともあり、電動昇降機の利用は増えることが見込まれています。

そんな電動昇降機のうち、固定しない据置型のものは、介護保険が適用されます。>>福祉用具貸与(レンタル)とは 特徴と活用方法

電動昇降機を活用できる場所

これまで長いスロープが設置されていた病院や介護施設などに、電動昇降機が設置され始めています。外から中への移動以外にも中から中への移動にも使われており、災害時のために電動昇降機を屋上へ繋げているところもあります。

以前、電動昇降機の設置はコストが高く、大掛かりな設置工事が必要だったため、病院や介護施設などでの利用が中心でした。しかし現在では、家庭の玄関に設置することもできるものがあります。玄関に設置できない場合は、庭から繋げて裏口や勝手口から入れるようにしているところもあるでしょう。個人家庭で使用できれば、介護あるいは生活全般における大変さが違ってきます。また、何かトラブルがあったときにも安心です。

尚、電動昇降機は駅などにも多く設置されています。使わない間は邪魔にならないよう、健常者にも障害者にも利用しやすい空間を作るように設計されているのです。

電動昇降機の種類

椅子型

車椅子から降りて、電動昇降機の椅子に座って移動するタイプです。家庭の階段などで主に使用されます。 

階段直線型-屋内用

屋内で使用する、真っ直ぐな階段に設置できる電動昇降機です。

階段曲線型-屋内用

屋内で使用する、曲がった階段に設置する電動昇降機です。L字型やコの字型になっている階段に設置でき、外回りや内回りなどの階段の形状に対応します。曲線型は長さや階段の形状によって費用が変わってきます。

階段直線型-屋外用

屋外で使用する、真っ直ぐな階段に設置する電動昇降機です。過酷な天候にも対応している電動昇降機で、強い雨風にさらされても大丈夫なように、防塵や防滴の加工がなされています。専用のカバーが付いているものもあります。

乗り込み型

車いすに乗ったままの状態で、乗り込むタイプの電動昇降機です。本人だけが乗り込むタイプと、介助者も一緒に乗り込めるタイプがあります。

電動昇降機のメリット・デメリット

それでは、電動昇降機のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

電動昇降機のメリット

・スロープと比べて、狭いスペースでも使用できる

リフトの面積分だけ確保できれば、電動昇降機の設置や使用が可能です。そのため、家庭内や施設で利用する場合も便利でしょう。

・電動で車椅子や介護者ごと持ち上げられる

乗り込み型の場合は、車椅子を操作する人にも負担がかかりません。重さも最大で250キログラムまで耐えられるものもあり、車椅子を利用している人だけではなく、介護者まで一緒に乗って移動できます。

・大規模な住宅改修をするのよりも安い

電動昇降機は決して安価なものではありませんが、それでも大規模な住宅改修よりも安く家の段差を解消することができます。

電動昇降機のデメリット

・移動台面積が広い

乗り込み型の場合、多くの機種が間口が約140センチ、奥行160センチ程度を必要としています。玄関など室内への設置は、かなり広いスペースがなければ難しいでしょう。階段に設置する椅子型のものでも、75センチの階段幅が必要です。

・壁に補強工事が必要となることが多い

屋内への設置は、壁に補強工事が必要となることがほとんどです。

・経済的な負担が大きい

費用に関してもかなりの金額が必要です。個人の家庭で設置するには経済的な負担が大きいでしょう。また、設置をする場合は官公庁への届け出も必要です。

電動昇降機の選び方

電動昇降機を選ぶ際には、次のような点がポイントとなります。

スペースにあったものを選ぶ

椅子型の場合には、階段幅が75センチ以上あることが電動昇降機を設置するための条件となります。ただし手すりがある場合は、75センチ以上の幅があっても設置できないかもしれません。不安な場合は、あらかじめ確認しておきましょう。設置する階段の幅にあわせて、折り畳めるタイプの方が適している場合があります。

乗り込み型なら、まっすぐ乗り込んでまっすぐ降りるタイプのものと、乗り込んだ後に方向転換をするL字タイプがあります。狭い庭などに設置する場合には、L字タイプの方が適しているでしょう。

操作できるかどうか

本人もしくは介助者が操作できるかどうか、スイッチの構造や使い方を事前にしっかりと確認してください。

使用者が乗降可能であるか

椅子型電動昇降機の座面高さは、50~60センチ程度あります。そのため、使用者が乗降できるかを確認しなければなりません。電動昇降機は椅子が回転するタイプや水平移動ができるタイプもありますので、選択肢に入れてみると良いのでしょう。

階段が電動昇降機の取り付けに対応できるか

椅子型電動昇降機を設置するためには、階段が耐えられる構造をしているかを確認する必要があります。住宅の構造強度が低下している場合は、補強工事が必要です。さらに、動線の邪魔にならないかも確認しなければなりません。

電動昇降機の入手方法

電動昇降機の設置を決めたら、電動昇降機の製造メーカーなどで使用場所に合う機種を見つけて取り付けてもらいます。設置工事が必要ですので、メーカーや取扱店などに依頼することになるでしょう。

インターネットからまず見積もりを出してもらい、それから具体的な打ち合わせなどをすることもできます。

助成金や補助金も

電動昇降機には設置工事が必要で、高額な費用がかかります。しかし個人の家庭では、そこまで費用をかけられないという人も多いでしょう。そんな場合には、介護保険でレンタルできる機種を選んだり、助成金などを利用したりもできます。介護保険の対象外でも、購入費用の90%を助成金として支払ってくれる自治体もあります。状況に応じ、調べてみてください。

また、段差解消機を設置するための住宅改修には介護保険が適用されます。詳しくはケアマネジャーに相談してください。
>>介護保険が使える住宅改修(リフォーム) 特徴と活用方法