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認知症の家族との会話の付き合い方

認知症の家族との付き合い方

認知症の家族と接していると、「どうすればいいの?」という言動に悩まれることが多いですよね。同じことを何回も言ったり、暴言を吐いたりと、これまでと異なる言動に戸惑ったり、どう対応して良いのかわからないと精神的につらくなることもあるかと思います。強い言葉ですが、「これって拷問?!」と感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

安心介護に寄せられた声

毎日繰り返す同じ質問に悩まされています。
「寝てもいいですか?」これを毎日数十回、多ければ100回以上聞かれます。
本人特に眠いわけでもなさそうです。 (50代・女性・要介護4の実母を介護中)
引用元 介護のQ&A:毎日何十回以上の同じ質問にどう対応すればいいでしょうか

「最近、何か言うと、独り言のように暴言を言っています。私に聞こえるように、言っているので、どうしていいのか。聞こえたと言っても、言っていないと言うし、私があれこれ、少し言い過ぎなのでしょうか?」(50代・女性・要介護1の実母を介護中)
引用元 介護のQ&A:認知症の母の「暴言」について、接し方を教えて下さい。

頭では “認知症のせい・・・”とはわかっていても、家事はしなければいけないし、仕事もある、とやらなければならないことに追われながら、気持ちの余裕がなくなっていく自分に落ち込むという介護をする側の悩みが多く寄せられてます。

どのように、接しれば良いでしょうか?私も、つい怒ってしまうこともあり、その度に、「自己嫌悪」を感じます。(50代・女性・要介護1の実母を介護中)
引用元 介護のQ&A:認知症の母の「暴言」について、接し方を教えて下さい。

“優しく”とか“余裕で”はもう無理です。あまりにもひどいと衝動に走りそうで自分が怖くなります。 50代・女性・要介護4の実母を介護中)
引用元 介護のQ&A:毎日何十回以上の同じ質問にどう対応すればいいでしょうか

多くの人を悩ませている認知症の家族との会話。今回は専門家のアドバイスを紹介したいと思います。

対策1:聞き流すことも大事

アルツハイマー型認知症の方へは「優しく見守り、怒らない」ことが大切と言われますが、現実問題、同じことばかり言われ続ければ、毎回優しくできませんよね。

怒ってしまうのは仕方がないですから、自己嫌悪なさらないようにしてください。怒らずに聞き流せるようになるのに、3年くらいかかると思ってください。
認知症になると、以前の傾向がより強くなります。穏やかだった人はより穏やかに、神経質だった方はより神経質になります。中期以降に易怒的になってきますが、初期であれば、以前の性格の傾向が強くなるんだなぁ程度で考えてください。(30代・男性・ケアマネジャー)
引用元 介護のQ&A:認知症の母の「暴言」について、接し方を教えて下さい。

認知症初期であれば以前の性格の傾向が強くなるんだなぁ程度に思い、聞き流すことも大事です。

対策2:否定せず、注意をそらす

“何回も同じことを言う”、“食べたことを忘れている”などへの対処は、「それ言ってるの3回目だよ」「もうご飯食べたでしょ?」と否定すると余計に怒らすことになります。「物盗られ妄想」による繰り返しの発言や暴言についても、否定したくなってしまいますが、それが逆効果になることが多くあります。
>>物盗られ妄想とは 原因と対応方法

「お茶でも飲みましょうか」と声を掛けたり、本人の好きな事へ注意を向ければ改善されることがあります。

対策3:デイサービスや傾聴サービスなどを利用する

デイサービスなどを利用すると、家族ではない他者の前では、ビックリするくらいしっかりすることがあります。また、地域により傾聴ボランティアをやっていたり、電話で相談にのってくれるサービスもあります。ケアマネさんや市区町村の介護保険課、インターネットなどで探してみてください。(30代・男性・ケアマネジャー)
引用元 介護のQ&A:認知症の母の「暴言」について、接し方を教えて下さい。

もし暴言がひどく、親子関係が破たんしてしまうようであれば、ショートステイや施設への入居も、ケアマネジャーに相談してみるといいでしょう。ご自身の負担の軽減も、介護では大切になります。

介護保険や市町村独自のサービス、自費サービスを活用すると、介護する人・される人両方にとってよりよい生活を実現することにつながることもありますので一度検討してみるとよいですね。

暴言や暴力について、より詳細を知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
>>認知症による暴力・暴言の原因と対応