介護の不安を解消できる「安心介護」
専門家に無料で相談

投稿から検索

家庭で認知症かどうかをチェックするポイント

認知症かどうかをチェックする6つのポイント

年齢を重ねると、物忘れがひどくなったり、それまでできていたことができなくなったりというのは当然出てきます。

はたしてそれが「認知症」なのか、それとも「老化現象」なのかは、本人はもちろん家族にも区別がつきにくいものです。

そこで認知症かどうかをチェックするポイントや簡易診断の方法を紹介したいと思います。

認知症早期発見のめやす

まずは認知症の人と家族の会が、会員の経験から作成したという「『認知症』早期発見のめやす」から紹介します。

暮らしの中で認知症の傾向を発見しやすいリストだと思います。
いくつか思い当たるようでしたら、念のため専門医に相談をしてみましょう。

もの忘れがひどい

1 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
2 同じことを何度も言う・問う・する
3 しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
4 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

判断・理解力が衰える

5 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
6 新しいことが覚えられない
7 話のつじつまが合わない
8 テレビ番組の内容が理解できなくなった

時間・場所がわからない

9 約束の日時や場所を間違えるようになった
10 慣れた道でも迷うことがある

人柄が変わる

11 些細なことで怒りっぽくなった
12 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
13 自分の失敗を人のせいにする
14 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた

不安感が強い

15 ひとりになると怖がったり寂しがったりする
16 外出時、持ち物を何度も確かめる
17 「頭が変になった」と本人が訴える

意欲がなくなる

18 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
19 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
20 ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる

このチェックリストについて認知症の人と家族の会では、「医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください」と説明しています。

>>引用元(外部サイト):公益社団法人認知症の人と家族の会

介護専門家のアドバイス

続いて以前投稿された、「母親が認知症か物忘れかわからず困っています」という質問への専門家のアドバイスをまとめます。

投稿者が気付いた状態は
・毎日コンビニの同じお弁当を食べている
・洗濯や料理が出来ない
・洗髪が一人では出来ない
・生活の中での決め事を教えても次の日には忘れて間違える
・徘徊はない
・時間の感覚は正常
とのことでした。

はたしてこれは認知症の症状なのでしょうか?

●介護専門家からの回答

《認知症の可能性がある行動》
・毎日コンビニの同じお弁当を食べている
・洗濯や料理が出来ない
・洗髪が一人では出来ない
・生活の中での決め事を教えても次の日には忘れて間違える
→忘れていることを自覚していれば、物忘れの可能性も

「徘徊」や「時間の感覚のズレ」については、
認知症が進むと出てくる可能性があるのではないかとのことでした。

対策としては、早急に神経内科や精神科などの
専門外来にかかるようにとのアドバイスがあがっていました。

問題が無ければ安心ですし、早期発見が出来たら、早期服薬も、
心構えも出来ると思います。

(保有資格:社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)、福祉用具専門相談員の専門家、踊る豚さんの回答)

引用元 介護のQ&A 「母親が認知症かもの忘れか分からず困っています

受診以外のアドバイスには、こんなものがありました。

現在、要介護1とのことですので、デイサービスの利用をお勧めします。デイサービスで提供される各種サービスを受けたり、多くの方と交流する機会を作ってあげてください。

(保有資格:介護支援専門員(ケアマネジャー)、その他の専門家、薫さんの回答)

引用元 介護のQ&A 「母親が認知症かもの忘れか分からず困っています

 アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症の診断基準

現在のところ、認知症に関する国の統一した診断基準はありません。ただし、広く利用されているものとして「DSM-4」というものがあります。

これはアメリカの精神科学会が1994年に提唱した、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症の診断基準です。そのため、認知症そのものの明確な基準というわけではありません。

現状は、多くの医療機関がそれぞれ共通する項目を用いて認知症と診断しています。一般的には、次の5つの条件を満たせば認知症と診断されているようです。

1)記憶障害

主に大切なことや、最近のことを忘れる傾向があります。

2)実行機能障害、失語、失行、失認

実行機能障害は状況を判断して行動できないこと、失語は意味のある会話ができないこと、失認は対象を判断できないこと、失行は着替えや排せつ処理などの目的を持った動作ができないことを表します。これらのうち、どれか1つでも見られた場合には認知症の条件にあてはまると判断されます。

3)社会生活に支障

火の消し忘れなど、物忘れによって見守りが必要かどうか。

4)脳の変化

頭部のMRI画像診断により、海馬の萎縮や脳梗塞が原因の陰影が見られ、それが認知症の原因だと考えられるかどうか。

5)意識障害がない

会話にしっかりと反応し、意識がぼんやりしていない

長谷川式認知症スケール

また、聖マリアンナ医科大学名誉教授の長谷川和夫先生が作成した、自宅で気軽にできる認知症簡易診断プログラム「長谷川式知能評価スケール(HDS-R)」という認知症の心理検査があります。

これは簡単な9つの質問の回答に点数を付けて、合計点で疑いがあるかどうかを判断します。

簡単にチェックできる動画はこちらを参考にしてください。
>>「もしかしたら?」と思ったらやってみよう!動画を見ながらできる長谷川式認知症スケール

認知症と似た症状を示すものには、うつ、薬の飲み合わせによる症状、感染症、脱水のほか、場合によっては脳腫瘍の可能性もあります。
「もしかしたら?」と思ったら早めに医師に相談したほうがいいでしょう。