介護の不安を解消できる「安心介護」
専門家に無料で相談

投稿から検索

お泊りデイサービスとは 費用と利用の流れ

お泊りデイサービスとは

お泊りデイサービスとは、通所介護であるデイサービスを利用した利用者がそのまま宿泊できる介護サービスのことです。日中のデイサービスが介護保険に基づいて提供されているのに対して、お泊りデイサービスは介護保険が適用されません。

そのため、以前は設備や職員の基準などに関する定義はなく、各事業所に一任されていました。例えば利用料や部屋の広さはもちろん、防火対策なども事業所によってバラバラだったのです。

そんな中、2015年4月にようやく厚生労働省からお泊りデイサービスに関する国のガイドラインが発表されました。

これによって、介護職員や看護師を常時1名以上設置するなどの人員基準のほか、宿泊室の設備基準、さらにはスプリンクラーの設置も義務化。安全性が高まりました。

現在、お泊りデイサービスの利用者は、「特別養護老人ホームなどの介護施設に入所を希望しているものの、施設に空きがない」という方がほとんどです。中には月単位で利用している人もいます。

お泊りデイサービスの費用

宿泊費用はすべて自己負担となり、その費用は各事業所によってバラバラです。

相場としては、1泊あたり1,000円~3,000円ほどとなるでしょう。これに、食事代として1,000円前後がプラスされます。

また、日中のデイサービスには介護度による費用の違いがあるため、1泊した場合の総費用は介護度が重い人ほど高くなります。

例えば通常規模型のデイサービスを6時間以上7時間未満まで利用した場合の費用は、要介護1の人の場合は572円なのに対して、要介護5の人は988円となります。

※厚生労働省「介護報酬の算定構造」(平成30年4月現在)に基づいて計算しています。
※上記はあくまでも目安の金額です。費用は時間帯(早朝・深夜)やサービス提供事業者、地域(市区町村)の区分などによって異なります。
※上記の費用は、自己負担割合が1割の場合です。一定の所得がある方は、所得に応じて自己負担割合が2割または3割(*1)になります。 

(*1)平成30年8月から

これに、それぞれ宿泊費と食事代を加算。月単位で利用した場合、安く見積もっても30,000円ほどかかります。

お泊りデイサービスの探し方

お泊りデイサービスを利用したい場合には、次のような手順で事業者を探しましょう。

・ケアマネジャーにお泊りデイサービスを利用したいことを告げて、紹介してもらう。
・インターネット検索で事業者を見つけ、ケアマネジャーにその事業所を利用したいことを伝え、手配してもらう。
・お泊りデイサービス協会などの、各団体から情報を取得する。

>>通所介護(デイサービス)とは 特徴と探し方

お泊りデイサービスの利用の流れ

お泊りデイサービスは、日中のデイサービスを利用することが条件となります。

そのため、まずはデイサービスを利用するための手続きを経て、「介護が必要である」という介護認定を受けなければなりません。

その流れは以下の通りです。

1)市町村の介護保険窓口や地域包括センターに相談する。
2)ケアマネジャー(介護支援専門員)が申込者の自宅を訪問し、心身の状態などを調査。同時に、主治医に意見書を書いてもらいます。
3)介護認定審査会によって、訪問調査の結果と主治医の意見書をもとに介護度を決定します。
介護度は「要支援1~2」「要介護1~5」となり、介護度によって受けられる介護サービスの内容が異なります。
4)ケアマネジャーがケアプランを作成します。

>>要介護認定、認定調査の手続きと流れ

ここまできて、初めてお泊りデイサービスの利用条件である「デイサービスの利用」が実現します。

あとは、利用するデイサービスにお泊りデイサービスの利用を申し込むだけ。あらかじめ、ケアマネジャーにお泊りデイサービスも提供している事業所を紹介してもらうとよいでしょう。