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若年性アルツハイマー/若年性認知症とは 10の初期症状

若年性アルツハイマー/若年性認知症の10の初期症状

若年性アルツハイマー・若年性認知症とは

若年性アルツハイマー症とは、若年性認知症の大きな原因の一つで、64歳以下で発症するアルツハイマー症のことです。ここでは、若年性認知症のうち大きな原因を占める、若年性アルツハイマーの10の初期症状について解説します。

若年性認知症の原因は、若年性アルツハイマーだけではありません。下記の症状に当てはまらない場合も若年性認知症を発症しているケースもありますので、若年性認知症が疑われる場合は専門家の診断を受けてください。若年性アルツハイマー症は、発覚が遅れるケースが多いため、注意が必要です。

なお、アルツハイマー症とは、認知症の中の一つの症状で、記憶や思考、行動に問題をきたす病気です。アルツハイマー症は、認知症のうち6~8割を占めています。通常、高齢化に伴って発症するケースが多い病気です。

>若年性認知症に関する詳しい解説はこちら

>アルツハイマー型認知症に関する詳しい解説はこちら

若年性アルツハイマー・若年性認知症が疑われるときは、早めのチェックを!

「もしかしたら家族がアルツハイマー病かもしれない」「まだ若いけれど、若年性アルツハイマーかもしれない」
あまり考えたくない、疑いたくないという人が多いかもしれません。
ただし、WHO(世界保健機関)も 「本人だけではなく家族のため」 と
早い診断を勧めています。

「もしかして・・・」と思っても、
通常の老齢化なのか、それともアルツハイマー/若年性アルツハイマーを疑うべきなのか、
なかなか判断が難しいところです。

若年性アルツハイマー・若年性認知症が疑われるときのチェックリスト

そこで米国アルツハイマー病協会が示している
「アルツハイマー病かもしれない10の症状」をご紹介します。

>>参考文献(英語) :Alzheimer’s association : KNOW the 10 SIGNS

1.日常生活に支障が出るほどの記憶力低下

アルツハイマー病の初期症状のひとつが、極端な記憶力の低下です。

《行動パターン》
・今日が何日かわからない

・同じことを何度も聞く

・ちょっとしたことでもメモに残したり、家族に聞いたりするようになる など

通常の老齢化では……名前や予定を忘れても後で思い出すことができます。

2.計画や問題解決が困難に

計画を立てて行動することや、数字を処理するのが難しくなる人がいます。

《行動パターン》
・レシピに従って料理ができない

・月々の請求書が払えなくなる

・集中力が落ちて今までしていた仕事に時間がかかる など

通常の老齢化では……時々家計簿の計算が合わなくなります。

3.やり慣れた作業をやり通すのが難しくなる

それまでは当然のように理解していたことやできていた作業が、
困難になる人も多く見受けられます。

《行動パターン》
・通いなれた場所へ運転していく

・やり慣れたゲームのルールを忘れる

・予算管理ができない など

通常の老齢化では……電子レンジやテレビの録画機能にてこずることがあります。

4.日付や場所が分からなくなる

日付や季節、時の流れが把握できなくなり、
その場で起こっていること以外を把握できなくなります。

《行動パターン》
・日付や曜日、季節を忘れて思い出せない

・その場所にどうやって来たのか、どこにいるのか思い出せない など

通常の老齢化では……日付や曜日を忘れても、後で思い出せます

5.目で見たものや空間的な関係をなかなか理解できない

読書や距離感を判断すること、色やコントラストをなかなか理解できなくなります。

《行動パターン》
・距離感がわからずにぶつかる

・鏡の前を通ったのに、部屋の中に誰かがいると勘違いする など

通常の老齢化では……白内障に伴い、視力が変化します。

6.話したり書いたりするときに、言葉につまる

他の人の会話へ参加することやついていくことが困難になります。

《行動パターン》
・会話の途中で止まってしまい、続けられなくなる

・同じ話を繰り返す

・言葉が見つからなくなる/間違える など

通常の老齢化では……時々単語につまることがあります。

7.物を置き忘れて探せない

物をいつもとは違うところに置いてしまうことや、
どこかで置き忘れてしまったのに、
自分の行動をたどれないために探せないことが、頻繁に繰り返し起こります。

《行動パターン》
・いつも何かを探している

・なくなったものを誰かのせいにする など

通常の老齢化では……置き忘れが時々起ります。

8.判断力の低下

判断力が低下し、誤った決断をするようになります。

《行動パターン》
・テレビショッピングで高額なものを買う

・身なりに注意を払わなくなる など

通常の老齢化では……時々判断を誤ります。

9.仕事や人とかかわることを辞めてしまう

感じることが変わることから、
仕事や人との関わりや趣味を辞めてしまうことがあります。

《行動パターン》
・好きだったスポーツチームなどに興味を失う

・趣味でやっていたことを途中でやめてしまう

・人と会うのを避けるようになる など

通常の老齢化では……仕事や家庭、人との関わりが時々面倒くさくなります。

10.気分や人格の変化

アルツハイマー病によって、気分や人格が変わることがあります。

《行動パターン》
・混乱する、不安になる、疑い深くなる、落ち込むなどの気分の変化

・親しい人に対してすぐにイライラする

・慣れ親しんだ場所以外に行ったり、知らない人に会ったりすると動揺する など

通常の老齢化では……
決まったやり方で物事を進めるようになり、遮られるとイライラします。

アルツハイマーの前段階「MCI(軽度認知障害)」とは

最近物忘れがひどいと感じていませんか?
もしかするとアルツハイマー病の前段階であるMCI(軽度認知障害)かもしれません。
MCIの段階で早期発見ができれば、治療効果・発症の遅延効果が高いとされています。

最後に:アルツハイマーの早期の診断には利点があります

アルツハイマー病だと早期に診断を受ければ、
利点になることがたくさんあります。
例えば、

・症状を抑える治療を、早い段階から受けられる

・将来に向けて家族が話し合う時間が取れる

・自治体や医療機関のサポートを早いうちから受けられる

アルツハイマー病なのかを判断するのに、医療機関を訪れてから平均で
半年ほど時間がかかっているという結果が出ています。

>>外部サイト:認知症の人と家族の会の会員465名を対象にした「認知症の診断と治療に関するアンケート」結果発表 変化に気づいてから診断まで平均15か月、早期の「確定診断」の重要性が浮き彫りに

アルツハイマー病だと診断されても、
本人がその人らしく生き続けるためにも、家族の負担を和らげるためにも、
変化に気づいたらすぐに医療機関での受診が必要です。

若年性認知症とは

64歳以下で発症する認知症

若年性認知症とは、64歳以下で発症する認知症を示します。
発症してもなかなか気付かず、仕事の疲労やうつ症状、更年期障害などを考えて、
診断が遅れる可能性が高いのが若年性認知症の特徴の一つです。

年齢を理由に気付かないケースが多い

例えば仕事に支障が出たり、生活面で困ることがあったりしても、
年齢が若い事を理由に「若いのだから何でもないだろう」と認知症に気付かない人がほとんどです。

女性よりも男性がなりやすい

若年性認知症は、女性よりも男性がなりやすい認知症です。
発症年齢は平均51歳といわれて、圧倒的に多いのが脳血管性型とアルツハイマー型の2つです。
中には、アルコール性の認知症もあります。

症状が目立つようになってからようやく診断される事も

若い人ならばその多くが仕事をしていたり、家事なども行っていたりします。
そのため、たとえ認知症を発症しても、すぐに分かるだろうと高をくくっている人が多いようです。
しかし実際のところ、若年性認知症の診断は遅れることが珍しくありません。
症状がかなり目立つようになってから、ようやく診断されることもあります。

若年性認知症の症状と特徴

記憶障害や見当識障害がおきる

若年性認知症の特徴としては、初期に記憶障害や見当識障害が挙げられます。
もの忘れが見られるようになり、仕事で大事な予定を忘れてしまうなどの症状が見られるでしょう。
忘れたことを指摘されても、本人は予定を組んだこと自体を忘れてしまっています。
そのため、「あっ、忘れてしまった」と思い出すことができません。

もの忘れの症状は予定だけでなく、その日の日付を忘れてしまったり、
自分がいる場所がどこかが分からなくなってしまったりするケースもあります。

同時に複数の事を考えられなくなる

また、記憶障害の1つと考えられますが、一度に複数のことを考えられなくなります。

部屋が散らかったままになる

片付けていた場所が分からなくなり、部屋が散らかったまま放置されることもあるようです。

計算が出来なくなるなど、日常生活に支障が出る

さらには計算ができなくなったり、買い物で小銭を出せなくなったり、車のブレーキが遅くなって危険な運転に遭ってしまうこともあります。

若年性認知症への対応方法

本人に若年性認知症を告知すべきかどうか

若年性認知症と診断されたときに、本人に告知するかはとても難しい問題です。
まだ仕事をしている本人に伝えれば、精神的な打撃はとても大きいでしょう。
例えばうつ症状になりやすい人なら、その症状が悪化することもあります。
しかし理解力が残っている場合は、本人の希望する治療法を選べるというメリットもあります。
そのため、家族がサポートして一緒に治療を進めていくとよいでしょう。

物忘れや迷子の対策方法

もの忘れの対策としてカレンダーを用意し、そこに日付から予定を書き込むようにします。
また迷子の対策には、連絡先の住所や電話番号を書いた紙を服の裾やカバンにつけておくと良いでしょう。

若年性認知症の予防と改善策

周囲の人が勧めて、早めの受信を促しましょう

若年性認知症の予防は、早期発見と早期治療が重要となります。
高齢者が対象の他の認知症と比較すると、若年性認知症は進行が早い認知症です。
早期発見ができることで、症状の進行を遅くすることができるでしょう。

ただし若年性認知症は、本人が自覚して「おかしい」と気付くことはほとんどありません。
そのため、家族や同僚、友人などが受診を勧めるしかありません。

生活習慣の見直しで予防できる種類の認知症もある

脳血管性やアルコール性の認知症は、生活習慣の見直しで予防できます。

リハビリを行う

発症後の改善策としては、進行を遅らせるためにリハビリを行いましょう。
音楽を聴いたり自分で歌ったり、声を出して本を読んだり。
簡単な計算もリハビリになります。
焦りすぎず、本人にとって負担にならない程度に行うことが大切です。

 

アルツハイマー型認知症とは

女性に多く見られ、脳の萎縮が加速する

アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、全体の約50%を占めています。
発症者に多く見られるのは女性で、脳の神経細胞が減少・変化することにより脳自体が縮小することで発症します。
もちろん、健康な人でも年齢が進むにつれて、脳は少しずつ萎縮するものです。
しかしアルツハイマー型認知症になると、萎縮の早さが全く違います。

アルツハイマー型は認知症の中でも特に割合が増加中

さらに他の認知症は患者数が横ばいなのに対して、アルツハイマー型は増加の一途をたどっているのです。
その原因は、脳に特殊なたんぱく質「アミロイドβ」が溜まることで神経細胞が破壊され、機能が低下することだと考えられています。

アルツハイマー型認知症の症状と特徴

アルツハイマー型認知症では、具体的に以下のような症状が見られます。

症状1. 重度の記憶障害

年齢を重ねると物忘れが見られるようになりますが、アルツハイマー型の物忘れはそれとは全く別物です。
例えば、少し前に友人と会って話をしたとしましょう。
年齢による物忘れなら、その会話の一部を忘れる程度です。
何かヒントを出せば思い出せるでしょう。
しかしアルツハイマー型認知症の場合は、会ったこと自体を忘れてしまいます。
そして、いくらヒントを与えても思い出すことができません。

症状2. 実行機能障害

例えば今まで頻繁に行っていた料理の手順がわからず、どんな食材や調味料を使うのかといった判断力が低下します。
その他、季節に合わせた洋服を選べなかったり、部屋の片づけができなかったりする場合もあるでしょう。

症状3. 見当識障害

見当識とは時間や場所、自分自身や周囲をきちんと認識することです。
アルツハイマー型になると、この見当識が低下してしまいます。
突然自分が今いる場所がわからなくなって家に帰れなくなったり、日付が分からなくなったりするのです。
あるいは家の中にいても、トイレに行くだけで迷子になってしまうことさえあるでしょう。
症状が進行すると、自分の娘の顔さえ忘れてしまいます。

症状4. 失語

上手く喋ることができず、相手の言葉も理解できなくなります。

症状5. 失認

目の前のものが何であるかを認識できません。

症状6. 運動機能障害

進行するとやがて歩くこともできなくなり、寝たきりになってしまいます。

アルツハイマー型認知症への対応方法

次に、いざ発症した際の対応方法について触れておきます。

質問にはきちんと答える

何度も同じことを聞かれますが、その都度、きちんと答えてあげることが大切です。
「さっきも言ったでしょ」などと怒ることは避けましょう。
これが続くと、精神的な苦痛からうつ状態を招く可能性があります。

メモやカレンダーの利用

大切な予定や約束事をメモやカレンダーに記して、本人の目につくようにしておきます。

薬の管理

本人は飲んだことも忘れてしまうので、飲み忘れたり、逆に重複して服用したりすることも考えられます。
薬は家族が管理して正しく服用させましょう。

外出時に注意

外出時には付き添ってあげるのが理想です。
どうしても1人の時は、連絡先をわかりやすいところに付けたり、GPSを持たせたりすると良いでしょう。
また、近所の人に事前にお願いしておくと安心です。

アルツハイマー型認知症の予防と改善策

早期発見が重要

何といっても、アルツハイマー型認知症は早期発見早期治療が大切です。
物忘れを単なる年齢のせいと思わずに、少しでも異常を感じた場合は適切な医療機関を受診しましょう。
本人がそれと気づかない場合が多く見られますが、家族がきちんと説明して病院に連れて行ってください。

予防方法

予防のためには生活習慣を見直し、バランスのよい食事や十分な睡眠を心掛けることです。
特に昼寝は、アルツハイマー型認知症リスクを抑えることができるといわれています。

発症後の改善策

もし発症してしまったら、完治させることはできません。
しかし処方された薬を服用し、手先や身体を使って脳を刺激するとよいでしょう。
ただ、できないからといって家族が実の周りのことをすべてやってあげるのは避けてください。
自分でできることは任せることで、残存能力の低下を防ぐことができます。