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徘徊の原因と対応方法

認知症による徘徊の原因と対応

認知症による徘徊とは

認知症の症状の1つに徘徊があります。

これは家の中はもちろん、外を1人で歩きまわるという行動です。周りから見ると、意味もなく歩き回っているように見えるかもしれません。

しかし本人は、ちゃんと目的を持って歩き回っています。家の中では何かを探している場合が多く、外では昔住んでいた自分の家に帰ろうとしたり、自分がまだ働いていると思って仕事に行こうとしたりするのです。

ただし、最初は目的を持っているものの、途中でその目的を忘れてしまい、あてもなく歩き回っていることも多いでしょう。

また、徘徊の中でも前頭側頭型認知症の場合は、うろうろするのではなく、同じ行為を繰り返します。例えば近所を同じルートで一周して帰ってきたり、ベッドの周りを一周したりといった具合です。

認知症による徘徊の原因

徘徊の原因は主に3つあります。

見当識障害

徘徊が起こる原因は、主に認知症の見当識障害が原因です。
>>見当識障害とは

見当識障害が起こると、現在の時間や今いる場所、自分が置かれている状況が理解できなくなってしまいます。

不安やストレス

環境や人間関係に「居心地が悪い」、「不安だ」と感じると、安心できる場所に帰りたいと感じてしまいます。そんな気持ちから、生まれ育った家やずっと以前に住んでいた家など“安心できる場所”に帰りたいと家を出てしまうのです。

また、不安やストレスにより、見当識障害が強く出てしまうこともあります。

「買い物に行く」、「会社に行く」、「昔住んでいた家に帰る」などのその人なりの目的を持って家を出ても途中で忘れてしまい、さらに家の場所もわからないので、ただ歩き回ってしまうことになるのです。

前頭側頭型認知症

前頭葉や側頭葉が委縮して起こる前頭側頭型認知症では、同じ行動を繰り返す場合があります。
>>前頭側頭型認知症(FTD)とは

手をぱちぱち歩いたり、体をゆすったりという行動のほか、家の中や家の外を歩き回ることがあります。

他の徘徊と違うのは、同じコースを歩くので迷子にはなりにくいことです。ただし、徘徊中に交通事故に遭うことも多いため、やはり注意が必要です。

徘徊の対応のための基本的な心構え

 怒ったり、行動を制限したりしない

徘徊が見られても、「じっとして」「勝手に出ていかないで」「何度言ったらわかるの」などと怒らないようにしましょう。行動を制限することで不安や焦燥を招き、症状を悪化させるかもしれません。

特に前頭側頭型認知症の方の場合は、無理に引き留めようとすると怒って暴力をふるうこともあるので、注意が必要です。

気をそらす

家の中をうろうろしている時には、「トイレはこっちですよ」などと声を掛けてあげるとよいでしょう。

「家に帰る」と言い出した時には、無理に止めずに一度本人の気持ちを受け入れ、「お茶を入れたので飲んでいってください」「今日はもう遅いので泊まっていってください」などお客様として扱うのもよい方法です。また、会社に行こうとしている時には、「今日はお休みですよ」とつじつまを合わせるとよいでしょう。

外に出かけてしまう場合は、迷子になったり事故に巻き込まれたりすることもあるので、大変危険です。しかし家に帰ると言っている人に「あなたの家はここですよ」といくら言っても意味がありません。余計に「外に行きたい」という気持ちが高まってしまうでしょう。

徘徊の予防法と改善策

いくら徘徊させないためとはいえ、カギをかけるなどして無理に閉じ込めようとするのはよくありません。

外に出たいという思いを強めたり、欲求不満によって症状が加速したりする可能性があります。最も理想的なのは、可能な限り一緒に出かけ、転倒や事故がないように見守ること。しかし実際には難しいため、次のような改善策をとることをおすすめします。

理由を探る

どこか行きたいところがあったのか、何か探し物があったのか、夜中に外に出ていったことの理由などわかれば、もうそのことは心配いらないよ、と納得できるよう説明してあげてください
(専門家たっぺいさんの回答)

お母さまの気持ちを理解・共感するためにも、何故お母さまが
夕方から夜間にかけて外出(徘徊)するのか?目的は何なのか。
警察に保護された時のお母さまの気持ちは、どうだったのか。
自分で何でもできていると思っている (けれど実際は出来ていない?)ことや
「 そんな所 行かない 」 と即答する根本的な理由、を探る事をおすすめします。

経済的な理由・心配ごともあるかも知れませんし、本人はとても
“ 今の自分 ” に戸惑っているように私は感じますので・・・
どうかお身内、娘さまであるもりりん様が、お母さまの心を、紐解いて
安心して暮らせるようになりますよう、陰ながら応援しています。
(専門家ホンダさんの回答)

デイサービスを利用するなど、日中に活動し夜には寝てもらう

あとは、日中の過ごし方ですよね。もし、ずっと家で一人で寝ているってことになると、夜は眠れなくなる可能性大ですね。趣味のサークルや老人会のようなものなど探してみてはいかがでしょうか。

もし、介護保険の使える状況でしたらデイサービスに行ってみたり。
(専門家たっぺいさんの回答)

デイサービスや小規模多機能ホーム、ショートステイなどの組み合わせが考えられます。ショートステイは世帯での収入によって減免があるかないかが大きく変わります。そのため、お父様と世帯分離されることを選択するかたもいらっしゃいます。
(専門家志舫さんの回答)

玄関から出にくくする

玄関に、利用者さんが動かせない大きなものを置くことで、徘徊を防がれています。
(専門家志舫さんの回答)

家の鍵を届かない所に付け替えます。
(専門家ノンビリさんの回答)

薬にたよる

かかりつけ医で精神安定剤や睡眠導入剤などを検討してみるとかいかがでしょうか。今は、副作用とか依存性とか弱い薬もありますので。
(専門家たっぺいさんの回答)

服用されていないのであれば、夜間対応訪問介護の利用で服用や安否確認をしてもらうことが出来ます。
(専門家あじまるさんの回答)

センサーなどの福祉用具を導入する

緊急的には、居場所を検索できる徘徊対応のGPSをとりつけてせめて居場所が把握できるようにすることでしょうか。(民間業者の取り扱いがあります)
(専門家satoさんの回答)

センサーですが以前働いていたデイサービスで帰宅願望の強い認知症の方に来所された際に「これはお守りですから大事にしてくださいね」とお守りと刺繍した袋にセンサーを入れて首からかけて頂いていました。
(専門家らんこさんの回答)

認知症の徘徊予防センサーシステムを福祉用具事業者によっては取り扱いされています。
(専門家志舫さんの回答)

>>参考(外部サイト):認知症徘徊感知機器ってどう選べばいい?

また、徘徊感知機器は、介護保険にてレンタルできます。
>>認知症老人徘徊感知機器とは タイプ別の選び方

徘徊が始まったら施設を頼る

徘徊症状があると在宅で看るのは難しいですね。
できたら施設を利用される方が良いかと思われます。
担当ケアマネに相談してみて下さい。
家族も介護ストレスで限界が来ていると
また施設は自分でも探す事は可能です、
施設ですが
安心介護の最初のページの 左下に
介護サービス・介護>施設検索をクリック
地域を指定
長期入所できる施設サービスの中の
老健・特養・グループホーム等をクリック
御義父様の状態を考慮され良い施設を選択されるよう努力して下さい。
(保有資格:介護支援専門員(ケアマネジャー)、介護福祉士、ヘルパー2級の専門家)

施設を利用することは、悪いことではありません。
ご自分を責めることは、しないでくださいね。
(保有資格:理学療法士、介護支援専門員(ケアマネジャー)、認知症介護実践者研修の専門家)

周囲の助けを借りる

近所の人や交番、商店街の人、民生委員などに、1人で歩いているのを見かけたら連絡してもらったり、見守りしをしてもらうようにお願いしておくといいでしょう。

(引用元一覧)
介護のQ&A 「突然の徘徊で警察から連絡。今後繰り返させない為の対策を教えて下さい。
介護のQ&A 「高次脳機能障害の父の徘徊予防
介護のQ&A 「認知症の母が夜間に徘徊し、警察から連絡が...
介護のQ&A「【外出15分以内】私の精神が崩壊寸前です【ストレス解消不能】」 

いなくなった時の対策も

普段から、いなくなった時の対策を考えておくと、いざという時に落ち着いて行動できます。

住所、氏名、電話番号を書いた名札を洋服につけておいたり、洋服やベルトに、GPSやビーコンなど位置特定機能を持つ機器をつけておくといいでしょう。よく行く場所やルートを知っておいたり、探すときの参考として写真を用意して置いたり、持ち物を覚えておくのも大切です。

また、市区町村の徘徊に対応したネットワークに登録しておきましょう。

▼GPSやビーコンを持たせる方法

徘徊対策用のGPSやビーコンを用意しても、持って行ってくれなければ意味はありません。本人が持ち運ぶのを嫌がる場合には、下記を試してみてください。

・いつも持っているものが決まっている場合は、隠しポケットをつけてGPSを入れる
・決まっていない場合にはGPS付きの携帯電話や靴など、複数のGPSを用意する
・ズボン下にポケットをつけてそこにGPSを入れる
・お守り袋に入れていつも首から下げておく
・GPSなどのほか、住所や電話番号を書いた紙を財布やバッグの中に入れておく

行方不明日数と生存率の関係

行方不明になってから発見されるまでの日数と死亡率を調査した、桜美林大学老年学総合研究所のデータがあります。

それによると、当日発見であれば生存率は8割以上で、翌日になると6割となります。3日目以降はぐっと生存率が下がって、2割程度。5日以降では生存率0%でした。

亡くなった方は重い認知症の方だけではなく、実に4割もの方が「軽い認知症」だったそうです。

特に夏は短時間でも脱水症や熱中症になる確率が高くなるので、注意が必要です。
>>徘徊行方不明者、当日発見なら生存率8割、5日で“ゼロ”に

▼徘徊の通報は最寄りの警察署と地域包括支援センターへ

「姿が見えない」と思ったら、最寄りの警察署に直接電話をしましょう。いわゆる事件や事故の緊急通報先である110番では、かえって時間がかかる場合があります。

あわせて地域包括支援センターにも連絡を入れましょう。関係各所に必要な情報を発信したり、地域の見守りネットワークに協力を依頼したりしてくれます。

行政による徘徊対策

警察庁では2014年6月5日付で、全国の警察署に「認知症に係る行方不明者発見活動の推進について」を通達しました。

この中で行方不明者の身元の判定方法や、認知症の特性などを踏まえた措置などについて指示が出されています。

また、国が推進している対策に、警察や行政が地域の組織や人々と連携をとって認知症高齢者などの見守り体制を作る「徘徊・見守りSOSネットワーク」があり、住民による捜索や声掛けの訓練を行う自治体が増えています。
>>住民による徘徊高齢者の捜索・声掛け訓練が広がりを見せる

現在は主に市区町村単位で進められている対策ですが、2017年度からは広域での見守り体制づくりを目指すようです。
>>厚労省、17年度より認知症の見守り体制広域化を目指す方針

家族を阻んでいた個人情報の壁

家族から問い合わせがあっても、保護している認知症高齢者の顔写真や体の特徴などの情報を「答えられない」とする自治体があり、昨年問題になりました。

理由は「個人情報を保護するため」です。

今では保護されている認知症高齢者の情報公開は柔軟になり、自治体によってはホームページ上に顔写真や氏名(自称しているもの)も公開しています。

各自治体が公表している行方不明者情報は、こちらから閲覧が可能です。

身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイト ―厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000052978.html