介護の不安を解消できる「安心介護」専門家に無料で相談

安心介護トップ > 共感広場 > 介護をふりかえって

会員登録

ログインはこちらから

共感を新規投稿する

2019年06月26日 15:25

投稿者

その他 ojityann さんの投稿 ゴールド会員

介護対象者の続柄:実父

認知症の有無:あり

要介護度:要介護5

介護状況:過去に介護をしていた

診断名:硬膜下血腫からの認知症

入院体験 理学療法士の仕事

入院した病院は、リハビリに力を入れています。術後2日目にはリハビリが始まりま
した。2日目の朝「おはようございます」元気な声のお嬢さんがやってきました。
「今日からリハビリを始めます」「えっ!」やっとトイレまで行けるようになった
ばかりです。お嬢さんの次の言葉が私の心を捉えました。「水切りを検索しましたよ」
病院職員の誰かが気付いて教えたのでしょう。話は続きませんでしたが、理学療法
士のお嬢さんとの距離は一気に近づきました。これからリハビリを担当する相手の
事を知ろうとする態度はその後も感じられました。相手をその気にさせる話術も若い
のにお見事です。仕事を超えた喜びを見い出しているのも感じられます。便失禁や
導尿が必要で、何も食べられない私ですが、リハビリは医師の指示なのでした。
今回の入院では、辛い面もあるリハビリでしたが、唯一、楽しい時間になりました。
リハビリは1日2回行います。多少不調でも、私は乗せられて頑張ります。リハビリ
専用の部屋はとても広く、様々な器具が用意されています。患者がそれぞれのレベ
ルで頑張っています。階段を上り下りする人、歩行練習をする人。布団から上手に
寝起きするための練習や、キッチンで、料理の練習をする人もいます。
その設備を見ただけで、リハビリの意味が少しは理解できます。健康とは、自分が
健康であるかないかを意識しない状態のことかも知れないと思いました。
当然ですが、リハビリは無理強いはしません。できなくても、それを責めません。
高齢や病気で、様々なことができなくなって、それを責められたら、誰でも悔しい
でしょう。支配するのではなく、あくまでも、やる気を引き出すように励まします。
家族介護では、励まし過ぎたり、気持ちを押し付けたりしがちになってしまいます。
怒りは、自分の身を守るための感情で、全ての人に備わっている心の動きですから
なくすことはできません。人は強制されたり、指示されるのは好きではありません。
まして、介護者がイライラして、勢いにまかせて攻撃や非難を受ければ、当事者は
誰よりも傷つきます。殴らなくても、相手をの心を傷つけるような嫌味を言うのも
虐待に当たるのは、誰でも知っています。これをある程度コントロールできないと、
介護もリハビリもうまくゆかないでしょう。やはり、介護は難しい仕事です。
今回の入院で、過去最悪の事態を経験した私は、自信を失い卑屈になっていました。
医師や看護師さんの患者に対する接し方や言葉に敏感になりました。元気な側の正
論が、私を不穏にするわけです。その中で、患者を理解しようとする態度に、私は
救われる気がしました。やはりプロの仕事は経験と伝統に支えられているのでした。
今回も専門家に助けられました。家族介護者の一番の役目は、要介護者の心の支え
になることです。様々なサービスを利用しながら、自分流の介護方法を見つけ出し、
少しでも介護生活の中に楽しさや充実感を見出してほしいと思います。
応援コメントを贈る
専門家 会員から
4 の共感コメント
とじる

※ 会員登録する前に、利用規約個人情報保護方針をご確認ください。

既に会員の方はこちらからログインください。