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介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)とは 特徴と探し方

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)とは、常に介護が必要で自宅での介護が困難と認められた方を対象に、食事や排せつの介護、機能訓練などを行う入所施設です。費用に対してサービスが充実しているので、非常に人気の施設です。

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)とは

目次

基礎知識
サービス内容
サービス費用
よくある質問

基礎知識

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、こんなときに!

  • 主に寝たきりで常に介護が必要
  • 自宅では生活できない
  • 施設に入れたいけどあまり費用がかけられない

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の利用対象者は?

下記の条件に全て当てはまる方が対象となります

  • 原則として要介護(3~5)と認定された方
    40~64歳までの方については要介護状態となった原因が、16種類の特定疾病による場合が認定の対象となります。
  • 日常生活に常時介護が必要で、自宅では介護が困難な方(原則65歳以上)

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の費用は?

1日あたり、どのくらいかかるの?

要介護3の方が、多床室を利用した場合
img_sinfo_cost_exam

※その他、加算や日用品費などは別途かかります
※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成27年4月現在)に基づいて計算しています。
※上記はあくまでも目安の金額です。費用は時間帯(早朝・深夜)やサービス提供事業者、地域(市区町村)等によって異なります。
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある第1号被保険者は、自己負担割合が2割になります。
※ 公的介護保険制度外サービスの費用については一例であり、実際にかかる金額と異なることがあります。

 

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)はどうやって利用するの?

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)を利用するまでの流れ

1. まずは利用したい施設を探しましょう

img_sinfo_step1・担当のケアマネジャーに相談する

担当のケアマネジャーに、今の介護状況や困っていること、どんなサービスを 使いたいのかなど細かく伝え、要望に合う施設を探してもらいましょう。
サービス内容だけでなく、立地や周辺環境、利用料金などにも注意しましょう。

・自分で探す

ご自身で探す場合は、インターネットでの検索、または市区町村の窓口で 事業者の一覧をもらい、気になる施設に連絡してみましょう。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)を探す。

2. 見学に行きましょう

img_sinfo_step2条件に合う施設を見つけたら、まずは見学に行き、実際の施設の雰囲気や食事の内容を見たり、実際に利用している方やスタッフさんとお話して、利用者にとって適した環境であるかどうかを確認することが大切です。

施設によっては体験をさせてくれるところもありますので、迷ったら体験をしてみるのも良いでしょう。

3. 契約しましょう

info_check4見学して気に入った施設を見つけたら、事業者と直接契約を結びます。
契約時は「契約するときの注意点」に気をつけ、疑問に思うことは積極的に質問をしましょう。

 

契約時に必要なもの
  • 契約書
  • 契約者の戸籍抄本
  • 契約者の住民票
  • 契約者の印鑑証明、実印
  • 身元引受人の印鑑証明、実印
  • 契約金振込み証明書
  • 身上書
    (経歴、趣味、健康状態など)

※上記の流れは、サービス提供事業者やご利用者さまの状況によっても異なります

 

サービス内容

サービス例

日常生活の介護

img_sinfo_service01

食事、排せつ、入浴などのお手伝い

 

 

 

機能訓練

img_sinfo_service02

日常生活動作のリハビリテーション

 

 

 

 

健康管理

img_sinfo_service03

バイタルチェック(体温、血圧など)

 

 

 

 

レクリエーション

img_sinfo_service04歌や紙芝居など

 

 

 

 

1日のスケジュール

1日のスケジュールは以下のようになっています。

    • 起床・モーニングケア(着替え・排せつ・整容)
    • 離床介助・配茶
    • 朝食
  • 午前
    • 各種プログラム(入浴・リハビリ・サークル活動など)
    • ティータイム
  • 正午
    • 昼食
  • 午後
    • ティータイム
    • 各種プログラム(入浴・リハビリ・サークル活動など)
  • 夕方
    • 夕食
    • イブニングケア(着替え・排せつなど)
    • 就寝

img_sinfo_schedule※サービスの内容は、サービス提供事業者によって異なります
詳しくはご利用になるサービス提供事業者にお問い合わせください

注意点

  • 医療面は、健康管理や病気の予防、慢性の疾患の服薬管理は行われますが、医療処置が必要な場合は、通院または入院が必要となります
  • 入院が3か月以上の長期になった場合、退所となる施設が多いので確認が必要です

 

サービス費用

サービス費用計算式

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の利用費は、1日あたり=サービス提供費用+宿泊費+食費+その他(日用品費、各種加算など)です

img_sinfo_cost_calculations

※サービス提供費用は市区町村や事業者によって異なります。ここでの計算はあくまでも目安としてご利用ください

 

サービス提供費用一覧

要介護度 / 部屋タイプ ごとの費用一覧

要介護度 自己負担額(部屋のタイプ別)
従来型個室 多床室 ユニット型
要介護1 547円/日 547円/日 625円/日
要介護2 614円/日 614円/日 691円/日
要介護3 682円/日 682円/日 762円/日
要介護4 749円/日 749円/日 828円/日
要介護5 814円/日 814円/日 894円/日

※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成27年4月現在)に基づいて計算しています。
※上記はあくまでも目安の金額です。費用は時間帯(早朝・深夜)やサービス提供事業者、地域(市区町村)等によって異なります。
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある第1号被保険者は、自己負担割合が2割になります。

主な加算費用一覧

項目 自己負担額
準ユニットケア加算 5円/日
個別機能訓練加算 12円/日
専従常勤医師配置加算 25円/日
栄養マネジメント加算 14円/日
療養食加算 18円/日

※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成27年4月現在)に基づいて計算しています。
※上記はあくまでも目安の金額です。費用は時間帯(早朝・深夜)やサービス提供事業者、地域(市区町村)等によって異なります。
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある第1号被保険者は、自己負担割合が2割になります。

用語の説明

ユニット型

個室と共同スペースが合わさったタイプの居室のこと。個室のタイプは施設によって異なります。

 

よくある質問

Q.メリットとデメリットは?

◎メリット

  • 施設サービスの中では低額の費用で利用できる
  • 重度の介護まで受け入れてくれる

×デメリット

  • 利用希望者が多く、希望しても入所できない
  • 複数部屋の場合は、プライバシーが十分に確保できない

Q.医療行為はしてもらえますか?

A.医師や看護師など医療職員による処置を必要とするものは行えません

ひと言に「医療行為」と言っても内容は様々で、注射や点滴など医師や看護師による処置を必要とするものもあれば、バイタルチェックや爪切りなど介護職員でも対応可能なものもあります。
ご利用の際は、被介護者の介護状況(医療行為の必要性など)を含めて、担当のケアマネジャーあるいは施設に問い合わせて確認しましょう。

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Q.退去条件はありますか?

A.入所中に3か月以上の入院が必要となった場合、または医療職員による医療行為が必要となった場合は退去を命じられることがあります

入所中に状態が悪化して医療行為(医療職員によるもの)が必要になった場合、施設によっては退去を命じられる場合があります。また、医療機関への入院が必要になった場合も、3か月以上にわたる長期入院となった場合も原則退去しなければなりません。

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サービス提供事業者を選ぶときに確認すべき点は?

A.ご利用前とご利用中に下記のポイントを確認しましょう

立地、施設の雰囲気について

info_check1

  • 立地条件が希望に合っているかどうか
    ー家から近い(家族が会いにいきやすい など)
    ー環境が良い(緑が多い など)
    ー近くに日用品を購入できるスーパーなどがある
  • 衛生的な施設かどうか(掃除、消毒など)
  • 快適に生活できる施設かどうか(明るさや室温など)
  • 車いすの移動などに配慮したスペースがあるかどうか
  • 介護度が上がった場合、施設内転居ができるかどうか
  • ご利用者さま同士の共有空間があるかどうか

 

施設や職員の雰囲気について

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  • 職員の人柄(話し方、対応など)に好感をもてるかどうか
  • 職員の保有資格、または経験年数がどのくらいあるか
  • 職員と実際に利用している方のコミュニケーションが良好かどうか
  • 実際に利用している方同士のコミュニケーションが良好かどうか

 

サービスについて

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  • 食事について
    ー食事の内容、味が良いか
    ー個人に合わせた対応をしてくれるか
    (例:糖尿病食、きざみ食、おかゆ など)
    ースタッフがどこまでしてくれるのか
    (例:自立支援のため、できる範囲はご利用者さま自身で行うなど)
  • レクリエーションについて
    ーご利用者さまの趣味や嗜好にあったものがあるか
    ー利用料がかかるのか、かかるとしたらいくらか
    ー頻度はどのくらいか(定期的に行われているか など)
  • 病気など状態に変化が起きたときはどのような対応をしてくれるのか
  • 終末期のケア(ターミナルケア)は対応してくれるのか
●契約について

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  • サービス内容や料金についての説明があるかどうか
  • 苦情の受付についての説明があるかどうか
  • キャンセルの際の対応や料金の説明があるかどうか
  • 契約書、重要事項などの説明があるかどうか